単独で山を登っていると、山頂の記念写真がどうしても変になります。
地面にデジカメを置いたり、バックパックを立ててその上に乗せたりするので、妙な角度に傾いた写真になったり、下から見上げる変なアングルの写真になるんです。
人気のある山に登っていれば、たまたま一緒になった人にお願いして撮ってもらえば良いですが、私のように地味な山を主に登る人は山頂でも孤独なひとときを過ごしているはず。
まともな記念写真を撮るには三脚が必要だと考えましたが、三脚は大きくて重いイメージがあったため、今まで考慮に入れていませんでした。が、カメラ店で小さくて軽い(といっても300gはあります)三脚を見つけ、それが1m以上にのびることをパッケージで知り、値段の安さも手伝って購入。
バックパックのサイドポケットに入れておき、自分を写すとき以外に薄暗いところでフラッシュを使わずに道標や石像を写すなど、有効に活用しています。フラッシュを使って物を写すと、どうしても白っぽくなりますし、フラッシュを使わなければ手ぶれしてしまいますから。
登山用品店には超小型の三脚がありますが、木にくくりつけて使う必要があるなど不便です。(私は以前使っていましたが、小型三脚を木などに固定する作業が面倒で使わなくなりました。場所によっては伐採されて木のないところもありますし。)
山で使っているとどうしても濡れたりホコリが入ったりして傷みますから、小型で軽くて大きくなる三脚がもし見つかれば、いくつか買いだめしておくと良いかも知れません。