家庭用製本機

山行記録や山道具を紹介するブログなのに、今回は自宅で本を作るための製本機を紹介します。

製品名：Thermal Bind TB-20
サイズ：収納時　390(W)×178(D)×98(H)mm
重量：1.4kg
電源：AC100V
消費電力：110W
メーカー：テージー株式会社
定価：￥8,190

製本作業は簡単です。

まず、本にしたい書類をしっかりとそろえ、専用の表紙に挟みます。
表紙に挟んだ書類を製本機（予熱が必要）に差し込み、製本ボタンを押します。
４０秒で製本完了。後は数分間冷ませば完成です。

▲フタを開くとこんな形になります。

▲製本作業時はこんな形になります。

一般家庭で一体何を製本するんだ？と思われるでしょう。
私の場合は、様々な機械類やソフト類の取扱説明書を製本しています。

というのも、最近の製品は取扱説明書が電子化されていて、紙媒体で提供されていないことが多いからです。

やはり、可搬性と見やすさを考えると紙媒体の説明書がベストです。
そこで、PDFファイルなど、電子化された取扱説明書を印刷し、この製本機で製本するわけです。
ホチキスと製本テープだけで十分に思えますが、製本機用の表表紙は透明シート、裏表紙は厚手の紙になっているので、完成した冊子の耐久性が高いのが利点です。

▲実際に作った取扱説明書。

一般家庭ではこの程度の用途しかありませんが、会社や店舗ならもっと活用できるでしょう。

私は主に山道具のマニュアル類を製本するのに使っているので、いちおう山関連の道具ということで紹介しました。

使用頻度を考えると高価な気もしますが、以前ビデオデッキの取説の取り寄せを量販店にお願いしたときに2,500円も取られたので、何冊か説明書を作れば元が取れることになります。

今回の製本機や卓上シーラーの他にも、我が家には「一般家庭では必要ないだろう」と思えるような機械があるのですが、それはまた後日紹介します。