私が仕事帰りに時々寄らせていただく、クラフトビールのお店を紹介します。
店内でお酒を醸造し、それを提供するお店はブルーパブ(Brew Pub*1)と呼ばれますが、今回紹介するお店もブルーパブ。
お店の概要
▲「明石麦酒工房 時」の外観(撮影日:2021年2月下旬)
店名: 明石麦酒工房 時
住所: 〒673-0891 兵庫県明石市大明石町1丁目9-22
グランドメゾン105号
営業時間: 火~土 16:00~22:30(ラストオーダー 22:00)
日・祝 16:00~21:30(ラストオーダー 21:00)
定休日: 月曜
駐車場: なし(近隣にコインパーキングがあります)
煙草: 禁煙
Webサイト: http://toki-akashi.com/
SNS: https://www.facebook.com/akashicraftbeertoki/
オープン日: 2017年
もともとは会社勤めだった店長(オーナー)さんが仕事を辞め、岡山の地ビール工房で修行を積んで開店されたお店。
地元の農家さんから購入された果物を使ったフルーティーなクラフトビールなど、個性的なクラフトビールが常時何種類も提供されています。
凄いのは、全て店内の醸造室で店長さんが醸造されているということ。
そのため、提供されるクラフトビールは鮮度が抜群。
ビールは、店内のカウンターで注文してその場で受け取ります。
食べ物は、ビールを頼むときについでにカウンターで注文し、席まで持ってきてもらうシステムです。
所在地
明石駅(JRも山陽電車もほぼ同じ位置に駅があります)の南口を出て西へ歩けば、5分程度でお店にたどり着けます。
https://goo.gl/maps/RjxN2ypxzd8qwMEo9
▲「明石麦酒工房 時」の位置
メニュー
店長さんが醸造されたクラフトビールが最大で10種類、少なくても8種類ほどは常時提供されています。
ジョッキやトールグラスの他、お財布に優しいハーフサイズも用意されているので、色んなビールを少しずつ楽しめるのも魅力。
時期によって異なりますが、リンゴや桃を使ったフルーティーなものや、バジルやシソを使ったもの、苦みとコクにこだわったものなど、様々なクラフトビールがあります。
お客さんにとって嬉しいのは、それぞれのビールの特徴を店長さんが文章にまとめて書いてくれていること。
材料を作っている農家の方のお名前が記載されていたり、店長さんがどんなビールを目指して作ったのかが分かるので、メニューを見ているだけでも面白いです。
▲クラフトビールのメニュー(文章でそれぞれの特徴が書かれているので、選びやすい)(撮影日:2021年2月下旬)
店長さんによると、レーダーチャートで表現する方法を提案されたこともあるそうですが、「伝えたいことがたくさんある」ということでこのやり方になっているそうです。
食べ物も充実しています。
特に人気があるのは「2色唐あげ(¥680)」。ビールと唐揚げは最高ですからね。
この唐揚げは、白っぽいのが3個と黒っぽいのが3個入っていて、一人で食べるとそれだけでお腹いっぱい。
色の違いは「塩」を使っているか「塩麹」を使っているかの差です。
個人的に気に入っているのは、「燻製枝豆(¥500)」。
燻製の香りがたまりません。こちらも量が多いのですが、一人で問題なく完食できます。
変わったところでは「揚げだしたこ焼き(¥500)」や「キーマカレー春巻き(ポテトフライ付で¥580)」といったものもあります。
シメの炭水化物としては、「ペペロンチーノ(¥680)」や「オムライス(¥780)」などが用意されています。
店内の様子
店長さんの許可をいただき、店内の全天球パノラマを撮影しました。
クラフトビールのメニューに向かって右側にあるのが注文カウンターで、背後にタップが多数並んでいるのがお分かり頂けると思います。
タップが並んでいる壁の左にあるドアは、醸造室への入口。
この中で美味しいクラフトビールが作られています。
https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/Akashi_Toki/index.html
▲「明石麦酒工房 時」店内の全天球パノラマ(撮影日:2021年2月、撮影機材:Ricoh THETA Z1)
交通アクセス
JRまたは山陽電車の明石駅から徒歩で来られる方が多いと思います。
車で行かれる場合(運転手を確保できる場合)は、近隣のコインパーキングを利用することもできます。
最後に
地ビールは、大手メーカーのビールと味が全く異なります。
一般的なビールを飲み慣れていると「なんだこれ?」となるかも知れませんが、大手のビールに飽きた方や、ビールの苦みが苦手な方にはお勧めです。
こちらのお店のフードメニューはビールによく合うものばかりなので、フードを食べ終わる前にビールを飲み干すと、ついついおかわりしてしまい、飲み過ぎるかも知れません。
逆にビールが残っている段階でフードを食べ終わると、ついつい別のフードを頼んでしまいます。
食べ過ぎ、飲み過ぎにはご注意ください。
注意事項
- 記載されている内容は、基本的にこの記事の掲載時点(2021年4月)のものです。最新の情報は各自でお調べください。
- お店やメニューに関する意見や感想は、当ブログ管理人の主観的なものです。
- お店をインターネットで紹介することについて、「明石麦酒工房 時」の店長(オーナー)さんから許可を頂いています。
- 当ブログ管理人は「明石麦酒工房 時」の単なる常連客であり、ブログ記事の作成や掲載に関して一切の利益供与を受けていません。
- 曜日によっては店長さんがお一人で営業されているため、対応に時間がかかる場合があります。
*1:「Brew」は醸造するという意味。カタカナでは「ブルー」と表記する方が正しい英語の発音に近いですが、「ブリュー」という発音しづらく、文字数が多く、本来の発音からかけ離れた読み方が広まっています。この単語に限りませんが、外国語を日本語に採り入れる際は、最初にそれを使う人や業者が正しい読み方を理解しておかないと、奇妙な読み方で広まってしまいます。