播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

播磨科学公園都市のライトアップ(~2014/12/28)

今日の神戸新聞を見ると、播磨科学公園都市の「テクノ中央」交差点周辺がライトアップされているという記事がありました。
 
ネットで詳細を調べてみると、2014年12月18日(木)~2014年12月28日(日)までの期間、日没から21:00までの間点灯することが分かりました。
気になっていた駐車場も、ライトアップされているテクノ中央交差点を囲むように作られた「センターサークル」内にあるとのこと。
 
光都(播磨科学公園都市)センターサークルにおけるクリスマス期間中のライトアップについて
趣旨
 播磨科学公園都市では、国際レベルのアメニティ豊かな都市の形成を目指すため「アーバンデザイン」を導入し統一した視点に基づき、潤いとゆとりに満ちた都市空間を創造しています。
 この都市を象徴する空間の1つであるタウンパークの中心に位置するセンターサークルでは、現在、照明を最小限の通路足下点灯にとどめています。
 「神秘的な光の都」をテーマに、「光都」の名前にふさわしい魅力を発信し、まちの活性化を図るために、来年の夏からは、照明の一部をLED化したうえで、毎日点灯することにしています。センターサークルの照明が全面的に点灯するのは、12年ぶりとなります。点灯再開に先立ち、クリスマス期間に樹木へのイルミネーションとあわせて点灯することといたしましたのでお知らせします。
(出典:兵庫県の記者発表資料)
 
以上は、兵庫県のWebサイト内にある「2014年12月記者発表資料」から得た情報です。
 
この時期の日没時間は、17:00頃。
自宅から播磨科学公園都市までは1時間弱なので、4時頃に家を出れば、暗くなる前のセンターサークルを見た後、まもなくライトアップを見ることができます。
 
▲テクノ中央交差点の位置
 
以下のURLをクリックすると、Googleマップでテクノ中央交差点の位置が表示されます。
 
16:00
姫路市街の自宅を車で出発。
 
国道29号線を走り、追分交差点を左折。県道724号線に入ります。
県道724号線を西進し、国道179号線(出雲街道)と交わる船渡(ふなと)交差点を直進し、道なりに北へ進んでいくと、新宮駅の西で再び国道179号線と交わる芝田橋北詰交差点があるので、そこを左折。これで国道179号線に入ります。
 
西を向いていた国道179号線が大きく曲がって北へ向きを変える辺りにローソンがあります。今回はここで飲み物とおやつを調達。
そのローソンのすぐ先にある栗町交差点を左折し、県道44号線へ。
 
県道44号線は、軽四ではあまりスピードが出ない上り坂。
トンネルを抜け、播磨自動車道からの合流地点を過ぎてまもなく出会う交差点が、目的地である「テクノ中央」交差点です。
 
テクノ中央交差点を直進してすぐ、左右両側に駐車場があるのに出会います。

左は交差点南西部の駐車場で、通称ガメラと呼ばれるドーム型の岩のオブジェ(ストーンランタン)がある場所、右の駐車場は、暗くなると赤く光る通称モアイ像と呼ばれる擬石が並ぶ交差点北西部。
 
17:00
交差点南西部の駐車場に車を置きました。

すると、ライトアップを見に来た方と思われる車が続々と駐車場に入ってきました。
やはり皆さん日没の時間を調べ、それに合わせて来られているようです。
 
まずは交差点周辺のセンターサークルを探索。
 
駐車場は交差点の西側半分(北西と南西)だけにあり、北東にはありません。
交差点の南東はサークルになっておらず、兵庫県立先端科学技術支援センターの敷地になっているようです。
 
設置されているオブジェは、以下の通りです。
 北西:擬石(通称モアイ像)の列
 北東:擬石(通称モアイ像)の列
 南東:なし
 南西:ストーンランタン(通称ガメラ)
 
 
▲擬石(通称モアイ像)の列
 
 
▲ストーンランタン(通称ガメラ)
 
さて、センターサークルについて簡単に紹介しましたが、テクノ中央交差点に着いてまず目に付くのは、このセンターサークルのオブジェではなく、北東に見える奇妙な建物でしょう。
 
 
▲テクノ中央交差点から見えるサンライフ光都
 
これはサンライフ光都という集合住宅で、真ん中に穴が開いたデザインが珍しくて目を引きます。
私もこの建物にばかり興味が向いてしまい、暗くなるまでの間、いろんな所からこの建物を眺めてしまいました。
 
17:10頃
だんだん暗くなってきて、南西部の樹木に取り付けられたLEDとストーンランタンが点灯しました。
 
 
▲点灯したストーンランタン(写真ではほとんど分からない)と樹木のLED
 
ストーンランタンは、その名の通りランタンです。岩を積んで作った山ではありません。
そのため、内部は空洞になっていて、石のすき間から照明の光が漏れ出すようにできています。
 
ふと北西部の擬石の列を見ると、赤く輝いていました。
夕陽を反射しているのかと思っていましたが、それにしては明るい。そもそも日は沈んでいます。
 
擬石の内部のライトが点灯し、それが樹脂製の石(擬石)から透けて見えていたのでした。(北東部の擬石も光ります)
 
 
▲センターサークル北西部の擬石(ライトが点灯した状態)
 
 
▲北西部の擬石列前からセンターサークルを見下ろす(駐車場の様子がよくわかる)
 
17:30頃
ようやく暗くなり、ストーンランタンの光もよく見えるようになってきました。
 
 
▲暗くなってからのセンターサークル南西部の様子(中央にストーンランタン)
 
暗くなってから、テクノ中央交差点南西部でパノラマを撮影してみました。
 
ストーンランタンと樹木だけでなく、北半分の赤く光る擬石列の存在感もよく分かると思います。
 
 
テクノ中央交差点南西で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2014年12月23日)

https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/kouto20141223/virtualtour.html
 
18:00
センターサークルを後にし、帰路に就きました。
 
ルミナリエ等の大規模なライトアップを見慣れた人にはお勧めできませんが、見学者が少なく、静かにのんびり光を眺めていられるという点では良いかも知れません。
 
寒さ対策はしっかりしておいてください。
また、この周辺にはお手洗いがありません。どこかで済ませておく必要があります。