概要
▲Kirkland Signature Microwave Popcornの外装パッケージ(500mlサイズのペットボトルはサイズの比較用)
会員制の業務スーパー「コストコ(Costco)」だけで売られている、電子レンジ調理専用のポップコーンです。
93.5g入りの小袋が1箱に44袋も入っています。
直近で購入した時の価格が¥1,578だったので、1袋あたり¥36!
パッケージの表記では、1袋につき2.5人分(About 2.5 servings per Bag)となっているので、格安です。
味はバター風味で、適度に塩味も効いていてさっぱり美味しくいただけます。
1袋あたり2.5人分だかなんだか知りませんが、美味しいので食べ出したら1袋を一人で一気に食べてしまいます。
仕様
製品名: Microwave Popcorn (マイクロウェーブ・ポップコーン)
メーカー: KIRKLAND Signature(コストコのプライベートブランド)
内容量: 44袋(1袋あたり93.5g)
原材料: とうもろこし(遺伝子組み換えでない)、パーム油、食塩、バター(一部に乳製品を含む)
栄養成分(100gあたり): エネルギー 518kcal、たんぱく質 6g、脂質 33.8g、炭水化物 47.6g、食塩相当量 2.29g
※グルテンフリー
購入価格: 1,578円(税込)
購入先: コストコ神戸倉庫店
備考: 製品名の「Microwave」は「電子レンジ」の意味
外観
外装の段ボール箱を開けると中にぎっしりとポップコーンの小袋が詰まっていますが、1袋はそれほど大きくありません。
小袋には賞味期限(BEST BY YYYYMMDD)や原材料(INGREDIENTS)、栄養成分(Nutrition Facts)、アレルギー表示(ALLERGEN INFORMATION)が英語で表示されていますが、調理方法の説明はなし。
調理方法は小袋に入っている茶色い紙袋の表面に英語・フランス語・スペイン語で表示されており、日本語での調理方法の説明は、外装の段ボール箱側面に貼られています。
▲ポップコーンの小袋(左は表面、右は裏面。小袋の長辺はおよそ15cm。サイズ比較のための“ものさし”の長さは30cm。)
調理方法
(1)小袋から取り出した茶色い紙袋は三つ折りになっているので、それを広げます。
▲紙袋は折りたたまれている
▲広げるとこうなる
このとき、紙袋の裏表に注意して下さい。
「THIS SIDE UP」と青文字で書かれている面を上にします。
▲この「THIS SIDE UP」の表示がある面を上にする
(2)これを電子レンジに入れ、500Wで4分~5分加熱します。紙袋はお皿に載せる必要はなく、直接電子レンジ内に置いて問題ありません。
ただし、この「4分~5分」というのは、我が家の電子レンジでの最適な調理時間です。
ワット数が異なると調理時間は大きく異なりますし、同じワット数でも電子レンジの種類によって最適な加熱時間は異なってきます。何度か実験をしてみてください。
調理時間が短すぎると不発が多くなりすぎますし、長すぎるとポップコーンが焦げるのです。
私の職場でこのポップコーンのことを教えてくれた人は、「うちの電子レンジ(600W)だと3分10秒で完璧!」と言っていましたが、我が家の500Wの電子レンジでは5分弱の加熱が必要。
▲加熱中の様子(写真のように紙袋が膨らんでいく)
我が家の電子レンジの場合は、2分半ほど経過する頃からバターの良い香りが電子レンジから漏れ出てきます。
注:外装パッケージに書かれている日本語の説明文では「500Wで2分30秒」となっていますが、我が家の500Wの電子レンジの場合、その時間では全然足りません。というか、外装パッケージに書かれている調理時間は間違いだと思います。
紙袋に表示されている英文の調理手順では「1分45秒」となっていますが、これはアメリカの家庭用電子レンジの出力である1,000Wが前提になっており、日本の電子レンジの性能とは全く異なるので、こちらもあてになりません。
つまり、調理時間の目安は日本語、英語ともに説明文が役に立たないので、各自で最適な時間を見つけなくてはいけません。
(3)電子レンジの前から離れず、中の音を注意して聞いていてください。
はじける音の間隔が1~2秒程度になってきたら、大半のトウモロコシがはじけています。セットしたタイマーの時間に達していなくても、その時点で電子レンジを止めて下さい。
セットしたタイマーの時間に達しても「ポポン、ポン、ポポポン」と勢いよくはじけている場合は、さらに加熱時間を延ばし、はじける音の間隔が1~2秒になるまで加熱を続けます。
(4)出来上がったポップコーンの紙袋は、下の写真のようにパンパンに膨らんでいるはず。
▲適切に加熱されたポップコーンの袋は、こうなる
赤い矢印と文字で「Pick this end up and open here.」と表示されている方の端を開封します。
開封時は熱気が噴き出すので、火傷をしないよう慎重に開けて下さい。
正しく加熱しても20~30粒は不発で残りますが、これはやむを得ません。
全てをはじけさせようと長時間加熱すると、最初の頃にはじけたポップコーンが焦げてしまうのです。
▲この表示のある方の端を開封する
▲出来上がったポップコーン
出来上がりのサイズを分かりやすくするため、500mlサイズのペットボトルと調理後のポップコーンの紙袋を並べて撮影してみました。
▲ポップコーンの出来上がりサイズ(正面)
▲ポップコーンの出来上がりサイズ(側面)
私はこの紙袋に手を突っ込んでそのままモシャモシャと食べますが、袋の内側に付いている油分で手が汚れるので、それが嫌な方は適当な器に移し替えて下さい。
最後に
1袋全部を食べるとカロリー的には充分なので、私は休日の昼ご飯代わりに、録画しておいた平日のテレビ番組を見ながら食べています。
外装パッケージの説明文に書かれている加熱時間ではうまくポップコーンが弾けてくれません。
そのため電子レンジごとに最適な加熱時間を見つける必要があり、それが面倒かもしれませんが、そうする価値は充分にあると思います。
やはり、出来たてならではのホクホク感とバターの香りがたまりません。
私はそれほどポップコーンが好きというわけではありませんでしたが、このポップコーンにはハマりました。
1箱44袋入りというのは多すぎると思われるかも知れませんが、賞味期限は比較的長い(約10ヶ月)ので、一人で食べたとしても週に1回食べれば賞味期限内で食べられますよ(週1回だと飽きるかな…)。
職場に電子レンジがあるという方でも、職場では作らない方が無難。
バターの良い香りが部屋中に充満し、怒られると思います。