普段からキーホルダーに着けて私が愛用している「Photon Freedom Micro」という高性能な超小型ライトを製造している米L.R.I.社の最新製品、「PROTON」を紹介します。
使用されている発光体は、高輝度白色LED(日亜製)x6、赤色LEDx1です。
白色LED最大輝度 250キャンドルパワー(1.4W)
赤色LED最大輝度 12キャンドルパワー(150mW)
(カタログ値)
赤色LED最大輝度 12キャンドルパワー(150mW)
(カタログ値)
実は、この製品が届いたときはショックを受けました。小さなナイロン袋にライト本体と説明書が入っているだけというパッケージだったのです。値段が70ドル近いのに、まともなパッケージがありません。それに、ライト本体の見た目がおもちゃのようでした。
しかし、実際に手にとってさわっている内に、その高性能ぶりにうれしくなってきました。(はじめにショックを受けたため、余計にうれしく感じたのかも知れません)
しかし、実際に手にとってさわっている内に、その高性能ぶりにうれしくなってきました。(はじめにショックを受けたため、余計にうれしく感じたのかも知れません)
外観は、「プラスチック?」と思えるような安っぽさがありますが、実際はアルミ削り出しのボディーです。
安っぽく見えますが、タイプ3のハードアノダイズ加工がされており、これはアルミのコーティングとしては耐久性が最高レベルのものです。
安っぽく見えますが、タイプ3のハードアノダイズ加工がされており、これはアルミのコーティングとしては耐久性が最高レベルのものです。
防水性は不明ですが、電池キャップにOリングが付いていますし、スイッチもゴムで覆われているため、日常考えられる水濡れならまず問題なさそうです。
表面には滑り止めの溝が多数刻まれているので、使っている内に汗をかいても手を滑らせる心配がありません。
キーチェーンとクリップが付属しますが、どちらも邪魔なので取り外してしまいました。ただし、ライトは円筒形なので、クリップを取ると平らな場所に置いたとき転がりやすいというデメリットがあります。
専用のポーチも付属します。このポーチのフタはベルクロで固定されるため、開閉が楽です。後ろには小型のDリング1個とベルトループが付いているため、取り付け方も色々工夫出来そうです。
使い方と発光モードは「Photon Freedom Micro」とほぼ同じです。ただし、LEDが白と赤の2種類使われているため、その切り換えのために操作がFreedom Microと若干異なります。
まず、ボタンを一度押すと、白色LED6個が一斉に最高輝度で点灯します。
もう一度ボタンを押してそのまま押しっぱなしにすると、明るさが低下していきます。任意の明るさになったところでボタンを放すと、その明るさで点灯し続けます。
もう一度ボタンを押してそのまま押しっぱなしにすると、明るさが低下していきます。任意の明るさになったところでボタンを放すと、その明るさで点灯し続けます。
LEDが光っていない状態(電源OFF状態)からボタンを押し、そのまま押し続けると、赤色LEDが徐々に明るくなっていきます。これも、ボタンを放したときの明るさが維持されます。
白色でも赤色でも、点灯しているときにボタンを押し続けていると、点滅モードに変わります。(白色点灯時は、ボタンを押し続けると輝度が低下していきますが、最低輝度になった後もボタンを押し続けておけば、点滅モードになります。)
高速点滅、中速点滅、低速点滅、SOS点滅の4種類の点滅モードがあり、ボタンを押し続けている間、数秒ごとにモードが切り替わっていくので、目的のモードに来たところでボタンを放すと、そのモードで点滅します。
ボタンを押している間だけ点灯するモードも利用できます。
どのモードでも、点灯中にボタンを一押しすると、OFFになります。
(ただし、直前の動作モードを記憶する機能はないため、OFFにした後、再度点滅させようと思うと、一からやり直しになります。)
(ただし、直前の動作モードを記憶する機能はないため、OFFにした後、再度点滅させようと思うと、一からやり直しになります。)
価格が高い(定価で70ドル近い)ですが、加工精度や性能を考えると妥当かも知れません。