播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

兵庫県姫路市の高場山(797.6m)2回目

今日はいつものように「わーさん」のお誘いで姫路市と神河町の境界にある高場山に行ってきました。
2007年の4月に「やまあそ」さん達と登っていますが、私にとってはやまあそさんと初めてお会いした記念の山です。
その時の記録はこちら←クリック。

 

今回のメンバーは、次の3人です。
 ・OAP さん
 ・わーさん
 ・しみけん(私)

 


▲対応する地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「寺前」

 

9:00
宮野集落で待ち合わせ。私は都合で車が使えなかったので、JR寺前駅まで電車で行き、わーさんにピックアップしてもらいました。

 

9:09
宮野集落西の墓地前にある駐車場(地図中「墓地P」)に車を止め、出発。

 


▲墓地前の駐車場の様子。写真で右奥に登っている道を進む。

 

数分歩くと、左手に妙な施設が現れます。何かの飼育施設のような雰囲気ですが、正体は分かりません。
それを過ぎると、水力発電所の跡地に出会います。建物の跡も発電設備の形跡も何も残っていません。

 

2007年に来たときには無かった、木製の道標(?)のような物が道ばたに掲示されています。
「右 一本松 大日如来あと うとの滝 ドンドン岩 どんがなる・・・」等と書かれています。最初に出会った道標なので、「道標1」と呼ぶことにします(地図中「発電所跡地(道標1)」)。

 


▲水力発電所跡地前にある道標

 

登山道は植林の中のなだらかな登りです。

 


▲谷に伸びる登山道の様子

 

周囲は植林になったり自然林になったりしますが、終始谷間の展望のない道で単調です。特に書くこともないので、出会った道標とその通過時刻を列挙しておきます。なお、私が勝手に付けた道標の名前と位置は、この記事冒頭の地図と対応しています。
通過時刻、道標の名前、道標の内容の順に記載しています。

 

9:23 道標2 「右 よつばの谷 コウモリ岩 仏岩」
9:25 道標3 「かったん谷 左 一ノ滝」
9:30 道標4 「右 高場山 左 ツリガネ岩」
9:31 道標5 「ヤエンダマ 岩の下」
9:36 道標6 「左 二ノ滝」
9:51 道標7 「右 ゆりのむかえ 左 三ノ滝」

 


▲三ノ滝(地図中「三ノ滝展望所(道標7)」からの眺め)

 

9:56 石仏通過(地図中「石仏」)「右 弘法大師堂」の道標あり。

 

10:04
「右 山ミチ 左 ごんげん」と彫られた古い道標(地図中「古い道標」)を通過。

 

10:04 道標8 「右 ジャレ場 左 ごんげん 八難坂 カケ」
10:11 道標9 「五十目橋」

 

五十目橋と表示された場所は、橋が架かっていたような形跡(岩に四角い穴が向かい合わせに掘られている)のある徒渉地点です。

 


▲五十目橋跡(?)

 

10:20
長い谷歩きが終わり、ようやく地形図のため池に出会いました。ため池南端は石積みの堰堤になっており、堰堤の反対側の端には巡視路標識が見えています。
ここでちょっと一息。

 


▲堰堤東端から高場山山頂の鉄塔を望む

 

10:25
休憩を終えて出発。
堰堤を西へ渡ると、すぐに左手にプラ階段の巡視路に出会います。かなり急な道で、倒木で歩きにくいところもあります。

 

しかし、急な区間はすぐに終わり、やがて植林の中をジグザグに登るようになります。

 

10:43
送電線鉄塔が正面に見えると、防獣ゲートに出会います。

 


▲かなり傷んでいる防獣ゲート

 

10:46
高場山の山頂に到着。
送電線鉄塔は、少し斜面を北へ下ったところに立っており、山頂は数人がくつろげる空間になっています。
展望は抜群。

 


▲高場山山頂の四等三角点(点名:柳谷)と標示杭

 

黄砂の影響か遠望は利きませんが、墨絵調の風景もなかなか雰囲気があっていいものです。
南には明神山が目立っており、雪彦の大天井もうっすらとその急峻な岩峰を見せてくれています。

 


▲高場山山頂から東~南~西にかけての約180度の展望

 

少し早いですが、ここで昼食。

 

本日の昼食は、「辛ラーメン」(袋麺タイプ)。

 

登ってくるときは体が熱かったのですが、山頂で少し休むだけで一気に体が冷えてしまいました。霜柱も立っているので、地面はかなり冷えている様子。気温も5度しかありません。

 

そんな中で食べる激辛ラーメンは、体が温まって美味しい!

 

11:37
下山開始。素直にピストンで下山します。

 

12:39
下山完了。