今回のルートは大部分に道がありません。一般のハイカーには全くお勧めできません。GPSを活用できる上級者以外は、挑戦しないことをお勧めします。
本日は、やまあそさんの呼びかけで集まったメンバーで、三久安山に登ってきました。
いつものことながら、このメンバーが一般ルートを歩くはずもなく、今回も前半は道なき道を突き進むルートです。
山行の目的は、「溝谷と引原を結ぶ峠道の探索」、「溝谷川源流碑の確認」、「花の鑑賞」だそうです。
いつものことながら、このメンバーが一般ルートを歩くはずもなく、今回も前半は道なき道を突き進むルートです。
山行の目的は、「溝谷と引原を結ぶ峠道の探索」、「溝谷川源流碑の確認」、「花の鑑賞」だそうです。
参加者一覧(順不同)
やまあそ さん
わーさん
Deep さん
OAP さん
TQF さん
しみけん
やまあそ さん
わーさん
Deep さん
OAP さん
TQF さん
しみけん
7:10
姫路市街の自宅を出発。
国道29号線をひたすら北上し、音水湖東側にある姫路市の野外活動センターへ向かう道にある駐車場(集合場所)へ向かいます。
姫路市街の自宅を出発。
国道29号線をひたすら北上し、音水湖東側にある姫路市の野外活動センターへ向かう道にある駐車場(集合場所)へ向かいます。
8:31
集合場所である駐車場に到着。
わーさんがすでに到着していました。聞くと、やまあそさんもすでに到着済みで、聞き込み調査に行っているとのこと。
集合場所である駐車場に到着。
わーさんがすでに到着していました。聞くと、やまあそさんもすでに到着済みで、聞き込み調査に行っているとのこと。
やまあそさんの帰りを待つ間にOAPさんとTQFさん、Deepさんが到着し、8:55、全員が揃いました。
ムダを省くため(楽をするため)舗装林道の終点(地図中「P」)まで車で上ることに。
9:10頃
準備を整えて出発。
細い橋を渡り、地形図の実線を進みます。
準備を整えて出発。
細い橋を渡り、地形図の実線を進みます。
9:23
林道と山道の分岐に到着。この分岐は、林道に丸太橋がかかった場所にあります。
丸太橋を渡って進むと、阿舎利山へ行けるのですが、今回の目的は三久安山の東にある溝谷と引原を結ぶ峠道の探索ですから、峠へ通じると思われる細い谷間の山道へ入ります。
林道と山道の分岐に到着。この分岐は、林道に丸太橋がかかった場所にあります。
丸太橋を渡って進むと、阿舎利山へ行けるのですが、今回の目的は三久安山の東にある溝谷と引原を結ぶ峠道の探索ですから、峠へ通じると思われる細い谷間の山道へ入ります。
ここからのルートは省略します。そもそも道がありませんし、地形が複雑なので、読図の上級者でも正しいルートを進むのは困難です。GPSが必須。
結果を言うと、今回はメンバーのほぼ全員がGPSを持っているのに、峠道を正しくたどることは出来ませんでした。
結果を言うと、今回はメンバーのほぼ全員がGPSを持っているのに、峠道を正しくたどることは出来ませんでした。
10:10
峠に到着(地図中「峠」)。
峠に到着(地図中「峠」)。
ここからは西へ向かって明確なつづら折れの道がついているので、峠道が残っているのは確かなようです。
東へ向かう道は、すっかり自然に帰っている様子。
東へ向かう道は、すっかり自然に帰っている様子。
やまあそさんが先日ここで水音を聞いたと言うことで、溝谷川源流を確認するために、その自然に帰ってしまった東側への斜面を下ります。
全く手入れのされていない植林のある急な斜面を下ります。
源流碑がなければ下るのがもったいないので、私は先頭のやまあそさんの様子を見ながら斜面で休憩。
すると「あった」の声。
源流碑がなければ下るのがもったいないので、私は先頭のやまあそさんの様子を見ながら斜面で休憩。
すると「あった」の声。
10:19
溝谷川源流碑に到着(地図中「溝谷川源流碑」)。
溝谷川源流碑に到着(地図中「溝谷川源流碑」)。
こんなところにこんな物を担ぎ上げて設置するなんて、元気な人がいるものです。
再び藪をこいで峠へ戻り、稜線を北上します。
10:41
道のない稜線を進むと、伐採地に出ました(地図中「小規模な伐採地」)。
道のない稜線を進むと、伐採地に出ました(地図中「小規模な伐採地」)。
しばしの間展望を楽しんだ後、藪の稜線を北へ。
10:56
1019m標高点の手前付近で、作業道に乗ります。
この作業道は、2007年4月にやまあそさん、OAPさんと一緒に歩いたときに不意に出会った道で、これをたどって下山した結果エライ目に遭いました。今回はこの作業道で三久安山へ向かうわけです。下山方向はやっかいでしたが、登り方向は大丈夫でしょう。
1019m標高点の手前付近で、作業道に乗ります。
この作業道は、2007年4月にやまあそさん、OAPさんと一緒に歩いたときに不意に出会った道で、これをたどって下山した結果エライ目に遭いました。今回はこの作業道で三久安山へ向かうわけです。下山方向はやっかいでしたが、登り方向は大丈夫でしょう。
この作業道は非常に歩きやすく、所々には丸太階段がありますし、道の縁も石や間伐材で補強してあります。
作業道に乗ってからは、延々と単調な歩きが続きます。
所々で西方面の展望が楽しめますが、それ以外に見所はありません。ただ、なだらかで非常に歩きやすいので、藪っぽい稜線を無理に進むよりはずっと快適です。
所々で西方面の展望が楽しめますが、それ以外に見所はありません。ただ、なだらかで非常に歩きやすいので、藪っぽい稜線を無理に進むよりはずっと快適です。
11:58
1時間の作業道歩きの後、2007年4月に歩いた尾根(今回下山に使う尾根)と作業道の交差する地点にやってきました(地図中「分岐ピーク」の南)。
1時間の作業道歩きの後、2007年4月に歩いた尾根(今回下山に使う尾根)と作業道の交差する地点にやってきました(地図中「分岐ピーク」の南)。
作業道はまだまだ続いているようですが、ここで作業道を離れて道のない尾根を登ります。この付近の尾根は植林で下草はなく、楽に歩けます。
12:08
分岐ピークに到着。
分岐ピークに到着。
ここからは右側にブナの自然林、左側に植林を見ながらの稜線歩きになります。
12:17
三久安山の山頂に到着しました。誰もいない静かな山頂ですが、宍粟の50名山に選ばれましたから、近い将来、この山頂でも常に人と出会うことになるのでしょうか。
三久安山の山頂に到着しました。誰もいない静かな山頂ですが、宍粟の50名山に選ばれましたから、近い将来、この山頂でも常に人と出会うことになるのでしょうか。
展望は木々の隙間からわずかに楽しめる程度ですが、そのわずかな景色を見ながら昼食を頂きます。
今日のメニューはマウンテンハウスのScrambled Egg with Bacon。ベーコンの食感がカリカリなのが嬉しい。
今日のメニューはマウンテンハウスのScrambled Egg with Bacon。ベーコンの食感がカリカリなのが嬉しい。
12:50
大休止は終了。下山に取りかかります。
下山は、2007年4月に歩いた時、登りに使ったルートをたどります。
大休止は終了。下山に取りかかります。
下山は、2007年4月に歩いた時、登りに使ったルートをたどります。
去年歩いたときの記録にルートの様子は書いていますので、詳しい内容は省略します。
ただ、今回は前回と違って981.6m三角点の北から南東へ下る尾根をたどっています。
この尾根は植林の急な尾根ですが、木の間隔が広くて快適に下りられます。標高880mまで下ったら、斜面をトラバースして西へ進むと、地形図の破線道終点に到達出来るのですが、この斜面がきつく、ズルズル滑りながらのトラバースになりました。
この尾根は植林の急な尾根ですが、木の間隔が広くて快適に下りられます。標高880mまで下ったら、斜面をトラバースして西へ進むと、地形図の破線道終点に到達出来るのですが、この斜面がきつく、ズルズル滑りながらのトラバースになりました。
この後は地形図の破線道をたどり、適当に斜面を下ってショートカットして駐車スペースに戻るだけ。
14:12
駐車スペースに到着。
駐車スペースに到着。
今回もマニア好みのルートになりましたが、ろくに地形図やコンパスを見ていないように見えるやまあそさんが、スタスタと尾根を間違えずに進めるのがスゴイ。
GPSがあっても進路を間違える我々は何なんでしょう。
GPSがあっても進路を間違える我々は何なんでしょう。
ともかく、今日も充実した山歩きを計画、案内してくださったやまあそさん、同行者の皆さん、ありがとうございました。