2日前(4月28日)に引き続き、「山であそぼっ」というサイトの管理人「やまあそ」さんと、音水湖の東にある三久安山を歩いてきました。
参加者(順不同):
やまあそ さん
OAPさん
しみけん(私)
やまあそ さん
OAPさん
しみけん(私)
GPSの軌跡が実線道から大きく外れているところがありますが、これは反射波の影響で誤差が大きくなったか、GPSのアンテナの角度が悪く、うまく受信できなかったのが原因だと思われます。
緑の円で囲まれた場所は、道に迷ってさまよい歩いた区間です。
絶対にマネをして歩かないで下さい。
下山時は登りに使ったコースを引き返すことをお勧めします。
7:30
姫路市街の自宅を出発。
国道29号線をひたすら北上し、音水湖畔の479.5m水準点から東へ伸びる道(ヘアピンカーブ状の道:野外活動センターの看板が目印)に入ります。
姫路市街の自宅を出発。
国道29号線をひたすら北上し、音水湖畔の479.5m水準点から東へ伸びる道(ヘアピンカーブ状の道:野外活動センターの看板が目印)に入ります。
9:20頃
このヘアピンカーブの頂点の少し西に乗用車が3台だけ置ける駐車場があるので、ここへ駐車。
やまあそさんとOAPさんがすでに到着されており、地形図を見ながら今日の打ち合わせの真っ最中。
このヘアピンカーブの頂点の少し西に乗用車が3台だけ置ける駐車場があるので、ここへ駐車。
やまあそさんとOAPさんがすでに到着されており、地形図を見ながら今日の打ち合わせの真っ最中。
9:25
装備を調えて出発。
装備を調えて出発。
すぐ左手に円形の建物が見えます。これは姫路市の野外活動センターで、私も中学生の頃ここで合宿をした記憶があります。建物は、真上から見ると円形です。そして、部屋は扇形。何とも奇妙な建物でした。現在でも使われているようで、きれいな状態で維持されています。
林道(地形図の実線)はアスファルト舗装のきれいな道で、斜度も緩やか。
道ばたの花を見ながらのんびりと歩いていきます。
道ばたの花を見ながらのんびりと歩いていきます。
9:57
地形図で実線と破線が分岐している地点(林道終点:地図参照)に到着しました。
パワーショベルが1台と、自動車が5台止まっています。
山登りの先客かなと思っていましたが、そうではありませんでした。
地形図で実線と破線が分岐している地点(林道終点:地図参照)に到着しました。
パワーショベルが1台と、自動車が5台止まっています。
山登りの先客かなと思っていましたが、そうではありませんでした。
分岐を左にとり、地形図の破線を辿っていきます。
破線道の斜度は緩いのですが、枯れた草の茎に覆われていてちょっと滑りやすい。
右手側に展望を楽しみながら歩ける、なかなか良い感じの道です。
右手側に展望を楽しみながら歩ける、なかなか良い感じの道です。
10:17
等高線の間隔が広いところに来ると、突然左手側の視界も開けます。
そこは大伐採地。
等高線の間隔が広いところに来ると、突然左手側の視界も開けます。
そこは大伐採地。
林道終点にあった車の持ち主達でしょう。手ぶらの方々が数人、斜面で何かをしています。
近づいてみると、山菜採りをしているとのこと。
近づいてみると、山菜採りをしているとのこと。
破線道は元々車が通っていたのか、斜度が緩くなるよう大回りをしながら981.6m三角点の方へ向かっています。
OAPさんの提案で、斜面を直登することに決定。
(地図ではGPSの軌跡が破線をはずれてまっすぐ北西に向いています)
OAPさんの提案で、斜面を直登することに決定。
(地図ではGPSの軌跡が破線をはずれてまっすぐ北西に向いています)
何もない伐採地なので、どこでも好きなように歩けます。振り返ると展望が楽しめますし、上を向くとこれから乗る稜線がはっきり見える、開放的な空間です。ただ、日光を遮る物がないので暑い。
10:32
破線道の終点に到着。地形図通りの場所で破線道は途切れています。
破線道の終点に到着。地形図通りの場所で破線道は途切れています。
ここからは、981.6m三角点から南東に延びる尾根に取りつくことにします。
滑りやすい急斜面をトラバースして尾根に乗ると涼しい。この尾根は伐採されていないため、植林がそのまま残っています。そのため直射日光が当たりません。
滑りやすい急斜面をトラバースして尾根に乗ると涼しい。この尾根は伐採されていないため、植林がそのまま残っています。そのため直射日光が当たりません。
10:45
伐採地で火照った体を冷ますようにのんびりと尾根をよじ登り、981.6m四等三角点(点名:新道)に到着。
何の特徴もない小ピークです。
伐採地で火照った体を冷ますようにのんびりと尾根をよじ登り、981.6m四等三角点(点名:新道)に到着。
何の特徴もない小ピークです。
ここでしばらく休憩し、十分に体を冷まします。
10:50
休憩完了。三久安山山頂へ向けて出発。
休憩完了。三久安山山頂へ向けて出発。
「マーキングも何もない快適な尾根やなぁ」とやまあそさんと話していると、目の前に大柿赤布が!
四等三角点周辺までは植林に覆われていましたが、そこから東は若いブナの多い自然林の尾根道です。
マーキングもゴミもほとんど無い、気持ちの良い道です。
マーキングもゴミもほとんど無い、気持ちの良い道です。
鹿に樹皮を食べられ、枯れてしまったブナも見られます。
動物愛護も大切でしょうが、数が増えすぎても問題です。
まぁ、鹿のおかげで笹やその他の下草がほとんど無くなり、歩きやすくはなっていますが・・・。
動物愛護も大切でしょうが、数が増えすぎても問題です。
まぁ、鹿のおかげで笹やその他の下草がほとんど無くなり、歩きやすくはなっていますが・・・。
地形図を見て分かるとおり、いくつものコブを越えていかないとなりません。
もうすぐ分岐ピークというところで、ポンと登山道に飛び出しました(地図参照)。地形図を見ても、この道がどこから来てどこへ行くのか見当が付きません。
この道は無視し、道無き尾根を進みます。
この道は無視し、道無き尾根を進みます。
11:26
長い登り坂を登り切ると、林道への道が南東へ延びる分岐ピークです。
分岐にはプラ板の道標がぶら下がっています。
三久安山からこちらへ下って来た人は、この道標やマーキングがないと高い確率で私たちが歩いてきた尾根に迷い込むでしょう。それほど正規ルート(蓮華岩山林道への道)はわかりにくいです。
長い登り坂を登り切ると、林道への道が南東へ延びる分岐ピークです。
分岐にはプラ板の道標がぶら下がっています。
三久安山からこちらへ下って来た人は、この道標やマーキングがないと高い確率で私たちが歩いてきた尾根に迷い込むでしょう。それほど正規ルート(蓮華岩山林道への道)はわかりにくいです。
分岐ピークから三久安山への尾根もブナだらけのすばらしい道です。
本来、私には今日はやるべき仕事があり、山に行く予定は無かったのですが、どうしても我慢できずに仕事をほっぽり出して来てしまいました。
でも、来た甲斐がありました。
本来、私には今日はやるべき仕事があり、山に行く予定は無かったのですが、どうしても我慢できずに仕事をほっぽり出して来てしまいました。
でも、来た甲斐がありました。
11:36
緩い坂を登り切ったところが三久安山の山頂。
中央に盛り土があり、そこに三等三角点標石(点名:小原)が埋まっています。
緩い坂を登り切ったところが三久安山の山頂。
中央に盛り土があり、そこに三等三角点標石(点名:小原)が埋まっています。
木々の枝が邪魔で大展望とはいきませんが、木々の間を通して周辺の山並みを楽しむことが出来ます。
ここで昼食。
今日のメニューはシンプルにカップヌードル(Bigサイズの豚骨味)。
OAPさんはラーメンにお湯を入れてから無線で呼ばれ、交信が終わる頃には麺がのびてしまっていました。
山頂には私たち以外誰も登ってきません。3人だけでのんびりと食事と景色を楽しみました。
私も2度目の無線交信をじっくり楽しむことが出来ました。LNWさんありがとうございました。
12:35
山頂を後にし、下山に取りかかります。
山頂を後にし、下山に取りかかります。
が、今回はこの下山ルートで予定とは異なる尾根をさまよい、アドベンチャーコースで下山することになりました。
詳細は「やまあそ」さんのサイトにレポートがアップされると思いますので、そちらをご覧下さい。これこそ本当の「やまあそワールド」という感じのコースでした。
※やまあそさんのサイトは、私のプロフィールの「おすすめサイト」に入れてあります。
詳細は「やまあそ」さんのサイトにレポートがアップされると思いますので、そちらをご覧下さい。これこそ本当の「やまあそワールド」という感じのコースでした。
※やまあそさんのサイトは、私のプロフィールの「おすすめサイト」に入れてあります。
このコース(地図で緑で囲まれている部分)は危ないので、絶対にお勧めできません。
登ったコースをピストンで戻ることをお勧めします。
登ったコースをピストンで戻ることをお勧めします。
下山中の風景を2枚だけ載せておきます。
やまあそさん、今回もスリリングなコースで楽しませていただき、ありがとうございました。