携帯電話用の予備電源

携帯電話のバッテリーの持続時間の短さが気になっていました。
特に、山を歩いているときに携帯電話の電源を切り忘れると、すぐにバッテリー残量が低下してしまいます。（通話圏外にいると、携帯電話が基地局を探すために頻繁に電波を発射するため。）
山から家へ帰る時に、携帯電話が使えないということもしばしば。

私の場合、デジカメは安い互換バッテリーを買って予備にしているのですが、携帯電話用の互換バッテリーは持っていません。携帯電話用の互換バッテリーはあまり種類が多くないようですし、純正品は高価。

そこで、機種を問わず使える小型軽量な汎用バッテリーということで、下の製品を買いました。

製品名：MOBILE BATTERY SLIM
型番MBSLIMFOMA
重量：55g（本体とストラップ）、87g（本体、ストラップ、付属ケーブル２種）
メーカー：株式会社日本トラストテクノロジー
定価：オープン価格（実売￥4,000程度）

iPodのような形をした製品で、USBポートが付いています。このUSBポートは電源供給専用で、直流５Vを出力します。
つまり、USBポートから充電できる製品であれば、様々なものに使用可能です。

私の主な使用目的は、（屋外での）携帯電話の充電です。

▲MOBILE BATTERY SLIMと携帯電話をつないだ様子

本体の他に、私が買った製品の場合はFOMA用の充電ケーブルと、MOBILE BATTERY SLIM自体を充電するためのケーブルが１本ずつ付属します。

私はPDAを愛用していますが、これの充電にも使えます。

▲PDAを充電中

▲型番：MBSLIMFOMA付属のケーブル２種（左が本体の充電用、右がFOMA用充電ケーブル）

MOBILE BATTERY SLIM自体は、パソコンのUSBポートに接続して充電します。

満充電までにかかる時間は、３～４時間程度。
容量は1800mAh。

▲AC100V→USBのアダプタがあれば、コンセントから直接充電することも可能

私の携帯電話のバッテリーの容量が830mAhなので、単純に考えると携帯電話を２回満充電出来ることになります。
しかし、実際に使ってみると１回充電するだけで残量がかなり低下し、２度の充電は無理です。冬場で気温が低いため、バッテリーの性能が低下しているのかも知れません。
まぁ、１日に２回も充電することはさすがにないでしょうから、容量はこれで十分でしょう。

スッカラカンになった私の携帯電話のバッテリーが１時間半程度で充電完了になったので、充電にかかる時間はACアダプタを使った充電と変わりません。

本体が小型で軽量なので、いつも鞄に入れておいても邪魔になりません。付属するケーブルも巻き取り式なので収納に便利。

携帯電話の予備電源なら、コンビニで売っている乾電池式のものでいいように思えますが、あれは電池の残量が分かりませんし、コストも高い。

しかし、MOBILE BATTERY SLIMは低価格ですし、バッテリー残量計が付いています。
これは、ボタンを押すと３つのLEDがバッテリー残量に応じて点灯するというもの。
満タンならLEDが３つとも点灯し、残量がわずかなら１つしか点灯しません。

本体とストラップ、FOMA用ケーブルを持っても74gにしかなりません。
仕事中も鞄の中にいつも忍ばせています。

重さや大きさが原因で携帯をためらうような汎用バッテリーもあるようですが、MOBILE BATTERY SLIMは価格、大きさ、重量、付属品のどれをとっても大変優秀だと思います。