播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

姫路明石自転車道で姫路から加古川へサイクリング

久しぶりに加古川の好日山荘へ買い物に行こうと思い、自転車(マウンテンバイク)で姫路の自宅から好日山荘まで、片道20kmのサイクリングをしてきました。

 


▲姫路市花田町一本松(自転車道起点)付近から好日山荘加古川店まで、本日走ったルート全体図

 

我が家からは、国道2号線をひたすら東進すれば加古川の好日山荘へ行けますが、交通量の多い道路を自転車で走るのは落ち着かないので、たまたまWebで見つけた姫路明石自転車道という名の自転車と歩行者専用の道を通ることに決定。

 

名前の通り、姫路(起点:姫路市花田町)から明石(終点:明石市西新町)まで総延長35kmの道が延びています。

 

どこをどう通っているのかWebで調べても今ひとつよく分からず、道路を管理している兵庫県のWebサイトを見ても、とんでもない縮尺(上の地図と同様おおざっぱすぎる)の地図があるだけで、詳細が分かりません。
しかし、そのおおざっぱな地図を見ると、新幹線の高架沿いに自転車道があるらしいことは分かるので、数日前にとりあえず新幹線の高架下を走り、自転車道の様子を偵察しておいたので、今日はスムーズに加古川まで行けました。

10:00
姫路市街の自宅をマウンテンバイクで出発。
混雑している車を横目に国道2号線を東進し、市川を渡ってさらに進み、御国野交差点を渡ってから右折して312号線に入ります(10:19)。
車道はJRの線路をくぐるために地下へ潜りますが、車道脇の歩道もスロープで地下へ続いています。これを進み、JRの線路の南側へ出たら、Uターンするようにしてスロープ東の道に入って北へ進み、312号線の東側で新幹線の高架に突き当たります。ここから、明確な自転車道が始まります。

 


▲新幹線の高架沿いにある自転車道。御着付近の様子。このような道が高架下に延々と続く。(下見の際に撮影)

 


▲道が向きを変える場所には、大抵このような標識があるので、何とか自転車道から外れずに走れる。(下見の際に撮影)

 

後は、姫路明石自転車道の標識に従って進むだけ。
川を何本か渡る必要がありますが、そういった場所では自転車道が途切れます。場所によっては標識でルートが示されていますし、分からなくなっても、とりあえず近くの橋を渡って新幹線の高架下へ戻れば良いので、問題ありません。(消えかかってはいますが、路面に「歩行者自転車道」の標示があるので分かりやすい)

 

自転車道ですが、表面の舗装が荒れていますし(完成が昭和60年)、車道が何本も自転車道を横切っており、そのような場所にはちょっとした段差があるので、ロードバイクで走るには不向き(段差や路面の荒れの他に、交差する車道でよく車と出会うため、スピードが出せない)かも知れませんが、私の場合はマウンテンバイクなので問題なし。

 

11:01
加古川にぶち当たりました。下見の時はここまで来ていないので、どうやって川を越えるのか分かりませんでしたが、実際に現場に来ると、標識と路面の表示で自転車道が北へ方向を変えていることが分かります。
そして、播州大橋の上へスロープで上がれるようになっていました。

 

播州大橋を渡り加古川左岸に出ると、南へ進むのが本来の自転車道のルートですが、今日は好日山荘加古川店に行くのが目的なので、自転車道とはここでお別れ。
歩道が広くて快適に走れる国道250号線沿いに東へ進みましたが、好日山荘へ行くにはどの辺りで北へ向きを変えれば良いのか分からず、加古川駅を目指して北上。そして、見慣れた国道2号線に出会ってから東へ向きを変え、好日山荘へ向かいました。

 

11:25
好日山荘に到着。

 

欲しい物があったのですが、在庫がない(正確に言うと、私の欲しい物はあったのですが、欲しい色のそれがありませんでした)ということで、細々した物を購入し、帰宅することに。

 

11:56
好日山荘を出発。
元来たルートで姫路へ帰ります。

 

13:28
空腹を我慢しながら自転車を漕ぎ、姫路の自宅に到着。



姫路明石自転車道のうち、本日私が走ったのはほぼ全体が新幹線の高架沿い(御着付近は高架の南、他の大部分は高架の北側)なので、道に迷う心配は少なく、信号も少ないため、快適に走れました。

国道2号線をのんびり走っているとロードバイクにビュンビュン追い越され、脇をかすめて走る大型車に怖い思いをさせられますが、この自転車道では前述の理由からかロードバイクに出会いませんし(出会うのは歩行者とママチャリの中高年、高校生のみ)、交通量が少ないので落ち着いて走れる快適な道だと思います。