キャンプブームも落ち着き、一時期に比べると100円ショップのアウトドア用品コーナーも縮小されているような印象を受けますが、まだまだ新製品が出続けています。
今回の記事では、私が最近ダイソーで購入したアウトドア用品を4つ紹介することにします。
マッチボックス
▲「アウトドア用ラウンドマッチボックス」のパッケージ
製品名: アウトドア用ラウンドマッチボックス
品番: No.0981-38
JANコード: 4968988981383
材質: ポリプロピレン・リン・熱可塑性エラストマー
重量: 約12g(実測値)
収納本数: マッチ棒約18本
生産国: 中国
購入先: ダイソー イオンタウン姫路店
価格: ¥110(税込)
備考: ケースのみの販売で、マッチ棒は入っていません。
マッチ棒を収納できる円筒形の防水ケースです。
フタの外側に側薬(マッチ箱の側面にある茶色い薬剤)が貼り付けられているため、マッチ棒の頭薬をそこに擦り付けて着火できます。
▲フタの上面に側薬(茶色い薬剤)が貼られている
「細長いマッチ箱の側薬に比べて、キャップの直径は小さいけど火はつくの?」という心配はいりません。
マッチ箱の側薬に着いた跡を見てみてください。実際にマッチ棒がこすれている距離は、わずかなものですよ。
▲フタはねじ込み式でパッキンもあるため防水性が高い
せっかくケース自体が防水でも、むき出しになっている側薬は水や摩擦に弱いため、マッチボックスをさらに別のナイロン袋などに入れておかないと、雨天や過酷な環境での使用には対応できないと思います。
▲パッケージに書かれている「収納本数」の通り18本のマッチ棒を入れた様子
個人的には、マッチ箱の外箱から側薬を切り取って、それをマッチボックスの中に入れておくことをお勧めします(その場合はマッチ棒の収納本数が減ります)。
見ての通り、マッチ棒よりもマッチボックスの方が長くなっています。
マッチ棒が中で上下に動く(頭薬が割れるおそれがある)のを防ぐために、綿などの詰め物を入れておいた方が良いかも知れません。
▲マッチ箱とマッチボックスのサイズ比較
側薬が必要ないロウマッチ(岩などざらざらした硬い面に擦り付ければ着火するマッチ)を収納しておけば、側薬が無くても使えて便利かも。
▲ロウマッチ(頭薬の先端に摩擦だけで着火する火薬が付いている)
ミリタリー好きの方ならお分かりだと思いますが、これってアメリカ軍のマッチケースのパクリですね。
アメリカ軍のマッチケースは底面に「US」の文字が刻まれ、溝には小さなフェロセリウム棒(ナイフで削ると火花が散る素材)が埋め込んでありますが、こちらの製品は溝があるだけですし、文字は「CHINA」です。
▲マッチボックスの底面(フェロセリウムは無い)
我が家にはアメリカ軍のマッチケースがあったはずなんですが、比較しようと思って探しても見つけられませんでした。残念。どこに行ってしまったんだろう。
メスティンケース
▲「メスティンケース」のパッケージ
製品名: メスティンケース
品番: キャンプ 0596
JANコード: 4550480310596
材質: ポリエステル(表面)・アルミコーティング、PEVA、ポリプロピレン(裏地)
重量: 約39g(実測値)
生産国: 中国
購入先: ダイソー ゆめタウン姫路店
価格: ¥220(税込)
名前の通りメスティンを入れるためのケースで、内部はアルミ蒸着の断熱材が入っており、フラップはベルクロ留めになっています。
ただしベルクロは細くてフラップを好きな位置で留めることはできませんし、フラップ部分はケースの口を覆うような形状になっていないことから、例えば炊飯後の蒸らしなど熱を逃がしたくない使い方には不向きかも。
▲メスティンケースの開口部(ベルクロは細い)
パッケージには対応するメスティンのサイズが書かれていないので、まずは試しにダイソーの1合用メスティンを入れてみました。
1合用だと小さすぎるのか、メスティンはかなり奥まで入ってしまいます。
▲ダイソーの1合用メスティンを入れた状態
続いて、一般的なトランギアのメスティンを入れてみました。
▲トランギアのメスティンでも大きさに余裕がある
こちらのメスティンでも少し余裕ができてしまいますが、この隙間には軍手やエスビットポケットストーブが何とか収まります。
▲軍手を隙間に入れるとフラップがピッタリ閉まる
▲エスビットポケットストーブは無理やり感が強いが…
▲…フラップはベルクロの位置で閉じられる
側面には口の部分がゴムバンドで伸縮するメッシュポケットが付いていて、前述のマッチケースなどを収納できます。
▲側面のメッシュポケットにマッチケースを入れた様子(メスティンケースにはトランギアのメスティンと軍手を入れた状態)
たった220円でこの収納力を持ったケースを買えるわけですから、大きさが微妙な点には目をつぶれるとは思います。
ただ、せっかく断熱素材を使っているのに、開口部がガバガバで熱気を逃がし放題なのは気に入りません。
卵型 液体調味料ボトル
▲「卵型 液体調味料ボトル」のパッケージ
製品名: 卵型 液体調味料ボトル
JANコード: 4905687365618
サイズ: 約W 45×H 57×D 45mm(カタログ値)
材質: ポリエチレン(本体・中フタ)、ポリプロピレン(フタ)
重量: 約14g(実測値)
容量: 35ml
生産国: 中国
購入先: ダイソー イオンタウン姫路店
価格: ¥110(税込)
アウトドア用の卵ケースに収まるサイズの調味料入れです。
▲小さめの卵と同じくらいのサイズと形状
▲卵ケースに入れた様子
▲フタはねじ込み式
液体調味料は、容器内に空気が入っていかないとうまく出てくれませんから、対策として中フタに吸気口がついています。
使用する際は、この吸気口が上になるように容器を持つとスムーズに液体が出てきます。
▲中フタはハメ込み式で吸気口が付いている(細長い部分)
ねじ込み式のフタのおかげで液漏れの心配がありませんし、卵ケースの空きスペースを有効活用できるため、私のように単独で行動する人(一度に何個も卵を使わず卵ケースに空きがある人)には便利だと思います。
アウトドア用メッシュバッグ
▲「アウトドア用メッシュバッグ ブラック」のパッケージ
製品名: アウトドア用メッシュバッグ ブラック
品番: アウトドア 0439
JANコード: 4945319030439
サイズ: 縦 約20.5cm×直径 約14cm(カタログ値)
材質: ポリエステル(本体)、ポリプロピレン(紐)
生産国: ベトナム
購入先: ダイソー イオンタウン姫路店
価格: ¥110(税込)
クッカーを収納するためのメッシュバッグです。
▲平置きしたアウトドア用メッシュバッグ
このメッシュバッグには、戦闘飯盒2型やMSRのアルパインストアウェイポット 775ml、ウィンドバーナーパーソナルストーブシステムが収まります。
これらのクッカーには専用の収納ケースが用意されていませんから、税込み110円で購入できるのはありがたいかも。
▲戦闘飯盒2型
▲戦闘飯盒2型はこの方向で収納できる
▲戦闘飯盒2型を入れて紐を締めた様子
▲アルパインストアウェイポット 775ml
▲アルパインストアウェイポット 775mlを入れた様子(かなり余裕がある)
▲ウィンドバーナーパーソナルストーブシステム
▲ウィンドバーナーパーソナルストーブシステムを入れた様子