アルコールストーブ、ガスストーブ、ガソリンストーブの3種類を使用していますが、いずれのストーブも点火には火種が必要です。
私が使っている火種は、写真にあるロックライターです。これは元来、金属を焼き切るアセチレンバーナーに点火するための道具です。
ピストルのような形をしており、引き金を引くと銃口部分から盛大に火花が飛び散ります。
写真は暗い場所で撮影しているので、ちょっと大げさです。でも、アルコール・ガス・ガソリンのいずれにも一発で着火できる火力です。
液化ガスを使ったライターと違い、ロックライターは真夏の車内に放置しても安全。
オイルライターのように、使おうと思ったときにオイル切れという心配もなし。(1本のフリントで600回着火可能。ロックライター用のフリントはZIPPOなどのフリントと同じような大きさなので、予備を携帯しても荷物にならない。)
風が強くても問題なし。
手と点火部が離れているので、気化したガソリンやアルコールの小爆発にも安心。
工場の現場で使われている道具なので、耐久性もすばらしい。
重いという欠点を除けば、優秀な着火具です。