Leatherman社製の小型ツールナイフ「Squirt S4」を愛用しているのですが、これはメインツールがハサミ。同じSquirtシリーズでも、末尾が「P4」となっている製品は、メインツールがペンチになっています(SはScissors(ハサミ)、PはPliers(ペンチ)を表す)。
ハサミもペンチも両方持っていると非常に便利なので、私の知り合いはキーチェーンにS4とP4の両方をぶら下げているのですが、さすがにあれだと嵩張って重そう。
ハサミの便利さは誰でも想像が出来るでしょうが、仕事場等でベルトや靴、鞄の金具が取れたり、携帯のストラップが壊れたりした経験のある方なら、ペンチの必要性も分かってもらえると思います。
でも、いくら小型とは言えツールナイフを2つも持ち歩くのは、機能のダブりも多く、無駄です。
でも、いくら小型とは言えツールナイフを2つも持ち歩くのは、機能のダブりも多く、無駄です。
というわけで、Leatherman社からS4とP4を合体させた製品が登場しました。
メーカー: Leatherman(米国)
製品名: Squirt PS4
US定価: $41.40(実勢価格$25~$30)
日本定価: 2010年6月現在正規取扱店での販売無し
製品名: Squirt PS4
US定価: $41.40(実勢価格$25~$30)
日本定価: 2010年6月現在正規取扱店での販売無し
メインツールがペンチになり、ハサミはナイフブレードやドライバーと同じようなサブツールの一つになっています。
小型化されたため使いにくくなってしまいましたが、切れ味の良さとスプリングにより自動的に開く動作のスムーズさは変わっていません。
ペンチもハサミと同様にスプリングで自動的に開くので、使いやすい。サイズが小さいので、キーチェーンや携帯ストラップ、その他アクセサリー類の金具を直したり、細い針金で何かを束ねたりほどいたり、大型のホチキスの針を取り除いたりする程度にしか使えませんが、これで充分です。
ヤスリ(両面で目の粗さが異なっている)の使い道はよく分かりません。
Squirt S4にあったピンセットが無くなったのは残念。山で指に刺さったトゲを抜くときは便利でした。
Squirt S4にあったピンセットが無くなったのは残念。山で指に刺さったトゲを抜くときは便利でした。
Squirt S4は、私にとってはアウトドアで役立つツール(前述したとおりピンセットはトゲ抜き、ツメ掃除ツールはツメの隙間に入った泥や木くずなどを掻き出すのに便利)ですが、PS4はアウトドアよりむしろ現場での仕事に便利なツールと言えそうです。
今までは仕事場でも山でもSquirt S4を使っていましたが、PS4を手に入れた今は、S4は山専用、PS4は仕事専用になっています。