播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

財布に入るハンコ:インカード

インカードとは?

携帯性に優れた、カードサイズの薄型のハンコです。

f:id:dfm92431:20191005202103j:plain

▲インカードのパッケージ内容(左から専用ビニールケース、インカード本体、取扱説明書)

製品名: インカード TIC-502
メーカー: 株式会社タンゴ(東京都)
サイズ: 50mm×80mm×1.7mm~4.5mm(厚みは場所によって異なります)
印影の直径: 約10mm
定価: 1,000円(税別)
購入先: メーカーのWebサイトから直接購入

事務的な仕事をしているとハンコは必需品で、出先に限らず、社内でも他部署の部屋など自席以外の場所でハンコが必要になることが時々あります。

カードサイズなら常に財布に入れて身に着けられるので、「ハンコが手元にない」状況を最小限にできます。

ただし、シャチハタと同じ仕組みの浸透印なので、実印など重要なハンコとしては使えません。

インカードの外観

一般的なサイズのカード(クレジットカードなど)とほぼ同じサイズで、表面には印面を保護するスライドカバー(スライド式のフタ)が付いています。

f:id:dfm92431:20191005202137j:plain

▲インカードの表面

裏面には「PUSH」と書かれた菱形のボタン(取扱説明書では「PUSH部」)があります。

f:id:dfm92431:20191005202146j:plain

▲インカードの裏面

インカードは、一般的なカードよりも若干小さいサイズになっています。
厚みがあるため、クレジットカードなどと同じサイズにすると財布に入らないからでしょうか。

f:id:dfm92431:20191005202156j:plain

▲インカードと一般的なカードとのサイズ比較(一般的なサイズのカードの上にインカードを重ねている)

インカードの厚みは以下の画像のようになっていて、ハンコ部分は他よりも分厚くなっています。

具体的には、最も薄い部分の厚みが2mm弱で、ハンコ部分は5mm弱の厚みがあります。

f:id:dfm92431:20191005202206j:plain

▲インカードの厚み

インカードの使い方

押印のしかた

まずはインカード表面のスライドカバーを開き、赤い印面を露出させます。

f:id:dfm92431:20191005202220j:plain

▲スライドカバーを開いて印面を出す

インカードを裏向きにし、印面を書類などの押印箇所に合わせてから菱形のボタンを適度な強さで押せば、押印完了。

f:id:dfm92431:20191005202232j:plain

▲インカードを裏向けてからボタンを押す

f:id:dfm92431:20191005202243j:plain

▲インカードの印影

ボタンが菱形になっているのは案外重要なポイントかも知れません。

菱形上部の頂点が印影の左右の中心、左の頂点が上下の中心を示してくれるので、ほぼ狙い通りの位置に押印できます。

使用後は、付属の専用ビニールケースに収納します。
薄い側から差し込まないと、インカードはビニールケースに入りません。

私の財布の場合は、専用ビニールケースに入れたままで、インカードはカード用ポケットに収まります。ちょっと窮屈ですが。

f:id:dfm92431:20191005202300j:plain

▲専用ビニールケースに入れた様子

インクの補充

インカードは浸透印(あらかじめインクが染みこませてあるハンコ)なので、いずれはインクが無くなって印影が薄くなってきます。
その場合は、別売の「共通専用インク(税別¥300)」を1滴だけ、直接印面に染みこませて数時間おいてから使ってください。

他社製のインクを使った場合はインクが固まる等のトラブルの原因になるため、必ず専用品を使わないといけません。

f:id:dfm92431:20191005202342j:plain

▲共通専用インクのパッケージ(左)とインクが入ったボトル(パッケージとボトルを個別に撮影した画像です。パッケージとボトルの大きさの比は正確ではありません)

インカードの長所と短所

実際にインカードを使って感じる長所は、以下の通りです。

  • 携帯性が優れている。
  • 四角いので書類の方向に合わせやすく、印影が傾かない。
  • 人目を惹くため、会話のきっかけにできる。

短所はほとんど見つからないのですが、強いて挙げれば以下のようなものです。

  • 浸透印に共通する欠点ですが、実印や銀行印として登録できない(印面がゴムでできており、印影が変化するため)。
  • デザインが古くさい(昭和感のあるデザインに、個人的にはむしろ味わいがあると思います)。
  • インカードを入れた財布をズボンの尻ポケットに入れると、体重がかかった時に壊れそう(短所というよりただの不安)。

最後に

朱肉が必要なタイプのハンコは、周りが汚れないようにケースに入れる必要がありますし、印面を保護するカバー付きのシャチハタは、それ自体が大きくてかさばるため、どちらもポケットに入れて常に携帯することは難しい。

常に持ち歩く必要なんて無いかも知れませんが、ハンコを使う機会は案外多いように思います。

一般的な円柱状のハンコは、押すときの向きが分かりづらいのも欠点です。

ハンコには通常、どちらが上か分かるような目印が付いていますが、ハンコを押すときにそのマークは(使用者から見て)奥側になるため見えません。(「なんで目印を手前に付けないんだろう」と思い、自分の認印は印面の下端側にマークを付けています。それでも何故か印影が毎回傾きます。)

インカードは、そんな普通のハンコの問題点を見事に解決してくれる、素晴らしいハンコだと思います。

これよりももっと薄いハンコ(ハンコと呼べるかどうか分かりませんが)も紹介していますので、興味のある方は、こちらも併せてどうぞ。

dfm92431.hatenablog.jp

おまけ

姉妹品として、キーホルダー型の印鑑もあります。

f:id:dfm92431:20191005202447j:plain

▲インホルダー

f:id:dfm92431:20191005202458j:plain

▲インホルダーの印面

製品名: インホルダー
サイズ: 43mm×18mm×5mm
定価: 1,200円(税別)
購入先: メーカーのWebサイトから直接購入