播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

舞子公園で移情閣・旧武藤山治邸・旧木下家住宅を見学

今日は舞子公園にある3つの古い邸宅を見てきました。
邸宅の名前は、それぞれ移情閣、旧武藤山治邸、旧木下家住宅です。
 
JR舞子駅から南へ出て、大きな歩道橋を渡って明石海峡大橋の袂をめざし、そこから南東を見ると移情閣があります。
 
 
 
▲明石海峡大橋の下から移情閣を見る(中央奥)
 
舞子駅から移情閣までは、徒歩で十分もかかりません。
 
 
▲移情閣(左の丸いモニュメントは「夢レンズ」)
 
 
移情閣
開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館)
入館料金: 大人(高校生以上)¥300、小人¥150
 ※その他優待や団体料金も設定されています。
 
移情閣は孫文記念館という資料館になっていて、残念ながら古い洋館の趣を楽しむことは出来ません。
外観は良いんですがね。
 
移情閣は八角形の塔のようなものが目立っていますが、その内部は下の写真のようになっていました。
 
 
▲移情閣1階の八角形部分内部
 
展示内容にあまり関心がなかったため、滞在時間は10分ほどでした。
次は移情閣の東にある(移情閣から目の前に見えている)旧武藤山治邸です。
 
 
▲旧武藤山治邸
 
 
旧武藤山治邸
開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館)
入館料金: 大人¥100、高校生¥50、65歳以上¥50、中学生以下 無料
 ※障害者等は無料、20名以上の団体は2割引
 旧武藤山治邸は、明治40年(1907)に武藤山治が舞子に建てた木造二階建ての洋館です。大熊喜邦によって設計されました。円形のバルコニー・スレート葺の屋根・下見板張りの外壁が特徴です。元来は、付属棟(厨房など)・和館・撞球棟が併設されていました。構造材の大部分や外装材の一部は新材で再現されているものの、建具や内装の仕上げ材は当初のものが使われています。また、ステンドグラス・暖炉・家具なども当時のものが残っており、明治期の住宅形式や生活様式を知ることのできる貴重な建物です。山治が亡くなった後は、鐘淵紡績株式会社に寄贈され、「鐘紡舞子倶楽部」と称し、福利厚生施設として利用されていました。
 その後、平成7年(1995)に、明石海峡大橋建設に伴う国道2号線拡張工事のため、洋館のみが垂水区狩口台へ移築されました。そして、平成19年(2007)、カネボウ株式会社より兵庫県へ家具・絵画・蔵書などとともに寄贈され、兵庫県立舞子公園へ移築・復元し、平成22年(2011)7月には、国の登録有形文化財として登録されました。
(出典:旧武藤山治邸のパンフレット)
北側にある建物は管理棟で、コンクリートや真新しい木材で作られています。まずはこの管理棟に入り、スリッパに履き替えて入館料を支払います。
そして渡り廊下を渡ると、そこには明治・大正時代を思わせる内装の空間が広がります。
 
 
▲旧武藤山治邸1階の食堂
 
 
▲旧武藤山治邸2階の書斎(当時のカーペットが敷かれているので、保護のため立ち入り禁止)
 
家具や暖炉の凝ったデザイン、落ち着いた雰囲気、腰板や階段の手すりに見られる木材のぬくもりが良い。
 
この雰囲気を360度パノラマに撮って記録しようと思ったら、係員の方に「三脚の使用は禁止です」と注意されてしまいました。ごめんなさい。
 
注意を受けるまでに2部屋分を撮影していました。せっかくなので、その2部屋分のパノラマをどうぞ。
 
旧武藤山治邸で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2012年9月2日)

https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/maiko_park20120902/virtualtour.html
 
パノラマ画面左上のリストで部屋を切り替えられます。
 
1階、2階とも3部屋しかない小さな洋館ですが、雰囲気が良かったので約40分も居座ってしまいました。
今度は和風建築の旧木下家住宅を見に行くことにします。
 
旧武藤山治邸を出たら北にある「松籟橋」という歩道橋を渡って国道2号線を越え、公衆トイレのある松林(中央地区の東端付近)に下ります。

そして、JRの線路をくぐって北東へ進み、舞子ビラのエレベーターを右手に見ながら北進。突き当たりを左に曲がり、クリーニング浜本というお店のある小さな交差点で右に曲がります。

車が1台やっと通る程度の道を北東へ進むと、旧木下家住宅の門に出会います。
旧武藤山治邸からは徒歩15分程度です。
 
※この道は(クリーニング浜本から北東への道は除く)Googleのストリートビューで見ることが出来ます。
 
 
▲旧木下家住宅の入口(クリーニング浜本から北東を見ると見える)
 旧木下家住宅とは、もとは又野良助氏が私邸として昭和16年に竣工した数寄屋造近代和風住宅です。昭和27年に木下家(木下吉左右衛門氏)の所有となり、平成12年に故木下吉治郎氏のご遺族から寄贈を受けました。
 阪神・淡路大震災以後、姿を消しつつある阪神間の和風住宅のなかで、創建時の屋敷構えをほぼ完全に残す貴重な建物として、平成13年9月に国の登録有形文化財に指定されました。
 また、前庭と中庭にも創建時の庭造りの様子が残っており、隣接する舞子公園と融合した緑豊かなたたずまいをお楽しみください。
(出典:旧木下家住宅のパンフレット)
 
旧木下家住宅
開館時間: 10:00~17:00(12月~2月は16:00まで)
休館日: 月曜日
入館料: 大人¥100
 
この門から玄関までは小道をしばらく歩くことになります。
玄関で受付の方に¥100を支払い、パンフレットを頂くと、「今は麦茶をサービスできますがいかがですか?」とのこと。旧武藤山治邸から歩いてきて汗だくだったので、冷たい麦茶はありがたい。
 
 
▲広縁から前庭を見る
 
 
▲座敷(奥に見えるのは中庭)
 
 
▲前庭に面した書院
 
 
▲中庭に面した縁側
 
 
▲前庭に面した応接室(ここで飲み物を頂く)
 
ここでの滞在時間は20分ほどでした。
 
見学を終えたら、クリーニング浜本のある交差点まで戻り、右へ曲がります。そのまま道なりに進むと、すぐに舞子駅前駐車場脇のエスカレーター。これで2階へ上がり、JR舞子駅を左手に見下ろしながら進んでいくと、JR舞子駅へ戻れます。
 
昼食には少し遅い時間でしたが、まだ何も食べていないので、姫路駅から御幸通りへ向かい、御幸通りの交番前にある「商品企画開発室」でチキンカレーを頂きました。

変わった名前ですが、これはこのお店をされている元天コーポレーションの部署の名前です。お店の方は商品企画開発室の社員さん。席数わずか4という小さなお店。
 
この夏までは焼きそば専門店でしたが、今度はチキンカレー専門店に変わりました。
2012年9月現在カレーは2種類で、チキンカレー(¥700)とすだちカレー(¥800)。すだちカレーはチキンカレーのご飯にすだちの汁をかけたもの。
 
カレーはさほど辛さを感じませんが、じわじわと頭から汗が出てきます。
チキンにはこだわりがあるそうで、まったく臭みの無い柔らかい鶏肉がすばらしい。
 
頭の汗が乾くのを待ってから店を出て自転車で自宅へ向かっていると、ゲリラ雷雨に遭遇。

雰囲気の良い古い住宅を見て癒やされ、美味しいカレーで良い気分になっていたのに、最後はずぶ濡れになって帰宅。