播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

兵庫県神埼郡神河町の夜鷹山(1056.0m)

もう北の方に行っても雪はないだろうと勝手に思い込み、行き先候補から宍粟方面を削除し、姫路から近くて手軽に登れる峰山高原の夜鷹山に登ってきました(登るというのも大げさなほど楽なルート)。

 


▲対応する地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「長谷」。

 

8:50
姫路市街の自宅を出発。
国道312号線を北上し、「福本東」交差点を左折して県道8号線に入ります。
寺前駅の南で左(西)へ別れる道があるので、そちらへ入って「新寺前橋」を渡り、道なりに走ります。快適で走りやすい道なので嬉しくなってしまいます。

 

やがて南小田、上小田の集落の中を通り(この辺りは道が狭い)、グネグネした上り坂を登っていくと、「ホテルリラクシア」の大きな看板があるので、その看板に従って分岐を右に取ります。ここからも曲がりくねった上り坂。
この道は100mおきにガードレールにプレートが付いており、100m進むごとにそのプレートの数字が0.1ずつ大きくなっていきます。
数字の起点はホテルリラクシアの看板のある分岐です。

 

この数字が3.9になると(分岐から3.9km走ると)(注:3.8だったかも)、右手へ別れる分岐があります。ここには道標があり、「太田池方面」となっています。この分岐を右に入って道なりに進みます。

 

太田池へ行く分岐をやり過ごして直進すると、「夜鷹山登山口」の看板に出会います。

 

ここまでの路上に、運転に差し支えるような雪は皆無。凍結もなし。
路肩に除雪された雪の塊が残っている程度。

 

10:23
夜鷹山の登山口に到着。ちょうど路肩が広くなっているので、ここに車を止めます。

 


▲夜鷹山登山口

 

10:27
準備を整えて出発。
植林の中の小径を歩くと、すぐに鹿除けネットのゲートに出会います。

 

針金のフックを外してゲートを開き、通り抜けた後元通りにゲートを閉じておきます。
山頂までにこのタイプのゲートが6箇所あります。

 


▲登山道序盤の様子(鹿除けネット沿い)

 

10:32
2つ目の鹿除けネットのゲートを通過。

 

2つ目と3つ目のゲートの間は長いです。
2つ目のゲートを通り抜けてからは尾根に沿ってまっすぐに登る道。丸太階段が設置されていますが、あまり機能していないようです。

 


▲一直線に登る道の様子

 

10:42
進路が右に直角に曲がる場所に来ました(地図中「変針地点」)。ここにはラミネート(パウチ)の道標が設置されていました。

 

ここでようやく3つ目のゲート。
もう山頂はすぐ先なので、残り3つの鹿除けネットのゲートの間隔は短くなります。

 

3つ目のゲートを抜けてからは、右側が伐採斜面になるので展望が良く、気持ちよく歩けます。
雪も少し残っていて、わずかですが雪の感触を楽しむことが出来ました。

 

登山道が大きく左に曲がる所に4つ目のゲートがあり、それを抜けるとすぐに5つ目のゲート。
5つ目のゲートを抜けて北へ進むと、今度は右へ大きく曲がります。そして、山頂の展望台の直前に最後のゲート。

 

10:54
夜鷹山の山頂に到着しました。
展望台と四等三角点があり、登頂記念プレートが何枚かぶら下がっています。

 


▲夜鷹山山頂の展望台

 

以前来たときは、三角点の写真を撮っている時にハチにまとわりつかれ、展望台に登ろうとするとハチが先回りして進路を塞いできたため、ハチを怒らせないために展望台から離れて休憩をしました。
ところが、今回は虫がほとんどいない時期なので、思いっきり展望台からの眺めを満喫出来ます。

 

展望台からは南側が尾根の陰になって見えませんが、それ以外の方角を見通すことが出来ます。

 


▲展望台から望む暁晴山とホテルリラクシア

 


▲展望台から望む太田池

 


▲展望台から望む段ヶ峰~フトウガ峰の稜線

 


▲展望台から望む三室山~くらます(?)

 


▲展望台から望む三の丸~氷ノ山

 


▲展望台から望む日名倉山、那岐山(霞んでいる)、後山

 

12:02
大展望と昼食を満喫し、下山開始。
来たルートをそのままたどって下ります。

 

12:20
下山完了。駐車場所に戻ってきました。




▲本日のルートの高低差を表したグラフ(カシミール3D)