出かけたときに「家の鍵をかけたっけ?」と不安になったことはありませんか?
私の場合は時々不安になり、出かけて間もなく引き返して家の鍵を確認することがあります。
そうやって確認した時はきちんと鍵がかかっていて、「大丈夫だろう」と引き返さずに外出した後に帰ってくると、鍵が開いていたりします。
そんな時は、家に入るのが怖いのなんの。誰かいたら大変ですから。
今回紹介する「ChecKEY2(チェッキー2)」を使えば、そんな不安を味わうことがなくなります。
概要
美和ロック製の鍵に取り付けるオプションパーツで、鍵を開けたのか閉めたのか、直近の操作を記録し、表示窓の色(白または赤)で示してくれる製品です。
仕様
▲ChecKEY2(ホワイト)のパッケージ
製品名: ChecKEY2(チェッキー2)ホワイト
メーカー: 美和ロック株式会社(東京都)
生産国: 日本
材質: アクリロニトリルブタジエンスチレン
定価: ¥1,753(税込)
購入価格: ¥1,600(税込)
購入先: amazon.co.jp
備考: ホワイトとブラックの2色展開です。この記事の画像は、ホワイトのものです。
パッケージ内容
ChecKEY2の本体が1つと、様々な形の美和ロック製の鍵に対応できるよう、4種類の「フタ」が同梱されています。
▲パッケージ内容
鍵への取り付け方法
ChecKEY2を鍵に取り付けるには、No.1サイズのプラスドライバーが必要です*1。
製品には含まれていませんので、各自で用意してください。
▲100円ショップで購入した精密ドライバーセットに入っているNo.1サイズのプラスドライバー
メーカーが取り付け方法の公式動画を公開していますので、それを紹介します。
まずは、ChecKEY2の商品パッケージからChecKEY2本体と、ご自分の家の鍵に合うフタを取り出します。
どの形状の鍵にどのフタを使用するのかは、説明書に詳しく書かれています。
▲自分の鍵に合うパーツだけをパッケージから取り出す(安全上の理由のため、鍵の一部にぼかしを入れています)
正しいフタを選んだら、鍵をフタにセットします(「MIWA」のロゴが見える向きにする)。
▲正しいフタに鍵をセットする(安全上の理由のため、鍵の一部にぼかしを入れています)
続いて、フタをセットした鍵をChecKEY2本体に取り付けます。
▲ChecKEY2本体に鍵とフタをセットする(安全上の理由のため、鍵の一部にぼかしを入れています)
フタと本体の位置をきちんとそろえたら、付属のプラスネジ2本で本体とフタをしっかり固定します。
▲付属のプラスネジを締めて固定する
最後に、表示窓の色が解錠・施錠のどちらを意味するのか、忘れないようにするためのシールを貼り付ければ作業は完了です。
▲付属のシール(ICチップの識別用シールは、一部の集合住宅にお住まいの方以外には必要ありません。)
▲シールを裏面に貼り付けた状態
使い方
普段通りに解錠、施錠の操作を行うだけで、表示窓の色が切り替わります。
▲表示窓が赤色の状態(安全上の理由のため、鍵の一部にぼかしを入れています)
▲表示窓が白色の状態(安全上の理由のため、鍵の一部にぼかしを入れています)
鍵を開けたときに赤になるのか白になるのかは、鍵を回す方向によって異なります*2。
我が家の玄関の場合は施錠すると「赤」、解錠すると「白」です。
「赤は赤信号の色なので通行不可。つまり玄関の鍵がかかっていて入れない。」という覚え方をしています。
施錠すると「白」、解錠すると「赤」になる鍵の場合は、「赤色は機械類で警告ランプとして使われる色。警告が出ているということは、玄関の鍵が開いている。」という覚え方ができます。
裏面に施錠・解錠シールを貼付していれば、色と鍵の状態の組み合わせを覚えなくて済みますが、シールを見るために鍵をひっくり返すのは面倒。
表示窓の色を覚えて置いた方が良いと思います。
ChecKEY2の仕組み
ChecKEY2は、鍵を鍵穴に差し込んで回すと表示窓の色が切り替わるようになっています。
そのための仕掛けが、「トリガー」と呼ばれる突起。
▲トリガー
鍵を鍵穴に差し込むと、このトリガーが奥まで押し込まれます。
その状態で鍵を回すと、ChecKEY2本体内の重りが動き、表示窓の色が切り替わるという仕組み。
トリガーが押し込まれた状態で鍵の角度が変わるという一連の動きが必要なのです。
そのためトリガーを押しただけ、あるいは鍵を振り回しただけでは表示窓の色は変わりません。
トリガーが押し込まれるようにしっかり鍵を差し込む必要があるので、最初の内は違和感を感じるかも。
最後に
ChecKEY2を使えば、表示窓の色を見れば玄関の鍵がかかっているのかどうかが一目で分かるので、「出かける時に鍵を掛けたかな?」と不安になっても、鍵を見るだけでその不安が解消(本当に掛け忘れていたら急いで施錠しに戻ることで、不安を解消)できます。
鍵を確認するために家に戻ったせいで列車やバスに乗り遅れるなど、不安にとらわれるとろくな事がありません。
一人暮らしの方で、玄関の鍵を掛けたかどうか忘れて不安になることが多い方にはお勧めです。
ChecKEY2の表示窓が示している施錠・解錠の状態は、「ChecKEY2を取り付けた鍵を使った直近の操作」を表しているだけです。
家族や同居人がいる場合は、ChecKEY2の表示と実際の鍵の状態が一致しない状況になり得るので、購入を考えている方は、そういった点も考慮してください。
長所
- 一人暮らしの場合、鍵のかけ忘れを確実に防止できる。
- 電池を使わず、バネと重力だけで動作する仕組みなので、購入後の維持費がかからない。
短所
- ChecKEY2を取り付けた鍵は頭の部分が大きくなるので、お使いのキーケースなどに入らなくなる可能性がある。
- 家族や同居人がいる場合、ChecKEY2の表示状態と実際の玄関の鍵の状態が一致しない状態になる(外出時に自分で鍵を掛けず、家族や同居人が鍵を掛けた場合はChecKEY2の表示は「解錠」のまま)*3。