播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

2018-01-01から1年間の記事一覧

アメリカ軍の食料:MREレーション(後編)

MREの個包装の中身 前の記事(https://dfm92431.hatenablog.jp/entry/2018/05/27/060450)ではMREレーションが12個納められた段ボール箱について紹介しましたが、今回は段ボール箱の中身、個別のMREレーションを紹介します。 MRE個包装の表面には、内容物が…

兵庫県宍粟市の東山(1015.9m)

最近は最高気温が25度を超える日が続いていますが、25度でも暑がりの私には厳しい。 というわけで、標高が高くて涼しい1000m級の山へ行くことにしました。 行き先は、兵庫県宍粟市の東山(ひがしやま)。 車で標高700m弱まで上がれるうえ、登山道がよく整備…

アメリカ軍の食料:MREレーション(前編)

注:戦闘糧食の意味で日本語では「レーション」という言葉が使われていますが、「ration」は本来「ラション」と発音されるものです。しかし、「レーション」という誤った読み方が広まりすぎており、「ラション」と表記しても誰にも「レーション」のことだと…

素朴で美味しい乾パン:カニヤ 本格派カンパン

購入の経緯数十年前ですが、私が子供の頃は何故か一斗缶に入った乾パン(陸上自衛隊用)が家にあって、おやつ代わりに食べていました。それが妙に美味しかったことをよく覚えています。それから何十年も経ったある日、海上自衛隊に乾パンを納入している会社…

兵庫県宍粟市一宮町の宮山(514.4m)

今週末は予定がなく暇ですが、日曜は天気が悪そう。 出かけるなら本日が良いのですが、天気予報では気温が高くなるとのこと。 それなら涼しそうな山に登ろうと考え、宍粟市一宮町の宮山(みやま)に行くことにしました。 ここは登山道が植林の中で、山頂も木…

室内で遊べる高性能ドローン:TELLO

購入の経緯 山歩きの際に、普通では撮れないアングルから写真を撮るのに「Mavic Pro」というドローンを使っています。 ドローンの操縦技能が衰えないようにするため、パソコン上で動作するフライトシミュレータも持っていますが、やはり画面の中では「失敗し…

特別企画展「線路はつづく」@兵庫県立歴史博物館

昨日は兵庫県立考古博物館の特別展「兵庫山城探訪」(https://dfm92431.hatenablog.jp/entry/2018/04/29/155420)を見ましたが、今日は我が家のすぐ近くにある兵庫県立歴史博物館の特別企画展「線路はつづく」に行ってきました。 ▲兵庫県立歴史博物館前にあ…

特別展「兵庫山城探訪」@兵庫県立考古博物館

私の山歩きの目的は展望を楽しむことですが、展望の良い場所には戦国時代の山城跡が残っていることが時々あります。山城は街道や河川、海を見張り、人や物の動きを常に監視し、敵の接近を早く知るために山の上に築かれたわけですから、展望の良い場所にあっ…

兵庫県高砂市の竜山(92.4m)

先日、たつの市の鶴嘴山で出会ったハイカーさんにお勧めされた竜山(たつやま。兵庫県高砂市)に行ってきました。 竜山は日本三奇の一つ「石の宝殿」がある生石(おうしこ)神社の南の山です。 というわけで、石の宝殿を見物してから竜山に上ることにしまし…

スマホやタブレットでテレビを見るためのアプリ:Media Link Player for DTV

重要 この記事で紹介しているアプリは、2021年6月30日をもって販売終了となりました。 本日紹介するのは、自宅の無線ネットワーク圏内でAndroid端末やiOS端末を使ってテレビ番組を視聴したり、録画機器の動画を端末に保存して、場所を問わずに視聴するための…

兵庫県たつの市の鶴嘴山(263.0m)

本日は、標高が低いため手軽に歩けるのに展望は良好で、なおかつ道がイワイワしているという、私好みの山である鶴嘴山(つるはしやま)に行ってきました。 場所は兵庫県たつの市です。 鶴嘴山には、天然記念物の「觜崎(はしさき)の屏風岩」があります。 ま…

ドローン用ラッピングフィルム:WRAPGRADE

購入の経緯 DJI社製のドローン「Mavic Pro」を使っていますが、標準状態のMavic Proは軍用機っぽい色になっています。 ▲標準状態のMavic Pro 見た目はかっこいいんですが、山でMavic Proを飛ばす時はその機体の色が問題になります。 操縦者から機体を見た時…

兵庫県姫路市の伊勢山(反時計回りに周回)

本日は、兵庫県姫路市北西部の伊勢山に行ってきました。 伊勢山の見所は、三角点伊勢山ピークの西にある岩屋山の「神座の窟(しんざのいわや)」と呼ばれる岩窟。 一般的には時計回りで周回される伊勢山ですが、時計回りだと最初にその岩窟を見て、後は展望…

兵庫県姫路市の増位山に砥堀駅から登る

姫路市の増位山に登るルートとしては、随願寺の西にある南北の尾根をたどる「西尾根ハイキングコース」と、随願寺の東を南北に走る、増位山のある尾根を通る「東尾根コース」、北のキャンプ場から登るルートの合計3つが一般的です。 以前、とある休日に増位…

姫路城十景(8):「名古山霊苑高台」

はじめに(このカテゴリー内の全記事共通) 私が住む姫路市には、世界に誇る文化遺産、姫路城が聳えています。 その姫路城の美しい姿を眺めるのにふさわしい場所で、「誰でも自由に行ける」「お城を取り巻く方向にある」という条件を満たす場所を1994年に姫…

兵庫県宍粟市の長水山(584.2m)

本日は、兵庫県宍粟市にある長水山(ちょうずいさん)に登ってきました。 標高は584.2m、山頂に長水城跡がある山です。 長水城址(ちょうずいじょうし)【所在地】宍粟市山崎町五十波(いかば) 市街地より北西に約5キロ、五十波地区と宇野地区に跨りそびえ…

カップヌードル型チタンクッカー

購入の経緯 今回紹介する山道具は、山道具屋さんの店内をブラブラしていたとき、何を血迷ったか衝動買いしてしまった製品です。 それは、日清のカップヌードルに特化したクッカー。 しかし、大きな問題があります。 正直なところ、私は山でカップ麺を食べな…

兵庫県赤穂市の尼子山(259.2m)

本日は、兵庫県赤穂市にある尼子山(尼子山城跡)に登ってきました。 尼子山は山頂に巨岩があって、麓からでも非常に目立った山容をしています。 ▲対応する地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「相生」。 08:50 姫路市街の自宅を車で出発。 姫路南…

兵庫県姫路市の庄山城跡

警告 今回紹介するルートは、一部の区間で道が分かりにくいところがあります。 GPSとコンパス、地形図を使わないと、道迷いの心配やルートの誤りによる時間超過の恐れがあります。 山歩きの初心者の方や、経験者であっても整備された山しか歩かない方、ナビ…

兵庫県姫路市香寺町の恒屋城跡

本日は、4度目の恒屋(つねや)城跡歩きを楽しんできました。 恒屋城 【城史】恒屋城の築城について『播磨鑑』は「恒屋肥後守(伊賀守)光氏が長禄2戊寅年(1458)之を築く」とある。光氏は、北垣聡一郎氏の引用した『恒屋の里』『播磨古城記』によると城主…

兵庫県神河町の氷瀑:扁妙(へんみょう)の滝

本日は、兵庫県神河町にあるグリーンエコー笠形へ行き、毎年この時期に凍結して新聞に紹介される扁妙(へんみょう)の滝を見物することにしました。 ▲凍結した扁妙の滝と見物客 ▲対応する地形図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「粟賀町」(谷間の…

ひめじSubかる☆フェスティバル2018

本日は、姫路城前にある大手前公園で開催された「ひめじSubかる☆フェスティバル2018」に出かけてきました。▲ひめじSubかる☆フェスティバルの会場となる大手前公園の様子イベント名称: ひめじSubかる☆フェスティバル2018開催日: 2018年2月4日(日)会場: …

姫路城 冬の特別公開:折廻り櫓 内部公開

本日は、2018年2月の間だけ期間限定で公開される姫路城・折廻り櫓(おれまわりやぐら)を見に行ってきました。 ▲折廻り櫓の位置(備前丸で撮影)矢印が指しているのが折廻り櫓 イベント名称: 折廻り櫓 内部公開 期間: 2018年2月1日(木)~2月28日(水) …

兵庫県姫路市の小赤壁

最近の週末は風邪で寝込んでいたり、用事があって出かけられなかったり、今日は曇り空で薄暗く、木々に覆われた山道は暗くて爽快感を味わえそうもないため、山歩きに行く気になりません。 というわけで、この週末は山歩きの記事を掲載しようと思っていたのに…

コストコのM&M'S等に最適?:スナック ディスペンサー

本日紹介するのは、コストコで売られている巨大な袋入りM&M'S(いわゆるマーブルチョコ)を簡単に食べられるようにするためのオモチャです。 ご存じの方も多いと思いますが、コストコのM&M'Sは巨大な袋に約1.6kgが入っており、その袋から直接食べると減り具…

山で便利な小型テーブル:フィールドホッパー ST-630

購入の経緯 山歩きの際、山頂などの見晴らしの良い場所で食事をするのが私にとっての楽しみなのですが、展望の良い場所が食事に適した環境とは限りません。 特に困るのは、平らな空間が少ない場合です 自分が座ったり荷物を置く場所は平らで無くても良いので…

兵庫県たつの市の城山城(きのやまじょう)跡縦走

注意 今回の山行で歩いたルートは大半が明確な道ですが、前半の一部で道が不明確なところがあります。下山に利用したコースは、足場の悪い区間が長く続きます。歩行距離は比較的長めで、累積標高差も大きい(アップダウンが多い)です。詳細は、文末のグラフ…