播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。原則として更新は週に1回です。広告は表示しません!

家で簡単に作れるチーズケーキ:クールン

概要

今回紹介する「クールン」は、私が子供のころから自宅で食べている、チーズケーキの手作りキットです。


▲完成したクールン

昔と作り方や味が変わっているような気がしますが、私にとっては懐かしくて美味しいお菓子。

ボウルと泡だて器、計量カップといったどこの家庭にもあるような道具を使い、ちょっとした手間で作れます。

子供の頃は、母親が作っているのを手伝っていたような記憶があります*1

仕様


▲クールンのパッケージ

製品名: 日清おうちスイーツ クールン れあちーずけーき
名称: 製菓材料
原材料名: <フィリングミックス>粉末植物油脂、粉末水あめ、乳等を主要原料とする食品、チーズパウダー、ぶどう糖、ゼラチン、レモン果汁パウダー、食塩、粉末酒、卵白粉、カゼインNa、乳酸Ca、リン酸塩(Na)、酸味料、安定剤(増粘多糖類)、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・ゼラチンを含む)<ビスケットベース>ビスケットクラム、デキストリン、粉末水あめ、植物油脂、でん粉、卵白粉/酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
内容量: 90g(フィリングミックス60g、ビスケットベース30g)
保存方法: 高温多湿の場所を避けて保存してください。
販売者: 日清製粉ウェルナ(東京都)
JANコード: 4902110251418
定価: ¥400(amazonでは3個で¥1,088)

栄養成分表示 1箱(90g)当たり でき上がり1個分当たり
エネルギー 447kcal 202kcal
たんぱく質 9.4g 4.4g
脂質 20.5g 11.3g
炭水化物 56.3g 20.6g
食塩相当量 0.71g 0.28g

昔はお皿でホールケーキを作り、適当な大きさに切って食べていましたが、2024年時点で販売されているクールンは、カップケーキとして作るお菓子になっているようです。*2

ここでは、カップで作る様子を紹介します。

作り方(カップの場合)

用意する食材

クールンを作るには、以下の材料が必要です。

  • クールン1箱(ビスケットベース、フィリングミックス)
  • サラダ油(10ml)
  • 冷やした牛乳(110ml)


▲必要な材料

必要な道具

必要な道具は、次の通りです。

  • ボウル
  • スプーン
  • 計量カップ
  • 泡だて器
  • ゴムベラ(ボウルからフィリングをコップに移すときに便利)
  • コップ×3個

作り方

ボウルにビスケットベースサラダ油(10ml)を入れ、スプーンで混ぜ合わせます。


▲ボウルにビスケットベースとサラダ油を入れた様子


▲スプーンで混ぜると、粉末がまとまってくる

出来上がったビスケットベースを3つのコップに均等に分けます。


▲コップにビスケットベースを入れた様子

続いて、チーズケーキの本体ともいえるフィリングを作りますが、これはフィリングミックス110mlの牛乳をボウルの中で泡だて器で混ぜるだけ。


▲ボウルにフィリングミックスを入れ、計量カップで110mlの牛乳を測る


▲泡だて器でフィリングミックスと牛乳をよく混ぜる

完成したフィリングを先ほどのコップに3等分します。


▲フィリングをビスケットベースの上に流し込む

ビスケットベースとフィリングが入ったコップを冷蔵庫で30分以上冷やすと、カップ入りチーズケーキの完成です。

上部のさわやかなチーズケーキフィリングと、コップ底部のザクザクしたビスケットをスプーンで一緒に掬って食べると、絶妙なおいしさ。

ホールケーキにしたい場合は、直径12cmのお皿にアルミホイルを敷き、溶かしたバター20gと混ぜたビスケットベースをお皿に敷き詰めて押し固めたら、その上に牛乳と混ぜたフィリングを流し込んで冷やし固めます。

ヒント

使用するコップは、パッケージによると直径5cmホールケーキにする場合は、直径12cmのお皿が良いようです。

パッケージには、直径を測れるように定規が印刷されています。


▲パッケージの端に印刷された定規

お菓子を手作りするようなマメな方なら、当たり前のように定規でお皿の直径を測るだろうと思いましたが、台所に定規を置いている人は少ないですよね。

なかなか便利な工夫だと思います。

私の場合、ちょうどいい大きさのコップもお皿もありませんでしたが…

市販のプリンやヨーグルト、ゼリーの容器を捨てずに再利用するのが良いかも知れません。

最後に

安価な製菓材料ですから、味に期待してはいけません。
でも、美味しいんですよ。

メーカーさんに失礼な言い方になってしまいますが、安っぽい味なのに妙に美味しいんです。

子供さんがいらっしゃる家庭なら親子でチーズケーキづくりを簡単に楽しめますし、独り暮らしの方なら休日のちょっとした暇つぶしになります。(出来上がったら全部ひとりで食べるという贅沢もできる。)

自分で作ると美味しく感じますし、私も数十年前に親と一緒に作った記憶が蘇るほどですから、子供にとってはいい体験になると思います。

パッケージの画像のようにフルーツを入れる他、ジャムをトッピングしてみたり、生クリームやチョコレートソースを添えてパフェにしたり、凍らせてアイスクリーム状にしたり、自分なりのアレンジをしてみるのも楽しいと思いますよ。

*1:YouTubeには1980年に放映されていたクールンのテレビCMが投稿されていますから、40年以上前から存在していることになります。

*2:昔のクールンはパッケージのイラストがホールケーキだったのに対し、現在のものはコップに入ったケーキのイラストになっています。パッケージにはホールケーキとしての作り方も記載されていますが、分量が昔に比べて少なく、ホールというほどの大きさになりません。昔のは直径20cmほどのお皿一杯に作れたんですが…