暑いですが、さすがに家でじっとしてばかりいるのも不健康なので、以前から興味のあった石の宝殿を見物することにしました。
風を受けて走っている間は凄く気持ちが良いので、自転車(マウンテンバイク)で行くことに決定。
石の宝殿とは、兵庫県高砂市にある生石(おうしこ)神社のご神体となっている奇岩です。
生石神社の裏山の頂上まで登ったので、山歩きカテゴリーに入れることにします。
https://goo.gl/maps/Aho6AGtvfGpZtxAEA
▲生石神社周辺地図
8:08
姫路市街の自宅を自転車で出発。
新幹線沿いにある姫路明石自転車道で東へ向かいます。
姫路市街の自宅を自転車で出発。
新幹線沿いにある姫路明石自転車道で東へ向かいます。
県道391号線と交差するところで左折し、北進。歩道橋のある竜山交差点を渡って更に北へ進むと、1車線幅の狭い峠道(県道392号線)になります。これを登り切った所(峠)に生石神社の駐車場がありました。
9:09
生石神社の駐車場に到着。
生石神社の駐車場に到着。
▲生石神社駐車場の様子
走っている間は風を受けているので涼しいですが、自転車を降りると、シャワーを浴びているような感じで頭から汗が流れ落ちてきます。
ジュースの自販機とベンチがあったので、ちょっと休憩。
駐車場の北東端に鳥居があるので、そこから神社へ向かうことにします。
丸いくぼみが付いた簡易舗装の坂を登ると、正面に絵馬殿、そして左手には拝殿があります。
▲まるで門のような拝殿
拝殿の中央を通り抜けると、同じように中央が通れるようになった門のような大きな建物があります。これを本殿と呼ぶのでしょうか。
この本殿は左右に分かれて賽銭箱と鈴緒があります。
▲本殿の様子(この奥に石の宝殿がある)
中央の通路に入り、無人の料金所に拝観料¥100(子どもは¥50)を入れて石の宝殿と対面します。
通常のレンズでは石の宝殿の一部しか写らないので、魚眼レンズで撮影しました。
▲正面から見た石の宝殿(魚眼レンズで撮影)
正面から見ると正方形の巨岩ですが、側面や背面を見るとその異様さが分かります。
▲石の宝殿の側面には縦に溝が入っており、仕上げが丁寧(魚眼レンズで撮影)
▲石の宝殿の背面には、ブラウン管テレビを連想させる膨らみがある(魚眼レンズで撮影)
石の宝殿は、このテレビのような形の巨岩部分を残すように、岩山を削って作られています。
そのため、周囲の岩山と石の宝殿との間には少しの隙間があり、そこを歩いて石の宝殿の周囲を眺めることが出来るようになっています。
そのため、周囲の岩山と石の宝殿との間には少しの隙間があり、そこを歩いて石の宝殿の周囲を眺めることが出来るようになっています。
石の宝殿の下部は池になっており、上から見るとまるで池の上で宙に浮いているように見えるのですが、少し視線を下げると、少し細くなった底部が池の中でこの巨岩を支えていることが分かります。
▲石の宝殿底部
この岩の正体を調べようと調査が実施されたこともありますが、はっきりしたことは分かっていないそうです。
2013年1月にこの岩を全天球パノラマで撮影しました。興味のある方は是非ご覧下さい。パノラマ画面左上のリストから、2つの方向から撮影したパノラマと、山頂の風景のパノラマを切り換えてご覧いただけます。
石の宝殿の見物が終わったら、この裏山に登ることにします。
拝殿左側に「山上公園登口」と書かれた石碑があり、石段が山の上に向かって延びています。
石段を登ると、石の宝殿を上から見ることも出来ます。この石段から眺める石の宝殿は、もうブラウン管タイプのテレビにしか見えません。
▲石段から見た石の宝殿
生石神社のある山は標高が60m強で、神社があるのが標高40m付近なので、あっという間に山上公園に行けます。
▲山上公園の様子
山上公園にはあずまやと大正天皇の行幸跡の碑が建っているだけです。
展望が良く、あずまやの中は涼しくて快適でした。
展望が良く、あずまやの中は涼しくて快適でした。
上の全天球パノラマを表示し、左上のリストから「山頂」を選ぶと、この山頂からの展望を全天球パノラマでご覧いただけます。
10:01
一通り見学を終えて駐車場に戻ってきました。
一通り見学を終えて駐車場に戻ってきました。
10:52
自転車で来た道をたどり、帰宅。
自転車で来た道をたどり、帰宅。