播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

兵庫県宍粟市の東山(標高1015.9m)(尾根コース往復)

概要

まだ4月なのに最高気温は25℃を超え、日差しはまるで夏のようです。
暑がりの私にとって、この暑さで姫路市南部の低山を歩くと娯楽であるはずの「山歩き」がただの苦行になってしまいます。

ということで、標高の高い山に出かけることにしました。
薮や蜘蛛の巣、虫も鬱陶しいので、行き先はきちんと登山道が整備された東山(宍粟市)。

「老朽化で建て替えられた展望台を見てみたかった」というのも、東山を選んだ理由です。


▲東山山頂の展望台

行程は次の通り。
(1)フォレストステーション波賀の「メイプルロード2号線」終点に車を置く
(2)メイプルロード2号線~東山尾根コースで山頂へ
(3)往路をそのまま引き返して下山

一般的なルートをピストンするだけの単純な山行ですが、だからこそ暑くても簡単に歩けます。


▲対応する地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「音水湖」(緑色の軌跡は自動車で移動した区間)


▲カシミール3Dで作成したルートの断面図

姫路市街から登山口へ

09:00
姫路市街の自宅を車で出発。

国道29号線を北上し、中国道の山崎インターを過ぎておよそ18kmの場所にある「谷橋(たにばし)」交差点(三叉路)を右折します。
ここには「フォレストステーション波賀→6km」の案内標示もあります。

「谷橋」交差点から5.5kmほど走ると峠を越えますが、その直後に出会う三叉路(「フォレストステーション波賀 東山温泉」→」の道標がある)を右折。

小さな峠のような坂を越えてすぐ左手に見える丸い建物が東山温泉メイプルプラザです。

メイプルプラザを左に見ながら通り過ぎてすぐの交差点を左折したところには、お手洗いのある大きな駐車場があります。


https://maps.app.goo.gl/79s3ZDA636mAud2o6
▲メイプルプラザ前の駐車場の位置

10:25
メイプルプラザ前の駐車場に到着(地図中「駐車場(お手洗い)」)。
ここでお手洗いを借りました。

駐車している車の数が多いし、マラソンのゴールのようなものまで設置されています。
どうやら、トレイルランニングのイベントが行われているようです。


▲駐車場の様子(右奥の建物がお手洗い)

再び車に乗り込み、駐車場から北へ車を進めると200mほどでコテージ村が右側に見えてきます。

コテージ村を右に見ながら通り過ぎ、そこからさらに道なりに500mほど進んだら、「メイプルロード2号線」が右へ分岐する三叉路に出会うので、それを右へ(地図中「メイプルロード2号線分岐」)。


▲この分岐を右に入る(直進するとオートキャンプ場に入ってしまう)

駐車場から三叉路までは1~1.5車線幅しかありません。

そんな中途半端に狭い道で、何台もの車とすれ違いました。
そのままではすれ違えないため、カーブで広くなった部分を利用したり、路肩にはみ出したりして対応しましたが、大きな車どうしの場合は厄介かもしれません。

1車線幅しかないメイプルロード2号線では、1台も車と出会いませんでした。


▲メイプルロード2号線の様子

1車線幅のメイプルロード2号線を進むこと約500m、小さな小屋が見えてきたらメイプルロード2号線の終点(尾根コース登山口)です。

10:35
登山口手前の小屋脇に車を置きました(地図中「P」)。


▲車を置いた場所の様子


https://maps.app.goo.gl/7teQ8YEAgkjsWL1c7
▲駐車地点の様子

登山口から山頂へ

10:41
準備が整ったので出発。
宍粟市が設置した標柱が立つ登山口から入山します。


▲尾根コース登山口

ガレた道を進むと、すぐに分岐に出会いました。
左が尾根コースで、右は遊歩道1号線です。

遊歩道1号線の方には「通行止め」のプレートが設置されています。
書かれている文章を読むと、崩落個所があるため通行が禁止されているとのこと。

もともと尾根コースを歩くつもりにしていたのでここは左へ。


▲遊歩道1号線と尾根コースの分岐(直進は遊歩道1号線で通行止め)(遊歩道1号線を塞ぐテープは本日のトレランイベント用で、通常は張られていません)


▲遊歩道1号線は崩落のため通行止め

登山道は砂利が敷き詰められた道になっていますが、これは本来ウッドチップで舗装された遊歩道でした。

表面のウッドチップが剥がれ、下にあった砂利が露出したようです。


▲砂利に覆われた登山道(写っているのはトレイルランナーさん)


▲もとはウッドチップに覆われていたことが分かる(左下1/4はウッドチップが剥がれており、他の部分には残っている)

この後も何度か通行止めの林道と尾根コースの登山道の分岐に出会いますが、いずれも正しい方向を示す道標と、林道には「立ち入り禁止」のプレートが設置されているため間違える心配はないでしょう。

主稜線に出たら、新緑の中の明るい道になりました。


▲稜線上は雰囲気抜群

10:59
929.0m三角点ピークを通過(地図中「四等三角点:上東山」)。

ここにはベンチとテーブルがあり、小休止ができるようになっています。
日差しを遮るものが無いため、暑い時期はここで休憩するのは無理があるかな。


▲四等三角点(点名:上東山)周辺の様子

ちなみに、ここから北東へ延びる尾根をたどると高野峠に行けます。
2010年の記録ですが、高野峠から東山を往復した時の記事を紹介します。

11:03
遊歩道1号線が右に分岐する地点を通過(地図中「遊歩道1号線分岐」)。
こちら側にも通行止めのプレートが立っていました。

遊歩道1号線には入らず、稜線上をまっすぐ進みます。


▲遊歩道1号線が右へ分岐する場所の様子(分岐の入口に通行止めのプレートがある)

ここまでは道の両側が自然林の明るい道でしたが、ここからは道の右側が植林になりました。


▲遊歩道1号線分岐から先は、右が植林になる

稜線上は基本的になだらかなアップダウンばかりの歩きやすい道ですが、一カ所だけやや急な、ガレた上り坂があります。


▲尾根コースはなだらかで、最も急な坂でもこの程度(写っているのはトレイルランナーさん)

場所によっては、両側が植林のところもありました。


▲道の両側が植林の場所もあった(写っているのはトレイルランナーさん)

11:23
空が開けた場所に出ました。
林道と登山道が交差している場所です(地図中「林道交差点」)。

今日のトレランイベントでは林道がコースになっているらしく、登山道がテープでふさがれていますが、気にせずテープをまたいで直進。


▲トレイルランナーさんは林道へ、ハイカーはテープをまたいで直進(道を塞ぐテープは本日のトレランイベント用で、普段は張られていません)

林道が登山道から左へ離れて間もなく、下の画像の場所に出会います。

稜線上をまっすぐ進みたくなりますが、道標に従って右寄りに進むのが正解。


▲道標に従って尾根の中心から右へ離れる

すると「頂上まで200m」の道標が立つ丁字路に突き当たるので、そこを左折します。


▲道標に従って丁字路を左折

山頂(昼食)

11:30
二等三角点標石(点名:上野)が埋設された、東山の山頂に到着しました(地図中「東山」)。

老朽化して立ち入り禁止になっていた木造の展望台は、建て替えられています
形状は前の展望台と同じで、展望台に取り付けられていた展望図も再利用されているようです。


▲東山山頂の展望台

参考のため、建て替えられる前の展望台の写真を載せておきます。
建て替えの前後で形が変わっていないことがお分かりいただけるでしょう。


▲参考資料:2018年6月に撮影した展望台

展望台からの眺めについては、過去に展望台の上で撮影した全天球パノラマがあるので、それを紹介します。
※パノラマ画面左上のリストで「東山山頂(山名表示)」を選択すると、見えている山の名前が表示されます)


https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/higashiyama20121021/virtualtour.html
▲東山山頂の展望台で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2012年10月21日)

ドローンを使って山頂上空で全天球パノラマも撮影したこともありますので、こちらもどうぞ。
※パノラマ画面左上のリストで「東山山頂空撮(山名表示)」を選択すると、見えている山の名前が表示されます)


https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/higashiyama_aerial20180602/virtualtour.html
▲東山山頂でドローンを使って撮影した空撮全天球パノラマ(撮影日:2018年6月2日)

この山頂で頂く本日の昼食は、Outdoor Kitchenの「きのこのペンネ」に無印良品のパスタソース「ポモドーロ」で味を付けたものがメインディッシュ。


▲本日の昼食のために用意した食材

飲み物は、Vintenseの美味しいノンアルコール赤ワインです。


▲本日の飲み物

調理に使用するのは、ストームクッカーSのブラックバージョン。
熱源はトランギアのアルコールストーブです。


▲ストームクッカーSでパスタを調理する様子

完成した昼食はこちら。


▲完成したパスタと、グラスに入れたノンアルコール赤ワイン

私が使っているワイングラスは、20年近く前にアメリカから購入した樹脂製のアウトドア用品です。

夏のように日差しがきつかったので、展望台の下の日陰で昼食を頂きました。

食後のデザートは、缶入りのカップケーキ。
バックパックの中で押しつぶされることが無いので、山歩きにピッタリです。


▲デザートは「どこでもスイーツ缶」のカップケーキ

下山

12:54
展望と食事が満喫できたので、下山開始。
往路をそのまま引き返します。

下る途中、登って来る何組ものハイカーさんとすれ違いました。
お昼ご飯を食べてから登っているのかな。

登りでは気づきませんでしたが、遊歩道1号線の分岐近くで何かの標石を見つけました。

一文字目が「西」であること以外何も読み取れません。


▲遊歩道1号線分岐近くにあった標石(風化しており文字は判読不可能)

13:34
駐車地点に到着。

国道29号線を南下し、15時頃自宅に着きました。

交通アクセス

フォレストステーション波賀まで運行している路線バスなどの公共交通機関はありません

自家用車で行くのが一般的です。
冬の東山ではスノーシューも楽しめますが、当然のことながらそのような時期は路面に積雪があったり凍結したりします。冬季はノーマルタイヤの車で出かけないでください

メイプルプラザに宿泊する場合は、神姫バスの「谷橋」バス停まで送迎バスが来てくれます(要事前予約)。コテージに泊まる方や日帰りの方は送迎バスの利用対象外ですので、ご注意ください。