播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

フリーズドライのパスタ:Pasta Primavera

私は料理がまったく出来ないため、食材を切ったり調味料で味付けをしたりする料理は作れません。それでいつもレトルト食品やインスタントラーメンを食べているのですが、たまには変わった物を食べてみたいなと思い、アメリカで有名なMountain Houseブランドのフリーズドライ食品を取り寄せてみました。

 

普通の方にはアメリカ人向けの味付けは口に合わないと思いますが、私にはアメリカ軍のレーション(携帯食料)をおいしく食べられる図太い味覚が備わっています。
そのため、民間向けの食品なら軍用よりおいしく、問題なく食べられるだろうと思って大量に買ってみました。(送料を無駄にしたくないのと、たくさん買うと割引になったため、まとめ買いをしました)

 

ただ、税金がしっかりかかりました。
フリーズドライ食品以外のものも注文していたのですが、課税通知書には食品代金の10パーセントが関税、さらに消費・地方消費税も加算されて送料と同じくらいの金額を取られてしまいました・・・。海外から食品を買うときにはご注意を。

 

たくさん買った商品の中から、今回はパスタ・プリマヴェーラを紹介します。

 


製品名:FREEZE DRIED Pasta Primavera
重量:115g(内容量)一人前
メーカー:Oregon Freeze Dry(アメリカ)
US価格:$5.45

 

Mountain Houseというのは製品ブランド名で、製造しているのはOregon Freeze Dryという会社です。

 

パスタ・プリマベーラですが、Pro-Pakという包装になっています。真空パックになっているため、標高が高いところに行っても袋がふくらまず、コンパクトに収納できるというのが売り文句になっています。
ふくらむと言ってもたかが知れていますが、なにより便利なのは、開封後のパッケージがジェットボイルのカップにピッタリ収まるという点です。

 

お皿に移して食べると皿を洗う手間が増えますし、パックから直接食べるのはわびしいし、パックがゆがんだりして食べにくい。
しかし、ジェットボイルのカップに入れれば、パックが変形することもありませんし、カップが断熱効果を発揮して、アルミパックのまま食べるときよりは温かく食べられそうです。(カップを使わない場合と比較していないので、単なる予想です)
食べ残しを温め直すときも便利そう。

 

さて、お湯を入れる前のパスタ・プリマヴェーラはこんな感じです。

 


▲お湯を入れる前は、マカロニがはっきりと判別できます。

 

お湯を1.5カップ注ぎ、8~9分待つとできあがり。
お湯を入れた後は、(見た目が)何だか分からない食べ物になってしまいました。

 

パッと見た感じは、野菜たっぷりのシチュー、でも食べてみるとマカロニの弾力が感じられるのでパスタだと分かります。

 

たっぷりの野菜(ズッキーニ、カリフラワー、ブロッコリー、パプリカ、グリーンピース)とネジネジタイプのマカロニを、パルメザンチーズをベースにしたソースで和えたものです。

 

味付けは濃いかな。今回は家の中で食べたのでそう感じただけで、山の上で食べるとこのくらいで丁度良いかも知れません。

 

ジェットボイルのカップに入れて食べるときは、こんな感じになります。

 


▲ジェットボイルPCSのカップに入れた状態。アルミパックが型くずれしないので持ちやすく、パックから直接食べるよりは、食事をしているという実感がもてます。

 

アルミパックにはジップロックのようなファスナーが付いているため、食べ終わったら空気を抜いてファスナーを閉めれば片づけ完了です。

 

もっとマズイものを予想していましたが、味は全然問題ありませんでした。
とは言っても、和食嫌いの私の味覚は一般的な日本人のそれとは異なっているでしょうから、海外旅行に行ったときに(料理が口に合わなくて)食事に困る方は食べない方が無難だと思います。
逆に、私と同様に和食が苦手で洋食の方がありがたいという人には、手軽にそれなりの料理を食べられる良い製品だと思います。

 

栄養価(1袋115gあたり)
カロリー 500 Kcal
脂肪分 16g
コレステロール 55mg
ナトリウム 2120mg
炭水化物 67g(うち糖分15g)
たんぱく質 21g