播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

兵庫県姫路市の「夢前 蓮の花苑」

概要

今回は、(季節限定ですが)まだあまり知られていない姫路の観光スポットを紹介します。

この記事で紹介するのは、「夢前 蓮の花苑(ゆめさき はすのかえん)」。

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▲蓮の花苑の様子(奥はヤマサ蒲鉾株式会社の夢前工場)(撮影日:2019年7月20日)

施設名称: 夢前 蓮の花苑(ゆめさき はすのかえん)
所在地: 兵庫県姫路市夢前町置本327-16(ヤマサ蒲鉾夢前工場の北)
開園期間: 2019年度は6月1日~同年7月31日
      2020年度は6月11日~同年8月中旬
      2021年度は6月5日~7月31日
      2022年度は~7月31日
      2023年度は6月1日~7月31日(開花状況によって変更の可能性あり)
入場料: 無料
駐車場: あり
備考: 蓮の花苑内にトイレはありません。公式Webサイトによると、ドローンの飛行は禁止されています。三脚・一脚は、他の見学者に配慮して使用するよう案内されています。

兵庫県南西部では知らない人がいないと言える魚肉練り製品のメーカー「ヤマサ蒲鉾株式会社」が、同社の夢前工場すぐ北側に整備した広さ12,000平方メートルの場所で、6月から7月にかけて無料開放されます。

ヤマサ蒲鉾株式会社は、「かにつめ風かまぼこ発祥の地」だそうです。

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▲夢鮮館前に立つ看板(撮影日:2019年7月20日)

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▲工場入口に立つ巨大な蟹爪のオブジェ(撮影日:2019年7月20日)

蓮の花苑への交通アクセス 

姫路市街地から車で行く場合、夢前川の左岸を南北に走る県道67号線(姫路神河線)を北上します。
山陽自動車道の下をくぐっておよそ1.3km北へ進んだ所で道は左へカーブし、山富橋で夢前川を渡ってしまいますが、橋を渡らず、直進して夢前川の左岸(※)を北へ進んでください。※左岸は、川下の方を向いて川の中に立ったときに左側になる場所、右岸は右側になる場所です。

山富橋から川の左岸沿いに1.4km北へ進んだところに、ヤマサ蒲鉾株式会社の夢前工場があります。 

https://goo.gl/maps/xQje69saHY1wbDL68

公共交通機関を利用する場合は、JR姫路駅の北側(山陽電車姫路駅の南側)の神姫バスターミナル17番のりばから出発する2種類のバスが利用できます。

一つは系統番号が53の「前之庄(まえのしょう)」行のバス。ヤマサ蒲鉾の夢前工場入口の目の前にある「ヤマサ蒲鉾前」バス停で下車してください。

もう一つは系統番号が51または52の「前之庄」行のバス。こちらは夢前川の右岸を北上します。ヤマサ蒲鉾の夢前工場に行く際の最寄りバス停は「清水橋(しみずばし)」バス停で、そこから蓮の花苑まではおよそ600m。

https://goo.gl/maps/ZcYccWrxjewiZDaN6
▲51・52系統のバスが通る「清水橋」バス停から蓮の花苑へのルート

51・52系統のバスは53系統に比べて本数が多いですが、「清水橋」バス停はヤマサ蒲鉾の工場から少し離れているので、ちょっと不便。

路線バスを利用される場合は、事前に帰りのバスの時刻を調べておき、ヤマサ蒲鉾の工場からバス停までの移動時間を考慮しながら、蓮の花や後述する夢鮮館(ゆめせんかん)でのお買い物、工場見学などを楽しんでください。 

蓮の花苑の駐車場について

蓮の花苑の見学者用駐車場は、ヤマサ蒲鉾夢前工場の敷地にある直売施設「夢鮮館(ゆめせんかん)」前にあります。 

清水橋東詰にも、臨時駐車場が用意されています。

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▲夢鮮館(撮影日:2019年7月20日)

夢鮮館の隣には「雪彦温泉(せっぴこおんせん)」と名付けられた足湯もあります。

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▲足湯(撮影日:2019年7月20日)

蓮の花苑と夢前工場の間の道路に駐車している車も多いですが、ヤマサ蒲鉾さんが「お車でお越しの場合は夢鮮館前の駐車場をご利用ください。」と書かれた看板を設置されていますので、マナーを守れる方はその指示に従って本来の駐車場に止めて下さい。

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▲路上駐車の様子(本来は夢鮮館前に駐車しなければならない)(撮影日:2019年7月20日) 

駐車場から蓮の花苑までのルート 

駐車場の北東にある横断歩道あたりから、蓮の花苑への案内表示が設置されているので、それに従って歩いて下さい。 

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▲蓮の花苑への案内(撮影日:2019年7月20日)

途中で下の画像のような歩道に出会いますが、これはヤマサ蒲鉾さんがわざわざ設置してくれたものです。

左に見えている車道には歩道が整備されていないので、このような安全な通路があると、特に小さな子供さんを連れている方にはありがたいかも。

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▲蓮の花苑見学者用(?)の歩道(撮影日:2019年7月20日)

最後に階段を下って工場の敷地を出ると、蓮の花苑は目の前です。

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▲工場の敷地から出るための階段(撮影日:2019年7月20日)

夢鮮館前の駐車場からこの階段の下までは、距離が300mほどあります。

途中と最後に階段があり、バリアフリーにはなっていません。ご注意下さい。

蓮の花苑の様子 

蓮の花苑は大きな池があぜ道で区切ってありますが、さらにそれぞれの区切られた池の中に木道が通っていて、間近で蓮の花を楽しむことが出来ます。

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▲あぜ道から木道への入口(こういった場所が何カ所もある)(撮影日:2019年7月20日)

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▲蓮の花苑の木道の様子(撮影日:2019年7月20日)

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▲蓮の花(撮影日:2019年7月20日)

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▲蓮の花(撮影日:2019年7月20日)

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▲蓮の花托(撮影日:2019年7月20日)

蓮の花苑の様子は、以下の全天球パノラマでご覧いただけます。

木道にカメラを置いて撮影した「カエル目線」や、花の中で撮影した「蓮の花の中」(親指姫目線)のパノラマも撮影しています。
パノラマ画面左上のリストで切り換えてご覧ください。


▲蓮の花苑で撮影したパノラマ(撮影日:2019年7月6日)

ヤマサ蒲鉾株式会社夢前工場の楽しみ方 

ヤマサ蒲鉾の夢前工場では、春には芝桜、夏にはアジサイと蓮の花を無料で楽しむことが出来ます。


▲ヤマサ蒲鉾本社工場の芝桜(撮影日:2012年5月3日)

夢鮮館では、ヤマサ蒲鉾の各種商品を購入できますし、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられた「ちぃかまどっぐ(チーズかまぼこをアメリカンドッグのような衣で包んで揚げたもの)」の揚げたても食べられます。

また、工場見学やかまぼこ・ちくわ作り体験教室もあります。
(実施日時は決まっています。事前に各自でお調べ下さい。) 

「ヤマサ蒲鉾株式会社」公式Webサイト*1
http://www.e-yamasa.com/

工場見学については、過去にこのブログで紹介しました。
書かれている内容は当時のものですので、現在は内容が変わっているかも知れません。

dfm92431.hatenablog.jp

*1:ヤマサ蒲鉾株式会社Webサイトの利用規約により、トップページへのリンクしか張れません。工場見学などの情報は、トップページからたどってください。当ブログ管理人は、ヤマサ蒲鉾株式会社の関係者ではありません。不明な点などは、ヤマサ蒲鉾株式会社へ直接お問い合わせ下さい。