山に行けそうもないし、山道具ばかり掲載していてもネタ切れになりそうなので、パソコン周辺機器を紹介します。
今回は、Panasonicのフォトプリンター「PX1」です。
今回は、Panasonicのフォトプリンター「PX1」です。
某ショップのポイントがかなりたまっていたので、思い切って購入しました。
プリンタ代金のほとんどすべてをポイントでまかない、用紙だけ自費で購入。
プリンタ代金のほとんどすべてをポイントでまかない、用紙だけ自費で購入。
名前の通り、写真用のプリンタです。
対応している用紙は、L判写真用紙、絵はがき、ワイド写真用紙の3種類です(すべて専用紙)。
対応している用紙は、L判写真用紙、絵はがき、ワイド写真用紙の3種類です(すべて専用紙)。
印刷メカニズムは一般的なインクジェットと全く異なる昇華型を採用しています。
昇華型という名前からは仕組みが想像できませんが、言い方を変えると簡単に分かります。要はインクリボンを使った印刷です。
インクリボンというと高く付きそうな感じがしますが、私はL判サイズの用紙108枚(インクリボンとセット)を3千円程度で買いましたから、L判写真1枚あたり30円程度。
1本のリボンの中に3色が交互に仕込まれているため、印刷時にインクリボンを交換する必要はありません。(昔のカラーワープロは、リボンを交換して何度も印刷しました。)
色を1色ずつ3回に分けて印刷し、最後に表面保護用のコーティングをしています。(そのため、写真が4往復します。)
保護用のコーティングがあるおかげで、出来上がった写真の耐久性は、インクジェットで印刷したものよりはるかに優れています。
保護用のコーティングがあるおかげで、出来上がった写真の耐久性は、インクジェットで印刷したものよりはるかに優れています。
印刷後、写真の両端に白い部分が残りますが、これはミシン目で切り取れるようになっています。
プリンタの動作音は、特にうるさくもなく、静かでもありません。
以上の文章を読んでいて「ん?」と思われた方もいるかも知れません。
「デジカメで印刷を実行」というのが何のことか分からない方もいらっしゃると思います。
「デジカメで印刷を実行」というのが何のことか分からない方もいらっしゃると思います。
このプリンタは「PictBridge(ピクトブリッジ)」という規格に対応しており、この規格に対応したデジカメをUSBケーブルで直接接続し、デジカメから印刷を直接実行することが出来るのです。
パソコンを通さなくても良いので、手軽に印刷できます。
パソコンを通さなくても良いので、手軽に印刷できます。
パソコンが要らないということは、プリンタ一式とデジカメがあれば、出先で写真が印刷できるということです。
人に写真をあげたい場合に便利。自分用の写真なら、家に帰ってから印刷すればいいのでプリンタをわざわざ持って行く必要はありません。
人に写真をあげたい場合に便利。自分用の写真なら、家に帰ってから印刷すればいいのでプリンタをわざわざ持って行く必要はありません。
旅行やイベントの時に現場へ持って行くことが出来るので、便利かも知れません。
人に写真をあげるなら、写真のデータをメールで送れば良いじゃないかという意見もごもっともです。しかし、パソコンが使えない、インターネット環境がない、メールボックスの容量が少ないので高画質なデータを送られると困る、という人はまだ多いです。
「プリンタがあればなぁ」という経験をしたことのある方は、検討してみても良いのでは?
ただし、買うのは最後に書く欠点を見てからにして下さい。
人に写真をあげるなら、写真のデータをメールで送れば良いじゃないかという意見もごもっともです。しかし、パソコンが使えない、インターネット環境がない、メールボックスの容量が少ないので高画質なデータを送られると困る、という人はまだ多いです。
「プリンタがあればなぁ」という経験をしたことのある方は、検討してみても良いのでは?
ただし、買うのは最後に書く欠点を見てからにして下さい。
Panasonicのサイトでは、友人と旅行に行き、(友人には内緒で)旅先で絵はがき用紙に印刷し、その友人宛に投函するという使い方が紹介されています。旅行から帰ってきた頃、友人に絵はがきが届き、驚くと同時に旅行の楽しさを思い出すのだそうです。
このプリンタには欠点が2つあります。
二つ目は、AC100V電源が必要だということ。
体力が有り余っていてプリンタを山に持って上がったとしても、使うことが出来ません。
自動車用の12V電源をAC100Vに変換する装置が売られているので、それを利用すれば車内で使えます。
通常の旅行なら、ホテルの電源を使えば問題ないでしょう。
消費電力は、印刷時で68W。待機時4W。
体力が有り余っていてプリンタを山に持って上がったとしても、使うことが出来ません。
自動車用の12V電源をAC100Vに変換する装置が売られているので、それを利用すれば車内で使えます。
通常の旅行なら、ホテルの電源を使えば問題ないでしょう。
消費電力は、印刷時で68W。待機時4W。
デジカメと直結するだけでなく、パソコンと接続して使うことも当然可能です。
長期間保存したい写真を印刷するのであれば、水に弱く褪色しやすいインクジェットよりも、この製品のような昇華型プリンタが向いています。
データを写真屋さんに持って行くのがベストですが、気軽に自宅で印刷したいという方にお勧めします。
データを写真屋さんに持って行くのがベストですが、気軽に自宅で印刷したいという方にお勧めします。
注:このプリンタで印刷した写真の表面は水に強いです。しかし、用紙の基層が紙のため、写真の縁からは水が染みこみます。濡れやすい場所に写真をむき出しで置いたり、濡れた手で写真の縁を触らない方が良いでしょう。
他社からも同じような製品が発売されています。
パソコンやデジカメと接続するだけでなく、携帯電話から赤外線でデータを送信して印刷できる機種もあります。
パソコンやデジカメと接続するだけでなく、携帯電話から赤外線でデータを送信して印刷できる機種もあります。