概要
今回紹介する「クールン」は、私が子供のころから自宅で食べている、チーズケーキの手作りキットです。
▲完成したクールン
昔と作り方や味が変わっているような気がしますが、私にとっては懐かしくて美味しいお菓子。
ボウルと泡だて器、計量カップといったどこの家庭にもあるような道具を使い、ちょっとした手間で作れます。
子供の頃は、母親が作っているのを手伝っていたような記憶があります*1。
仕様
▲クールンのパッケージ
製品名: 日清おうちスイーツ クールン れあちーずけーき
名称: 製菓材料
原材料名: <フィリングミックス>粉末植物油脂、粉末水あめ、乳等を主要原料とする食品、チーズパウダー、ぶどう糖、ゼラチン、レモン果汁パウダー、食塩、粉末酒、卵白粉、カゼインNa、乳酸Ca、リン酸塩(Na)、酸味料、安定剤(増粘多糖類)、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・ゼラチンを含む)<ビスケットベース>ビスケットクラム、デキストリン、粉末水あめ、植物油脂、でん粉、卵白粉/酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
内容量: 90g(フィリングミックス60g、ビスケットベース30g)
保存方法: 高温多湿の場所を避けて保存してください。
販売者: 日清製粉ウェルナ(東京都)
JANコード: 4902110251418
定価: ¥400(amazonでは3個で¥1,088)
栄養成分表示 | 1箱(90g)当たり | でき上がり1個分当たり |
---|---|---|
エネルギー | 447kcal | 202kcal |
たんぱく質 | 9.4g | 4.4g |
脂質 | 20.5g | 11.3g |
炭水化物 | 56.3g | 20.6g |
食塩相当量 | 0.71g | 0.28g |
昔はお皿でホールケーキを作り、適当な大きさに切って食べていましたが、2024年時点で販売されているクールンは、カップケーキとして作るお菓子になっているようです。*2
ここでは、カップで作る様子を紹介します。
作り方(カップの場合)
用意する食材
クールンを作るには、以下の材料が必要です。
- クールン1箱(ビスケットベース、フィリングミックス)
- サラダ油(10ml)
- 冷やした牛乳(110ml)
▲必要な材料
必要な道具
必要な道具は、次の通りです。
- ボウル
- スプーン
- 計量カップ
- 泡だて器
- ゴムベラ(ボウルからフィリングをコップに移すときに便利)
- コップ×3個
作り方
ボウルにビスケットベースとサラダ油(10ml)を入れ、スプーンで混ぜ合わせます。
▲ボウルにビスケットベースとサラダ油を入れた様子
▲スプーンで混ぜると、粉末がまとまってくる
出来上がったビスケットベースを3つのコップに均等に分けます。
▲コップにビスケットベースを入れた様子
続いて、チーズケーキの本体ともいえるフィリングを作りますが、これはフィリングミックスと110mlの牛乳をボウルの中で泡だて器で混ぜるだけ。
▲ボウルにフィリングミックスを入れ、計量カップで110mlの牛乳を測る
▲泡だて器でフィリングミックスと牛乳をよく混ぜる
完成したフィリングを先ほどのコップに3等分します。
▲フィリングをビスケットベースの上に流し込む
ビスケットベースとフィリングが入ったコップを冷蔵庫で30分以上冷やすと、カップ入りチーズケーキの完成です。
上部のさわやかなチーズケーキフィリングと、コップ底部のザクザクしたビスケットをスプーンで一緒に掬って食べると、絶妙なおいしさ。
ホールケーキにしたい場合は、直径12cmのお皿にアルミホイルを敷き、溶かしたバター20gと混ぜたビスケットベースをお皿に敷き詰めて押し固めたら、その上に牛乳と混ぜたフィリングを流し込んで冷やし固めます。
ヒント
使用するコップは、パッケージによると直径5cm、ホールケーキにする場合は、直径12cmのお皿が良いようです。
パッケージには、直径を測れるように定規が印刷されています。
▲パッケージの端に印刷された定規
お菓子を手作りするようなマメな方なら、当たり前のように定規でお皿の直径を測るだろうと思いましたが、台所に定規を置いている人は少ないですよね。
なかなか便利な工夫だと思います。
私の場合、ちょうどいい大きさのコップもお皿もありませんでしたが…
市販のプリンやヨーグルト、ゼリーの容器を捨てずに再利用するのが良いかも知れません。
最後に
安価な製菓材料ですから、味に期待してはいけません。
でも、美味しいんですよ。
メーカーさんに失礼な言い方になってしまいますが、安っぽい味なのに妙に美味しいんです。
子供さんがいらっしゃる家庭なら親子でチーズケーキづくりを簡単に楽しめますし、独り暮らしの方なら休日のちょっとした暇つぶしになります。(出来上がったら全部ひとりで食べるという贅沢もできる。)
自分で作ると美味しく感じますし、私も数十年前に親と一緒に作った記憶が蘇るほどですから、子供にとってはいい体験になると思います。
パッケージの画像のようにフルーツを入れる他、ジャムをトッピングしてみたり、生クリームやチョコレートソースを添えてパフェにしたり、凍らせてアイスクリーム状にしたり、自分なりのアレンジをしてみるのも楽しいと思いますよ。