播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。原則として更新は週に1回です。広告は表示しません!

令和8年姫路市消防出初式

イベント概要

毎年この時期には、姫路市消防局による出初式(でぞめしき)が行われます。

出初式は本来、江戸時代の「火消(ひけし)仕事始めとして行っていた行事ですが、現在では火消に代わって消防が実施しています。

姫路市消防局の出初式は、姫路でしかできない「姫路城を背景にした各種展示」が見どころ。

寒いし、風が強く、長時間の見学は厳しいかなと思って式典の部は見学せず、演技の部だけ見に行くことにしました。


▲出初式が行われた姫路城三の丸広場

イベント名称: 令和8年姫路市消防出初式
日時: 2026年1月11日(日)09:30~11:50
場所: 姫路城三の丸広場
入場料: 無料
予約: 不要
駐車場: なし
交通アクセス: JR姫路駅または山陽姫路駅から徒歩約15分
参加人員: 姫路市消防局・消防団・網干保育園・リトルフェローズバトンチーム(人員620人、車両8台)

イベントの内容

出初式は、09:30~10:25の「式典の部」と10:30~11:50の「演技の部」二部構成になっており、姫路市のWebサイトによると次の内容になっています。

【式典の部】

  1. 会式の辞(夢前町消防団長)
  2. 国歌演奏
  3. 人員報告(消防局長)
  4. 部隊観閲(市長)
  5. 式辞(市長)
  6. 表彰
  7. 来賓祝辞
  8. 誓いのことば(消防職団員代表)
  9. 万歳三唱(飾磨消防団長)
  10. 閉式の辞(香寺町消防団長)

【演技の部】

  1. 幼年消防クラブ演技(網干保育園)
  2. はしご乗り演技(姫路西消防団・安富町消防団)
  3. ドリル演奏(消防音楽隊・リトルフェローズバトンチーム)
  4. レスキュー隊パフォーマンス(消防局救助隊)
  5. 一斉放水(消防局消防隊)

幼年消防クラブ演技

10:30過ぎ
私が到着したタイミングでは、すでに網干保育園の園児たちによる和太鼓演奏が始まっていました。

大人が演奏する和太鼓と比べればお腹に響くような迫力はありませんが、三の丸広場全体に太鼓の音は広がり、時折かわいらしい掛け声も聞こえてきて癒されます。


▲小さな法被を着て和太鼓を演奏する園児

はしご乗り演技

10:45~10:50頃
浪曲のような独特の音楽が流れ始めました。はしご乗りのBGMです。
同時に、雪と風が強まってきました。


▲雪が舞う中で梯子が立てられた

幸いにも吹雪のような雪は数分で収まり、はしご乗りの演技が始まると青空も見えるようになりました。


▲青空を背景にした姫路城前でのはしご乗り


▲梯子の上でうつ伏せになり、両手両足を広げる技


▲梯子の上であおむけになってバランスをとる技

ドリル演奏

10:55~11:10頃

消防音楽隊カラーガード隊によるドリル演奏が行われました。
演奏されたのは、「ルパン三世のテーマ」、「未来予想図II」、「銀河鉄道999」の3曲。

ドリル演奏ですから、音楽隊の方々は楽器を演奏しながら三の丸広場の展示区画内を前後左右に行進し、その周囲でカラーガードが旗を持って踊るという演技です。


▲ドリル演奏の様子(薄い緑の旗を持っているのがカラーガード)

レスキュー隊パフォーマンス

11:10~11:30頃
サイレンを鳴らしながらピックアップトラックのような消防車両とレスキュー隊の救助工作車、そして3台のはしご車が三の丸広場の北端に進入してきました。

それまでは出初式の様子に見向きもしていなかった観光客と思しき皆さんも、サイレンと赤色灯で一斉に三の丸広場に注目。


▲三の丸広場の北端で西を向いて整列している消防車両

過去には姫路城の北にあるシロトピア記念公園で出初式が行われていた時期がありましたが、その際は仮設の櫓(やぐら)を建ててレスキュー展示が披露されていました。

三の丸広場にはそういった設備が何もないので、どうやってレスキュー隊の技術を披露するのかと思ったら、はしご車を櫓の代わりに使うという、見た目のインパクト抜群の演技になっているではありませんか!

小さなお子さんはもちろん、その親御さんたちや若いカップル、ある程度お年を召した方々もはしご車に目が釘付けです。


▲はしご車から垂らしたロープを腕力を頼りに登るレスキュー隊員(奥と手前で競争している)

高所作業を仕事にされている方なのか「高所作業車でも怖いのに、あの高さか」とおっしゃる方や、「腕力だけで全体重持ち上げてるのはすごい」など、練度の高さが分かる方々が思わず漏らす声で、こちらもレスキュー隊員のすごさを実感できました。

途中からははしごを30mの高さ(10階建てのビルと同じくらいの高さ)まで伸ばし、ギア登攀や降下が披露されました。


▲30mの高さまで延びたはしご


▲ロープを伝って降下する様子

最後は、「バットマン降下」と呼ばれる技の披露で締めくくりです。


▲「バットマン降下」と呼ばれていた降下方法

一斉放水

11:40~11:50頃

出初式の最後を飾るのは、一斉放水です。

Mrs. GREEN APPLE「ライラック」の曲に合わせて直線状の水が噴き出したり、霧状の水が出たり、直線状に噴射しているノズルを動かして空中に水の曲線を描くという演技です。


▲直線状に水を真上に噴き上げたり…


▲…ノズルを傾けて水を交差させたり…


▲…霧状の水を噴き出していた

最後に

全国で多くの消防が年初に出初式を行っています。

消防車両を間近に見学したり、小さなお子さんがいらっしゃるなら運転席で記念撮影もできたり、レスキュー隊のすごさを動画や写真ではなく自分の目で見られる良い機会だと思います。

今年見逃した方は、ぜひ来年見学に行ってみてください。