以前、ICOCA等の残高をパソコンでチェックするためのICカードリーダー「パソリ」を紹介しましたが、今回はその兄弟分のような製品を紹介します。
製品名:RELET(リレット) EV-10
メーカー:株式会社キングジム(日本)
サイズ:約85.5×54.0×4.5mm(カタログ値)
重量:電池込みで約21g(カタログ値)
電源:リチウムコイン電池 CR2025×2枚
定価:¥8,379(記事執筆時点での実売価格は6,000円台)
メーカー:株式会社キングジム(日本)
サイズ:約85.5×54.0×4.5mm(カタログ値)
重量:電池込みで約21g(カタログ値)
電源:リチウムコイン電池 CR2025×2枚
定価:¥8,379(記事執筆時点での実売価格は6,000円台)
この製品は、対応する一部のICカードに重ねて「ON」ボタンを押すだけで、液晶表示部にそのICカードの残高が4秒間表示されるというシロモノ。
機能はそれだけ。パソコンとの接続は出来ませんし、何か設定があるわけでもありません。
唯一の操作部分が「ON」スイッチで、唯一の開閉部分は電池収納部。それ以外はどこも押せませんし、どこも開きません(USBポートもありません)。
コイン電池では駆動時間が短そうに思えますが、メーカーサイトによると、1日1回残高の確認をして1年以上使えるとのことです。
使ってみると、こんな感じになります。
¥マークは液晶に表示せず、本体に印字しているため、液晶表示部には数字しか表示されません。
¥マークは液晶に表示せず、本体に印字しているため、液晶表示部には数字しか表示されません。
このRELETと一緒に、オプションのケースも購入しました(簡易なケースが本体に標準添付されているので、このオプションのケースを購入しなくても問題ありません)。
買ったのは型番:EVC2のネイビー(定価¥1,365)。これにRELETを入れると、下の写真のようになります。
ケースには穴が開いており、液晶表示部と「ON」ボタンだけが見えるようになっています。
ケースの外側、RELETのちょうど反対側にあたる部分にはICカード用のポケットが付いています。
このポケットにRELETで読み取りが可能なICカードを入れておけば、ケースを開いて「ON」ボタンを押すだけで、いつでもICカードの残高がチェックできます。
RELETとICカードが重なった状態でも、改札でのICカードの読み取りに問題は発生しません。そのため、ICカードはこのケースから抜き出して改札等にかざす必要はなく、ケースに入れたままで交通機関やショッピングに使用できます。
単機能なので操作は簡単。機能も必要充分。出先では、「このカードにはいくら入っているんだ?」という疑問さえ解決出来れば良いのです。
電子マネーの使用履歴を見たければ、自宅のPCにつないだICカードリーダーを使えば良いわけです。
電子マネーの使用履歴を見たければ、自宅のPCにつないだICカードリーダーを使えば良いわけです。
唯一の不満は、値段です。
ICOCAを定期券としても買い物の支払いにも使っている私は発売後まもなく購入し、RELETを便利に使わせてもらってますが、それでもこの価格は高いと感じてしまいます。
ICOCAを定期券としても買い物の支払いにも使っている私は発売後まもなく購入し、RELETを便利に使わせてもらってますが、それでもこの価格は高いと感じてしまいます。