播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。原則として更新は週に1回です。広告は表示しません!

滋賀県長浜市で鉄道スクエア、鉄砲の里資料館見学 Part1

うちの職場はまだ夏休みが続いているので、今日は滋賀県の長浜へ日帰りで旅行に行ってきました。
 
8:20
JR姫路駅を新幹線のぞみ116号で出発。
 
8:48
新大阪駅に到着。ここでこだまに乗り換えます。
 
8:53
新幹線こだま642号が新大阪駅を出発。
 
9:29
米原駅に到着。在来線の新快速に乗り換えます。
 
9:51
新快速で米原駅を出発。
 
10:01
長浜駅に到着。
往復共に指定席で切符を買いましたが、運賃は往復合計で¥13,580でした。
  
 
▲JR長浜駅(後で見に行く旧長浜駅舎を模したデザイン)
 
まずは長浜駅のすぐ南にある鉄道スクエアを目指します。
 

https://goo.gl/maps/4WDvYe4qaKfPX5iq8
▲長浜鉄道スクエアの位置

鉄道スクエアは旧長浜駅舎、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の3つが集まった施設で、旧駅舎は建築当時の雰囲気を味わえますし、北陸線電化記念館には蒸気機関車と電気機関車が1両ずつ展示されており、どちらも運転席に入れるという、乗り物好きにはたまらない施設です。
 
長浜駅の南側にある踏切近くから、あちこちのトンネルにかかっていた石額が並ぶ前を歩き、旧長浜駅舎に入ります。大人1人¥300。
 
 
▲旧長浜駅舎
 
現存する日本最古の駅舎ですが、さほど古さを感じません。
昔の建物がしっかりつくられていたことと、維持管理を丁寧にしてきた結果でしょう。
 
玄関を入ってすぐの広い空間は三等待合室。
そこには出札室があり、その前には三等の乗客らしい雰囲気の父子連れの人形が置かれています。
 
 
▲出札室
 
当時の運賃や時刻表が貼られており、当時はどのような頻度で鉄道が走っていたのかよく分かります。
 
 
▲当時の時刻表
 
出札室の左後ろのドアから中に入ると、そこは一等と二等の乗客用待合室。
三等は今で言う普通車、二等はグリーン車、一等に相当する客車で私たちが乗れるモノは現在ありません。
乗る車両によって、待合室まで別れていたんですね。
 
その奥には休憩室がありますが、家具が質素なので、鉄道員用の休憩室なんでしょう。
さらにその奥には倉庫係の部屋があり、その隣には世話係の部屋、その横が駅長室となっています。
 
 
▲駅長室
 
 
▲改札口
 
三等待合室に戻り、改札口から駅舎を出ると、目の前に大きな2つの建物が現れます。
左側は長浜鉄道文化館、右は北陸線電化記念館で、私の目当ては電化記念館の方です。
 
渡り廊下のような通路を通って電化記念館に入ると、いきなり電気機関車(ED70形1号機)に出迎えられ、その大きさと迫力に圧倒されます。
 
実際、私の後に入ってきた別のお客さんの子どもは、入って電気機関車を見た瞬間、後ろへのけぞっていました。
 
 
▲北陸線電化記念館に入ってすぐの光景
 
その隣には蒸気機関車(D51形793号機)も並んでいます。
 
 
▲展示されている蒸気機関車
 
どちらも存在感が圧倒的で、しばらくはその姿を眺めているだけで幸せな気分を味わえます。
 
北陸線電化記念館で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2012年8月21日)
 
https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/nagahama20120821-1/virtualtour.html

各機関車の運転席でもパノラマを撮影しています。パノラマ画像内の左上にあるリストで切り替えてください。
 
すでに書いていますが、これらの機関車は運転席に入ることが出来ます。
 
 
▲電気機関車の運転席
 
 
▲蒸気機関車の機関士席
 
運転席の様子全体をご覧になりたい場合は、上のパノラマ画像内左上のリストから選択して切り替えてみてください。
 
機関車をこんなに間近で見学し、運転席にまで入れるすばらしい場所ですが、エアコンが効いていないらしく、暑い。歩いているだけで汗だくになります。
 
引き続き長浜鉄道文化館に入ってみました。

ここにはトイレと飲み物の自販機があり、ベンチもあるのでゆっくり休めます。
このベンチもただ者ではなく、横には動輪のロゴが入っています。
 
 
▲ベンチに入れられた動輪の刻印
 
長浜駅の昔の様子を再現したジオラマや、活魚車なるいけすを搭載した貨車の模型、鉄道模型などが展示されています。
 
11:18
鉄道スクエアを出ました。
パノラマ撮影をしていたとはいえ、1時間以上も楽しめました。
 
出て真正面を見ると、道路の向かい側に「慶雲館」なる看板があります。
なんだか分かりませんが、大人1人¥200と手頃なので、入ってみることにします。単独ならではの気楽な旅です。
 
 
▲旧長浜駅舎の目の前にある慶雲館の入口
 
門をくぐると広い庭園があり、その庭園の中にさらに門があって、その先に慶雲館があります。
 
 
▲慶雲館
 
慶雲館は、明治天皇が京都に行幸される際、大津から長浜へ船で移動されると聞いた浅見又蔵氏が私財を投じて建設した行在所(あんざいしょ)です。

明治天皇の休憩のためだけにこれだけの屋敷を建てるとは。。。
実際にここで明治天皇が休憩をされたのは1時間程度のことだったそうです。
 
玄関で¥200を支払い、中に入ります。
1階は大部分が大広間で、そこからの庭の眺めがすばらしい。最初に通った庭園とは別の庭です。
 
 
▲慶雲館1階の大広間
 
赤い絨毯が敷かれた階段を上って2階へ出ると、そこは玉座のある広間。
 
 
▲慶雲館2階の様子(右奥が玉座)
 
 
▲玉座
 
慶雲館の2階で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2012年8月21日)

https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/nagahama20120821-2/virtualtour.html
 
11:50
慶雲館を出て、長浜駅の西口へ向かいます。
 
11:56
長浜駅の西口に到着。ここにあるレンタサイクルに用があるのです。
 
文字数制限、画像ファイルサイズ制限の都合で、Part 2へ続く。