概要
最近はあまりにも暑いので山歩きを控えていますが、さすがにクーラーが効いた部屋でじっとしているのも限界。
「外で昼ご飯を食べたい!」と禁断症状が出てきたので、手軽に歩ける超低山(標高100mほど)に行くことにしました。
行き先は、山陽自動車の権現湖PAのすぐ南にある入道山。
入道山の麓には駐車場完備の公園があり、整備された快適な遊歩道であっという間に山頂に立てますし、山頂からは権現湖を眺められます。

▲権現総合公園の入口にある奥新田西古墳と「GONGEN」のオブジェ
本日の行程は、次の通りです。
- 権現総合公園の駐車場に車を置く
- 遊歩道(散策ルート)で入道山山頂へ
- 山頂で昼食
- 遊歩道(近道ルート)で下山

▲対応する地形図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「笠原」「社」「加古川」「三木」

▲カシミール3Dで作成したルートの断面図
姫路市街から駐車場へ
10:10
姫路市街の自宅を車で出発。
小川橋で市川を渡り、国道372号線を東へ進みます。
播但道をくぐって400m先にある名前のない交差点を右折し、県道65号線へ。
県道65号線を東へ進むこと12.5km、「西山」交差点を左折します。ここからは県道79号線。
県道79号線を北へ4.5km、山陽道の高架下をくぐる直前にある権現総合公園の案内に従って左折します。

▲権現総合公園の入口(南から撮影)
左折してすぐ左に駐車場がありますが、これは「一般東」駐車場で、入道山へ行くにはさらに350m進んだところにある「一般西」駐車場が便利。
10:55
権現総合公園の「一般西」駐車場に到着(地図中「P」)。
収容台数は30台で、内1台分は身障者用です。

▲「一般西」駐車場の様子
https://maps.app.goo.gl/up2wbz6q3affHRSY9
▲権現総合公園「一般西」駐車場の位置
駐車場から山頂へ
11:03
念のために登山靴に履き替え、駐車場の西にあるお手洗いで用を足してから出発。
駐車場の南側に出たら、西へ進みます。

▲一般西駐車場にあるきれいなお手洗い

▲入道山に登るためお手洗いの裏を西へ進む
11:07
駐車場からおよそ180m、アスファルト舗装の道の終点にお手洗いがありました(地図中「お手洗い」)。

▲舗装道路の終点にあるお手洗い
駐車場にあったお手洗いは公園利用者用で、こちらは入道山を歩く人用かな。
暑さ対策としてシュマグ(アフガンストール)を持ってきていたので、ここの手洗い場でシュマグに水をたっぷりと吸わせました。
ここからは山道です。

▲未舗装だがよく整備された遊歩道を進む
11:09
近道ルートと散策ルートの分岐に出会いました(地図中「散策・近道分岐」)。
近道ルートは見上げるような急斜面で無数の丸太階段が設置されているのに対し、散策ルートは地形図の通り緩やかな坂道のようです。

▲近道ルート(左)と散策ルート(右)の分岐
暑い中丸太階段を登るのはイヤなので、ここは散策ルートへ。
散策ルートは「登ってるの?」の不安になるくらいに平坦、あるいは緩やかな坂道で、木陰になっているところもあって快適そのもの。

▲散策ルート前半の様子
蚊や蜂はおらず、せいぜいセミとバッタが目の間を飛んでいく程度です。
木陰があって涼しかったのは散策ルートの前半だけで、入道山の山頂の南側を通る辺りは直射日光に炙られました。
しかし、水で濡らしたシュマグを頭からすっぽりかぶっていた(人様にお見せできない姿)だったので、直射日光下でも木陰にいるような涼しさ。
全く汗をかかず、のども乾かず、快適そのもの。

▲日当たりが良い区間の様子
11:15
近道ルートとの合流地点に出ました(地図中「散策・近道合流地点」)。
散策路を歩いてきた私から見ると丁字路になっており、左が入道山山頂、右は近道ルートです。

▲近道ルートが右から合流する地点(山頂は左)
ここから南へ進めば、すぐに入道山の山頂です。
山頂(昼食)
11:17
「入道山 頂上」と書かれた木製の標柱が立つ山頂に到着(地図中「山頂」)。
ベンチがあり、座ると目の前に権現湖を眺められます。

▲入道山山頂
道はさらに奥へ延びているので、そちらへ進んでみることに。
すぐに行き止まりになりましたがそこにもベンチがあって、山頂よりも景色が良いように思えたため、そこで昼食を食べることにしました。

▲山頂南端にあるベンチとそこからの眺め
本日の昼食は、料理研究家のリュウジさんがYouTubeで最もおいしいと評価していたカップ焼きそば「やきそば弁当たらこ味バター風味」。
権現総合公園は火気厳禁ですから、魔法瓶に入れて持ってきた熱湯でカップ焼きそばを調理します。

▲本日の昼食は「やきそば弁当たらこ味バター風味」(魔法瓶の熱湯で調理)
目の前に広がる権現湖を眺めながら、ひんやり涼しいシュマグを被って炎天下で食べるカップ焼きそばは絶品でした。

▲完成したやきそば弁当(やきそば弁当には、戻し汁で作るスープが付属している。奥のペットボトルは、持ち帰るために回収した戻し汁。)
私が今回食事を楽しんだ場所の様子を、全天球パノラマでご覧ください。
https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/nyudoyama20250727/index.html
▲本日昼食を食べた入道山山頂南端からの眺め(撮影機材 カメラ:Nikon D7100、レンズ:AF DX Fisheye Nikkor ED 10.5mm F2.8G)ISO-100、1/500秒、f/8を基準に±2EVでブラケット撮影したものをHDR合成して作成
この場所からは、水上に立つ送電塔を見ることができました。

▲水上に立つ送電塔
周囲の山よりも低いため権現湖以外の展望は楽しめませんが、やはり自然の中でのんびり過ごすのは最高です。
下山
12:07
食事と景色、そして贅沢な時間を満喫したので、下山開始。
12:10
散策路と近道ルートの分岐点に戻ってきました(地図中「散策・近道合流地点」)。
丸太階段の斜面でも下りなら疲れないので、近道ルートで下山することに。
階段の段差は小さく、安全に歩ける良い階段でした。

▲下った後に見上げた近道ルート
12:20
駐車場に戻ってきました。
古墳見学
せっかくなので、一般東駐車場にある古墳を見学することにします(地図中「古墳」)。
車は一般西駐車場に置いたまま、一般東駐車場へ徒歩で移動しました。

▲奥新田西古墳(全景)
奥新田西古墳
奥新田西古墳(おくしんでんにしこふん)は、周囲に周溝をめぐらした径約15mの円墳で、埋葬施設に横穴式石室をもつ古墳時代後期(今から約1500~1400年前)の古墳です。
横穴式石室は、残存長約5mの片袖式で、全体的に小ぶりな石材を用いて構築されています。玄室は、平面形がやや幅広の長方形で、約3.1mの高さがあり、壁面における石材の積み方は上にいくにしたがって内側にせり出す持ち送り構造になっています。
平成9年(1997)年度に行われた発掘調査の結果、各種須恵器(蓋杯、高杯、堤瓶、脚付壺など)のほか、鉄刀(てっとう)、鉄鏃(てつぞく)、刀子(とうす)、留金具(とめかなぐ)、耳環(じかん)、棗玉(なつめだま)、小玉(こだま)が出土しました。
また、石室内からは中世以降の土器も出土しており、後世に古墳が再利用されたものとみられます。令和7年3月 加古川市公園緑地課
加古川市教育委員会(出典:現地の看板)

▲西の開口部から見ると、石室の天井は一部が崩壊していることが分かる

▲東から見た石室(両側が開口しているのではなく、こちらは崩落して開いた穴)
奥新田西古墳は立ち入り禁止で、周囲から少し距離を置いて見ることしかできません。
12:30頃
古墳の見学を終え、帰路に就きました。
交通アクセス
- 権現総合公園へ行ける公共交通機関はありません。自家用車で行くのが一般的です。
- 山陽道の権現湖PAから権現総合公園への連絡路を通って権現総合公園に行くことも可能です。この場合は、公園内にある高速道路利用者専用の駐車場に車を置くことになります。(上りと下り各PAからの連絡路は接続していません)
参考情報
- 権現総合公園は、次のような施設です。
令和4年5月8日をもってキャンプ場を閉鎖し、令和4年度から令和6年度にかけて整備を進めていました権現総合公園がオープンしました。権現総合公園は大型複合遊具や乳幼児・幼児用遊具をはじめ、古墳広場や自然散策道などがあり、多世代が楽しめる公園で、ハイウェイオアシスとして山陽自動車道の権現湖パーキングエリアとも連結しています。
(出典:加古川市Webサイト)
- 開園時間は8時30分から17時30分までです。
- 歩行者は、権現総合公園から階段(地図内「階段」)を通って権現湖PA(下り)に行けます(車両は通行できません)。
▲権現総合公園から権現湖PA(下り)へ続く階段(手前の駐車場は、権現湖PA(上り)から連絡路を通ってきた車両用の駐車場)
- お手洗いは、「一般東」駐車場と「一般西」駐車場、そして入道山への遊歩道入り口付近にあります。
- 飲料の自販機は見当たりませんでした。事前に購入して行くことをお勧めします。権現湖PA(下り)に徒歩で入れるため、そこで飲料を買うことができると思われます。
- ゴミ箱は設置されていません。ゴミはすべて各自で持ち帰ることになっています。
- 権現総合公園内は、全域が火気厳禁(禁煙)です。