播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

Leatherman社のLEDライト:Monarch500

アウトドアや仕事で愛用しているツールナイフの製造メーカー「Leatherman」。
この会社がLEDライトも作っているというのを最近知りました。しっかりした良いナイフを作っているメーカーなので、そこが作るライトはきっと良い製品に違いないと思い、Monarch500というLEDライトを購入してみました。
 
パッケージは驚くほどシンプルで、ライトよりずっと大きな紙箱の中にライトがゴロンと入っており、説明書は小さく折りたたまれてナイロン袋に入れられていました。
 
 
▲Monarch500の外装パッケージ(アメリカ向けパッケージ)とライト本体
 
メーカー:Leatherman Tool Group, Inc(アメリカ)
製品名:Monarch500(モナーク500)
全長:15.5cm(カタログ値)
重量:100g(カタログ値)
電源:単3 x2本
光源:3W LED x1(100ルーメン)
ランタイム:1時間(カタログ値)
耐候性:生活防水(IPX4)
材質:アルミ(本体とベゼル)、ポリカーボネート(レンズ)
備考:RoHs対応
定価:$48.00 USD
 
 
▲Monarch500の大きさ(単3電池との比較)
 
 
▲3WのLEDと反射鏡(光を拡散するための凹凸がある)
 
非常にコンパクトで軽量、しかも明るい。
カタログ値では1.5mの距離から照射した場合、直径2mの範囲を照らせるようです(中心部に直径50cmの明るいスポットが出来る)。
 
スイッチはライトの「尻」の部分にあるボタン。
ある程度のストロークがあり、押すとしっかりしたクリック感があります。
 
通常、フラッシュライトと呼ばれている高輝度ライトは、ボタンを押している間だけ点灯するのが一般的ですが、Monarch500は一度ボタンを押すと点灯し、もう一度押すと消灯する構造になっています。
点灯中にボタンを軽く押すと、押している間だけ消灯します。
 
 
▲ライトのスイッチ(スイッチ近くにはストラップホールもある)
 
細くてコンパクトな上に、画像を見て分かるとおりストラップホールがあるため、携帯方法には困らないでしょう。
 
欲を言えば、明るさの調節機能が欲しかった。常に100ルーメンの明るさが必要とは限りませんから。
ただ、もう少し照度の低いライトと両方を持ち、状況に応じて使い分ければ、明るさの調節が出来ない欠点は補えるでしょう。
 
全アルミ製で昇圧回路を搭載し、100ルーメンの明るさを実現するコンパクトなライトが、定価でも50ドルを切っており、実売価格は30ドル台半ば。

しかも、高価なCR123電池を電源として使うフラッシュライトが一般的なのに対し、Monarch500は電源が普通の単3電池なので、たとえランタイムが1時間しかなくても、コストは気になりません。
 
経済性の高いフラッシュライトをお探しの方は、これを選択肢に入れてみてはいかがでしょう。