播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。原則として更新は週に1回です。広告は表示しません!

家族で東京へPart1

突然「墓参りに行くぞ」と父が言い出し、母方のお墓のある東京へ家族揃って行くことになりました。

 

父方の墓は毎年お参りに行っていますが、母方のお墓は生まれてから一度も行ったことがありませんでしたし、具体的な場所すら知りませんでした。

 

ということで、両親がガイドとなっての東京行きとなりました。

 

東京までの交通手段は新幹線(グリーン車)。
自由席と指定席はかなりの乗車率なのに、グリーン車は無人でした。私たち家族だけの貸切状態。途中で乗ってくる人もありましたが、私たちより先に降りてしまい、結局また貸切に戻ります。この快適さなら、3~4時間の移動時間も苦になりません。

 

東京駅に到着したら、地下鉄を乗り継いで母方のお墓へ。
両親がガイドだと思っていましたが、2人とも悩んでいる様子。どうやら道を忘れたようです。仕方がないのでお寺の名前を尋ね、私のiPhoneでGoogleマップを表示し(GPSで現在地も表示される)、私が道案内をすることになりました。

 

初代松本幸四郎のお墓のあるお寺で、初めて母方の祖父(のお墓)と対面。母方の祖父は私が生まれる前に亡くなっていたので、孫である私のことを全く知りません。生まれてから何十年も経ってから挨拶に来たので祖父はあきれかえっているかも知れません。

 

さて、無事に目的を果たしたので、後は東京観光です。
一泊二日で、明日の夕方に東京駅を発つ予定なので、観光に使える時間はたっぷりあります。

 

本日の行き先は靖国神社。
我が家の思想は右寄りなので、ここは外せません。

 


▲靖国神社拝殿

 

大村益次郎の大きな銅像と巨大な鳥居に出迎えられ、靖国神社の拝殿でお参り。
入口では、靖国に代わる参拝施設への反対運動の署名活動をしていました。
戦争を美化するような施設だという考えもあるようですが、単なる屁理屈にしか聞こえません。私自身は靖国神社が戦争を美化したり戦死者を崇拝するための施設だとは思いませんし、戦犯が合祀されていることについても、不快感はありません。というわけで、署名をさせてもらいました。

 

日曜でしたが、参拝者の数はさほど多くなかったのでゆったりとお参りができました。
困ったのは、鈴緒がないこと。二礼二拍手一礼だと弟に教えてもらい、何とか無事に参拝完了。
この後は、靖国の敷地内にある「遊就館」という博物館へ。

 


▲遊就館の外観

 

この博物館には古代から太平洋戦争までの兵器や歴史、戦死した士官の戦闘服等が展示されています。
古い鎧甲や日本刀、槍から、太平洋戦争末期の回天や桜花(実物大模型)、弾孔のあいた戦闘服やヘルメット(着用者は戦死)、たくさんの戦死者の遺影、花嫁人形や遺書・・・
強烈なインパクトのある展示に圧倒されながら数時間を過ごしました。

 

玄関ホールの展示以外は撮影禁止のため、入口にあった零戦の写真を掲載しておきます。

 


▲遊就館入口に展示されている零戦52型

 

靖国神社で数時間過ごした後、宿泊予定のホテルへチェックイン。
近くの居酒屋で夕食を食べて1日目の行程は終了。