播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。原則として更新は週に1回です。広告は表示しません!

サイリュームの明るさ調節ができる容器

使っている人がいるのかどうか分かりませんが、アウトドアショップでよく見かけるサイリューム。そのサイリューム用のアクセサリ(小道具)を紹介します。

 

サイリュームとは、コンサートなどで使われる、パキッと折ると化学反応で光り始める発光体のことです。

 

ところで、サイリューム(Cyalume)という名前はアメリカのOmniGlow社の登録商標なので、本来は他社の類似品をサイリュームと呼ぶことは出来ません。

 

そのサイリュームですが、一度折って発光させると、途中で消したり光量の調節が出来ません。
そこで、サイリュームの光量を変えられる製品を探してみました。

 


アメリカ軍(サイリュームを軍用品として採用しています)の装備品ということ以外、メーカー名や製品名がいっさい不明です。
放出品を扱う店で、この道具は1本数百円で売られています。
ここではサイリュームホルダーと呼ぶことにしましょう。

 

このホルダーには、6インチタイプのサイリュームがピッタリ収まります。
上の写真でおわかりの通り、ホルダーの一部に穴があり、そこから光が出るようになっています。

 

明るさを抑えたい場合は、本体をひねるだけです。
たとえば、次の写真の状態だと光の出る穴の面積が半分になります。

 

さらに本体をひねると、次の写真のように完全に穴がふさがります。

 

段階的に穴の大きさが変わるのではなく、ひねり方によって微調整が可能です。

 

クリップが付いているので、取り付け方法には困らないでしょう。

 

何に使えば便利かな。
夜間の山歩き時、車のテールランプのように背中側に着けておくか、避難小屋に泊まるときの常夜灯にでもしようかな。

 

とりあえず、未使用のサイリュームを他の荷物から守るプロテクターとしての機能は十分にありそうです。