播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

液晶画面やデジタル機器用保護シート:invisible SHIELDの付属品が変わるらしい

最近山道具の更新をしていないので、以前にも紹介していますが、再びinvisibleSHIELD(インヴィジブル・シールド)を紹介します。
(※山道具のページにアクセスしてくださる方が多いのに更新がないと申し訳ありませんし、invisibleSHIELDの付属品に変更があったので、それを紹介するという名目で新たな記事にしました。)

 

以前からデジタル機器本体や液晶画面の保護にinvisible SHIELDを使ってきましたが、iPod touch用のinvisible SHIELDのスペアを購入したところ、パッケージが以前の物と大幅に異なっていました。
というわけで、また新たな記事にすることにしました。

 

invisible SHIELDをご存じない方のために簡単に説明すると、invisible SHIELDとは、デジタル機器を保護するために機器の表面に貼る、透明で丈夫なフィルムのことです。

 

素材はポリウレタンで厚さは0.2 mm。うまく貼れば、まるで何も貼っていないように見えるため、「見えない」という意味の「invisible」という単語が名前に使われています。

 

貼っていることが分からないくらい綺麗に貼るために、invisibleSHIELDを貼る時は水貼りをします。
車のウィンドウ用フィルムを貼るときと同じです。
防水ではないデジタル機器に貼る時は、細心の注意が必要ですし、フィルムの形状とデジタル機器の形状はかなり正確に一致するので、フィルムを貼る作業は、かなりの精度を要求されます。

 

iPodなど、ケースに入れてしまうとせっかくのデザインが台無しになるような機器に最適です。
私は任天堂のDSi(ゲームをするのではなく、勉強用に使ってます)にも貼っています(液晶だけでなく本体全面を保護)。

 


▲新旧パッケージの比較(左が新型、右が旧型)表面

 


▲新旧パッケージの比較(左が新型、右が旧型)裏面

 

製品名:invisible SHIELD (インヴィジブル・シールド)
メーカー:ZAGG(アメリカ)
US価格:$24.99(iPod touch 2nd Gen 本体用+スクリーン用)スクリーン用のみの場合は$14.99

 

invisible SHIELDのフィルム自体は今までと同じですが、パッケージの形状と付属品が大きく変わっています。

 

今までのパッケージにはフィルムの他にスプレーとスキージー(ヘラ)が入っていましたが、新型のパッケージではスプレーの代わりに「液(車のガラスにフィルムを貼るときに使う、中性洗剤を混ぜた水)を染みこませたスポンジ」、スキージーの代わりに「クレジットカードのようなプラスチック板(割り引きクーポンにもなっており、次回注文時はカードに書かれているコードを入力すれば割り引きが適用される)」、さらに、フィルムを貼る前に機器を拭くためのクロスも入っていました。
このクロスは、フィルムを貼り付ける際に、余分な液を吸い取りながらフィルムを機器に押しつけるのにも使います。

 

注:この後に購入したものは、従来通りスプレーとゴム製のスキージーが入っていました。不思議に思ってZAGGに確認してみたところ、2009年9月現在、今回紹介するパッケージと、従来のパッケージをランダムに選んで発送している状態だそうです。将来、従来のパッケージ(スプレー仕様)は、今回紹介する新パッケージ(スポンジ仕様)に全て置き換わるとのこと。

 


▲新型パッケージに入っている物(左がフィルム、右はスポンジとカード、クロスが入った袋)

 


▲上の写真右側の袋の中身(左上がスポンジ、右上がスキージーとなるカード、下がクロス)

 

フィルムの貼り付け方は、パッケージ外箱の内側に印刷されています。

 


▲フィルムの貼り方は、イラストで説明されている

 

今まではスプレーで液を機械やフィルムにかけてから貼り付けていましたが、スポンジに変わったということは、スポンジの方が使い勝手が良いのでしょうか?

 

疑問になったので、すでにiPod touchに貼っていたinvisible SHIELDを剥がし、今回購入したパッケージに入っている道具で貼ってみることにしました。

 

invisible SHIELDを剥がしたのは初めてでしたが、ほとんど何の跡も残らず綺麗に剥がれてくれました。

 

説明書の指示通り、スポンジでフィルムの粘着面にスポンジを当てて濡らし、iPodに当ててみましたが、スポンジで付けられる液の量が少ないため、フィルムをiPodに当ててから動かすのが難しい。簡単にくっついてしまいます。

 


▲invisible SHIELDに付属していたスポンジ。ラバースポンジのような黒い素材。

 

何度も貼ったり剥がしたりするうちにイライラし、スポンジは捨てて今まで通りスプレーで液をたっぷりかけてフィルムを貼りました。

 

スポンジを使わせるのは、スプレーで液をiPodなどデジタル機器にかけると、機器が故障する原因になるからでしょう。スプレーボトルよりコストが安いというのもあるかも知れません。

 

しかし、今までデジタル一眼レフやiPod touchにinvisible SHIELDを貼ってきましたが、水浸しにしても壊れていません。スプレーでたっぷり水をかければ、フィルムの位置を調整するのが簡単なので、私は今後もスプレーを使うことにします。(以前買ったinvisible SHIELDのスプレーを捨てなくて良かった。)

 

注)Webで公開されている動画では、スポンジで濡らすだけで十分な量の液がフィルムに付くらしく、機器にフィルムを当てた後も、簡単にフィルムを動かしていました。スポンジをフィルムの粘着面に強く押しつけ、十分な量の液を染み出させないといけなかったようです。
invisibleSHIELDの付属品は、今後スポンジに置き換わる予定らしいので、早く慣れておかなければ。

 

invisible SHIELDですが、薄いとは言っても厚みが0.2 mmありますから、フィルムの縁と機器の間に高さ0.2 mmの段差が出来ます。手に持って使う機器であれば、この段差に手垢がたまったり、ポケットに入れる機器の場合はホコリが付いたりします。

 

そのため、定期的に手入れをしてやる必要があります。invisible SHIELDは、貼る作業も大変ですから、横着な人にはお勧めできません。

 

「自分はマメだ」、「自分は器用だ」、「デジタル機器を保護ケースに入れると嵩張って困る(またはデザインが台無しになるからケースは嫌い)」、「他人が使っていない物を使うのが快感」という条件すべてに当てはまる人は、invisible SHIELDに挑戦する価値があると思います。



ちなみに、今回購入したinvisible SHIELDは発送から到着までずいぶん時間がかかりました(普段は1~2週間で届くのに、今回は1ヶ月かかった)が、届いたときにその理由が分かりました。税関で開封検査されていたのです。正体不明の液体や、それが染みこんだスポンジが入っていますから、検査したくなるのは当然です。
乱暴に扱われたらしくパッケージはずいぶん傷んでいましたが、こうして我々の安全が守られているわけですね。

 

2009/10/17追記
日本国内にinvisibleSHIELDの販売代理店があるので、海外通販に頼らなくても良さそうです。