この時期になると、扁妙の滝が凍り付いた写真が神戸新聞の1面を飾ります。
真っ白に凍った扁妙の滝の写真を新聞で見て、久しぶりに現物を見に行こうと思い立って出かけてきました。
▲対応する地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「粟賀町」
10:20
姫路市街の自宅を出発。
姫路市街の自宅を出発。
国道312号線を北上し、「神崎総合病院前」交差点を右折します。
ここからの道は県道8号線。
道なりに走っていれば、グリーンエコー笠形への案内に出会いますが、目印は日本ジェット神崎工場。
この工場のすぐ先で右折し、小さな橋を渡ってまっすぐ進んでいけば、グリーンエコー笠形の敷地へ入っていきます。
この工場のすぐ先で右折し、小さな橋を渡ってまっすぐ進んでいけば、グリーンエコー笠形の敷地へ入っていきます。
途中でコンビニに立ち寄って昼食(ヤマザキのランチパック)と飲み物を調達。
https://goo.gl/maps/13SWyZH2Bnhg8YpH9
▲グリーンエコー笠形
11:30頃
グリーンエコー笠形の総合案内所前(地図中「総合案内所」)の駐車場へ入りましたが、満車。
グリーンエコー笠形の総合案内所前(地図中「総合案内所」)の駐車場へ入りましたが、満車。
▲総合案内所前の駐車場は満車
仕方なくその下の駐車場へ止めようと思いましたが、それも満車。
さらにその下にある体育館(地図中「体育館」)前の駐車場が空っぽだったので、そこへ車を止めました(地図中「P」)。
さらにその下にある体育館(地図中「体育館」)前の駐車場が空っぽだったので、そこへ車を止めました(地図中「P」)。
▲体育館前は空だった(私が車を置いてから立て続けに数台入ってきました)
11:36
靴を履き替え、GPSの電源を入れて出発。
靴を履き替え、GPSの電源を入れて出発。
総合案内所へ立ち寄り、トイレを借りて入村料¥200を支払います。
払わなくても滝へは行けるのですが、精神衛生上良くありません。
払わなくても滝へは行けるのですが、精神衛生上良くありません。
11:44
総合案内所から先へ入る車道は、路面凍結のためということで通行止めになっていました。
総合案内所から先へ入る車道は、路面凍結のためということで通行止めになっていました。
▲車両通行止めになっている車道を歩いて登る
滝の見物客と思われる普段着の人たちを追い越しながら、ズンズン進みます。
日陰では路面が凍っているところがありましたが、道路脇の土の部分を歩いてクリア。
11:56
キャンプ場の駐車場に到着(地図中「駐車場」)。
ここまでの車道が上り坂で体が暖まっていたため、ここで上着を脱ぎました。
キャンプ場の駐車場に到着(地図中「駐車場」)。
ここまでの車道が上り坂で体が暖まっていたため、ここで上着を脱ぎました。
▲キャンプ場の駐車場
この駐車場の一番奥に杭が立っていて、道標がたくさん付いています。
そのうちの1枚が「扁妙の滝」となっているので、それに従ってコテージ前の小径へ入っていきます。
そのうちの1枚が「扁妙の滝」となっているので、それに従ってコテージ前の小径へ入っていきます。
▲コテージ前の道を進む
まもなく植林の中へ入り、道は簡易舗装に変わります。
植林の中は寒く、路面は一部凍っていて滑りやすくなっています。ここも道脇の土の部分を歩いて登りました。
植林の中は寒く、路面は一部凍っていて滑りやすくなっています。ここも道脇の土の部分を歩いて登りました。
12:03
子育て観音(地図中「子育て観音」)下のベンチがあるスペースに到着。
子育て観音(地図中「子育て観音」)下のベンチがあるスペースに到着。
ここは全面に雪が残っていて、アイスバーンのようになっています。さすがにここから先は危なそうなので、軽アイゼンを登山靴に取り付けました。
しかし、凍っていたのはそこだけで、オウネン滝脇を通る丸太階段の道にはほとんど雪は無く、軽アイゼンが岩をひっかく嫌な音が鳴り響きます。
▲丸太階段を登る
丸太階段が終わると今度は黄色い鉄階段があり、これを登り切ると、軽アイゼンが役に立ちそうな凍った登山道になります。
登山装備の見物客はスタスタと登っていきますが、普段着の見物客は大変そう。
▲雪と氷に覆われた登山道
写真の場所を過ぎると、また雪のない土や岩がむき出しの道になり、また少し凍った道になったりします。
脱着が面倒なので、終始軽アイゼンは付けっぱなしにしました。
脱着が面倒なので、終始軽アイゼンは付けっぱなしにしました。
階段状の道が凍っているので、私の目の前で転倒しそうになった人もいました。
足下を見ると、ビニールひも(?)を巻いていましたが、効果はあるのかな。荒縄を巻いている人は、ここではよく見かけますが。
足下を見ると、ビニールひも(?)を巻いていましたが、効果はあるのかな。荒縄を巻いている人は、ここではよく見かけますが。
「登りは何とかなったんやけど、下りはすべるねぇ。足に何も付けてないから怖い怖い。」とは、たまたますれ違った中年女性(普段着)の弁。
12:24
扁妙の滝が見えました。
扁妙の滝が見えました。
▲扁妙の滝と見物客
駐車場の車の数から考えると、ずいぶん見物客の数は少ない。
とりあえず凍った滝をじっくり眺め、肉眼で十分に味わってからパノラマ撮影。
▲扁妙の滝を見上げる
扁妙の滝で撮影した全天球パノラマ(凍った状態の撮影日:2012年2月5日、凍っていない状態の撮影日:2011年11月3日)パノラマ画面左上のリストから、凍っていない状態のパノラマと切り換えて表示出来ます。
パノラマ撮影を済ませたら、他の見物客の撮影の邪魔にならないように滝見台への登り口付近まで下り、朝に買っておいたヤマザキのランチパックで手早く昼食を済ませました。
13:03
下山開始。
鉄階段の手前で軽アイゼンを外しました。
下山開始。
鉄階段の手前で軽アイゼンを外しました。
13:36
総合案内所でまたトイレを借り、駐車場へ。
総合案内所でまたトイレを借り、駐車場へ。
自宅到着は14:51。