播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

タッチパネル対応手袋:iTouch Gloves

冬にスマートフォンを使うときには、昔のPDAでは一般的だった感圧式タッチパネルと違い、素手でないと操作できない今の静電容量方式のタッチパネルは非常に不便。
電車やバスの待ち時間、手袋を取ってスマホを操作していたら、寒さで手が痛くなってしまいます。
 
そこで、静電容量式のタッチパネルに対応していると謳われている安価な手袋をいくつか試してみましたが、反応したりしなかったりで、とても使い物になりません。
 
多少高くてもいいので、きちんとタッチパネルが反応してくれる製品はないかとAmazon内を検索していたら、すごく良さそうな製品が見つかりました。
 
 
▲パッケージは封筒(表面)
 
 
▲パッケージは封筒(裏面)
 
 
▲製品本体
 
製品名: iTouch Gloves Leather(Black Solid Leather)
メーカー: Picnic Inc.(日本)
サイズ: 男性向けワンサイズのみ
定価: ¥9,975
購入価格: ¥9,975
購入先: Amazon.co.jp
 
見た目は普通の革手袋です。

皮革は通常電気を通さないので、静電容量方式のタッチパネルには使えません。
しかし、この製品は皮に特殊な加工を施し、導電性を持たせることでスマフォの操作が可能になっているのです。

しかも、よくある人差し指と中指の先だけを加工した製品と違い、手のひら側全体がタッチパネル対応になっています。
 
中は柔らかくて肌触りの良いライニングがあり、着け心地は快適そのもの。
 
 
▲肌触りの良い内張
 
サイズが1種類しかないためフィット感を求めるのは難しいです。

指先のたるみが操作時の邪魔になりますが、反応の良さは素晴らしいの一言。
滑りが良くなるためか、素手で操作しているとき以上に快適です。
 
この製品は革手袋なので、スーツやコートを着ているときにはめていても違和感がなく、通勤時に重宝しています。
 
これをはめた状態で徒歩で移動したり、電車やバスを待つ間は、手が寒さから守られます。
しかし、(私は自宅から最寄り駅まで自転車で通っていますが)自転車に乗るときにはこの手袋の防寒性能では物足りません。素手よりはよほどマシですが、それなりに冷たさを感じます。
 
自転車に乗っているときにスマホを操作することはないので、寒さが厳しいときだけは別の手袋をはめて自転車に乗り、駐輪場から先はこの手袋という使い方をすることもあります。
 
購入してから2ヶ月ほど毎日使用していますが、タッチパネルの反応の良さは変わらないので、導電のための加工の耐久性は高そうです。
 
この革手袋が気に入ったので、同じメーカー製で、普段使いに適したニット素材の手袋も購入しました。
 
 
▲パッケージ
 
 
▲製品本体
 
製品名: iTouch Gloves Solid
メーカー: Picnic Inc.(日本)
サイズ: S・L の2種類
定価: ¥1,890
購入価格: ¥1,890
購入先: Amazon.co.jp
 
こちらもタッチパネルの操作性は良好(指の部分全体がタッチパネル対応)で、ちょっと素材が固くてゴワゴワしているような印象を受けますが、装着感もまずまず。
 
手のひら側には滑り止めのためか、ゴムのような素材が線状に塗りつけられています。
 
値段とタッチパネルの反応の良さを考えれば、他社の製品を使う気にはなれないほど良い製品だと思います。
 
これらに出会うまでは安さに惹かれて訳の分からないタッチパネル対応手袋をいくつか買ってしまいましたが、まさに安物買いの銭失いでした。
 
革手袋の方はなかなかのお値段ですが、ニットの方はお手頃価格。
 
さんざん褒めていますが、フィット感は人によって異なりますし、デザインも好みが分かれるでしょう。また、タッチパネルの表面に貼っている保護シートによっては、この手袋でもきちんと反応しない可能性があるのでご注意を。