播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

広島県呉市の「てつのくじら館」(海上自衛隊呉史料館)

今日は広島県呉市にある「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」に行ってきました。

 

8:32
新幹線ひかり549号で姫路駅を出発。

 

9:34
広島駅に到着。在来線乗り換え口へ。

 

9:58
広行の安芸路ライナーが広島駅を出発。

 

10:30
呉駅に到着。

 

財布の中を見ると、数千円しかありません。
銀行ATMを探して駅前をさまよい、結局コンビニでお金を下ろして呉駅へ戻ってきました。
これで20分のロス。

 

駅の改札に向かって左(改札を出ると右側)に歩道橋のような連絡通路があります。大和ミュージアムへの矢印が書かれているので、それに従って海の方へ進み、途中でゆめタウンというショッピングセンターの中を通って外へ出ると、目の前に大和ミュージアム、右手側にてつのくじら館のシンボル、潜水艦あきしおが現れます。

 


▲連絡通路から見た大和ミュージアムとてつのくじら館

 

まずはてつのくじら館から見物することにします。

 

11:03
てつのくじら館に到着。潜水艦のお腹の下を通って館内へ。自衛隊の広報館なので、入場は無料です。

 


▲てつのくじら館正面の様子

 

1階は「海上自衛隊の歴史」というパネルのみの展示ですが、2階からは「私にとっては」興味津々の展示になります。

 

2階は「掃海艇の活躍」ということで、実物の機雷や掃海艇の処分具が展示されています。
「掃海」という言葉は聞いたことがあっても、実際にどうやって機雷を処理しているのか知らなかったので、この展示は充分に楽しむことが出来ました。

 

2階に上がってまず出会うのが、ペルシャ湾で掃討された機雷。

 


▲2階に上がってまず出会うのがこのLUGM-145機雷(イラク製で、弾頭は145kg)

 

機雷の表面にあるトゲトゲ(触角)はほとんど取れているのですが、1本だけ曲がった状態で付いていました。この触角に船が接触すると起爆する構造になっています。

 

続いてパネルによって機雷の種類が解説され、実物の機雷の展示、そして最後は掃海艇に関する展示になります。

  


▲再現された掃海艇の後甲板

 

3階の展示は「潜水艦の活躍」です。
最初は海上自衛隊の潜水艦の原点、「くろしお」についての説明と、艦内の様子が分かるカットアウェイモデルの展示です。

 


▲くろしおの模型

 

次は、潜水艦の写真で大まかな姿を見たことがあっても、細部は全く知らない潜望鏡の先端部分や、ソナーで拾った音(実際はコンピュータで作成した音声)を聞いて発生源を当てる2択クイズ、潜水艦内の様子を再現した「艦内生活」コーナー。

 


▲潜水艦の潜望鏡先端

 

艦内生活コーナーの最後には本物の潜望鏡があり、覗くことが出来ます(実際の映像ではなくビデオ映像)。

 

潜望鏡体験の次は、魚雷や潜水艦の模型の展示です。

 


▲天井からつり下げられた魚雷の展示

 

そして、艦載対潜無人ヘリコプターの前を通って潜水艦あきしお内部へ入ります。

 

廊下や部屋は想像通りの狭さ。
でも、機械に囲まれた閉鎖空間って落ち着きます。自然に囲まれた開放感のある空間もいいけど、機械まみれの閉鎖空間も魅力的。

 

司令室では、潜望鏡を覗くことが出来ます。しかも、艦内の展示とは違い、本当に外の風景を見ることが出来ます。取っ手を握って回してみると、予想以上に重い。

 


▲操舵席(魚眼レンズで撮影)

 


▲司令室全景(魚眼レンズで撮影)

 

司令室の様子を人がいない状態で撮影したかったのですが、次々にお客さんが来るので、なかなか撮影できませんでした。
ボランティアガイドの方(退役した隊員?)、すいません。司令室に居座っていたのは私です。

 

この後潜水艦の外に出て、お土産を買い込んで大和ミュージアムへ向かいました。

 

てつのくじら館を出たのは12:25でした。この後大和ミュージアムへ向かいます。