私は360度すべての方向を見られる全天球パノラマ画像が好きで、山歩きの際には山頂や空中(ドローンを利用)で全天球パノラマを撮影して公開しています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
全天球パノラマ画像の撮影には一眼レフカメラを使う他に、180度以上の範囲を撮影できるカメラを背中合わせに合体させたような全天球パノラマカメラも利用することがあります。
リコーのTHETA(シータ) Z1というのが現在使用しているパノラマカメラで、1インチのセンサーを搭載しているため、パノラマカメラの中では画質が高い部類に入ります*1。
すでにそんなカメラを持っているのに、Webで宣伝を見て「欲しい欲しい病」が発病。
もう1台パノラマカメラを買ってしまいました。
それが今回紹介するInsta360 ONE X2。
製品に「Insta」とありますが、SNSのインスタグラムとは全く関係ありません。
そもそも、この記事の公開時点ではインスタグラムは全天球パノラマ画像に対応していません。
勝手な想像ですが、「insta」は「即座」という意味の「instant」のことだと思っています。つまり、360度全天球画像や動画を即座に撮影できるという意味で「insta」を名乗っているのではないでしょうか。
メーカーの公式動画をYouTubeから転載します。
Insta360 ONE X2 紹介動画 | 全方位を思いのままに
仕様
▲専用自撮り棒にセットしたInsta360 ONE X2
製品名: Insta360 ONE X2
メーカー: Arashi Vision Inc.(中国)
寸法: 46.2mm×113.0mm×29.8mm
重量: 149g
35mm換算焦点距離: 7.2mm
絞り: F2.0
露出値: +-4EV
ISO感度: オート、100~3200
ホワイトバランス: オート、2700K、4000K、5000K、6500K、7500K
写真解像度: 360度:6080px×3040px(2:1)、パノラマ:4320px×1440px(3:1)
動画解像度: 360度:5.7K@30fps、25fps、24fps・4K@50fps、30fps・3K@100fps
広角(ステディカムモード):2560px×1440px@50fps、30fps・1920px×10800px@50fps、30fps
動画の最大ビットレート: 100Mbps
写真フォーマット: insp(アプリからJPEGで書き出し可能)・RAW(DNG)
動画フォーマット: ステディカム:MP4、360度:insv
動画エンコード: H.264、H.265
音声: 360度方向フォーカス
ジャイロスコープ: 6軸
対応端末: iOS:iPhone SE、iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max、iPhone XS/XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8/8 Plus
Android:Kirin 980またはそれ以上 (Huawei Mate 20, P30またはそれ以降の機種)、Qualcomm Snapdragon 845 (Samsung Galaxy S9, Xiaomi Mi 8 またはそれ以降の機種)、Exynos 9810またはそれ以上 (Samsung S9, S9+, Note9 またはそれ以降の機種)
インターフェイス: USB Type-C、Bluetooth(BLE 4.2)、Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、microSDカードスロット
Micro SDカード推奨スペック: UHS-I V30 スピードクラス、exFATフォーマット、最大ストレージ容量1TB
ディスプレイ: OLEDタッチスクリーン(360度ライブプレビュー)
バッテリー容量: 1,630mAh
充電時間: 85分
駆動時間: 80分(5.7K@30fps撮影時)
電源: 専用バッテリー(交換可能)
動作環境: セ氏-20度~40度
防水性能: IPX8(水深10mまで)
三脚ネジ: あり(1/4インチ)
購入価格: カメラ本体、自撮り棒、microSDカード、レンズキャップ(各1)のプレミアムセットを¥58,699(税込)で購入(カメラ単体は¥55,000)
購入先: Insta360ストア(メーカー直販)
備考: 仕様や価格は、私が購入した2020年12月時点の情報です。
「プレミアムセット」の内容
私が購入したのは、Insta360 ONE X2本体に加えて専用自撮り棒と専用のレンズキャップ、microSDカードがそれぞれ一つずつ付属する「プレミアムセット(¥58,699)」というもの。
とりあえずこれだけあれば、Insta360 ONE X2を外へ持ち出して遊べるだろうという構成です。
▲プレミアムセットを注文して届いた商品
パッケージ内容
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2の箱を開けると、下の画像の様にカメラ本体が姿を現します。
レンズや液晶ディスプレイには、保護用の透明フィルムが貼られています。
▲Insta360 ONE X2のパッケージを開けた様子
上の画像でカメラ本体の手前側に広い空間がありますが、その中に各種付属品が収まっていました。
それらも合わせて、パッケージ内のものを並べたのが以下の画像。
左からInsta360 ONE X2本体(保護ポーチを下に敷いている)、充電ケーブル(一方はUSB A、もう一方はType-C)、取扱説明書類です。
▲Insta360 ONE X2のパッケージ内容
専用自撮り棒
Insta360 ONE X2で撮影される全天球画像や動画に映り込まない絶妙な直径で作られた、専用の自撮り棒です。
色: 黒
長さ: 最短:27.5cm、最長:120cm
重量: 158g
▲自撮り棒
レンズキャップ
本体から飛び出している魚眼レンズを保護するための、Insta360 ONE X2専用のレンズキャップです。
Insta360 ONE X2には保護ポーチが付属するので、このレンズキャップは必要ないかもしれません(私は使っていません)。
▲レンズキャップ
microSDカード
microSDカードは樹脂製のケースに入った状態で、Insta360 ONE X2の外箱にテープで貼り付けてありました。
私が購入した時は、セット販売されるmicroSDカードはInsta360のロゴが入った物でしたが、発売からしばらくすると「Insta360モデルと普通のmicroSDカードのいずれかが付属する」という売り方に変わりました。
そのため、「Insta360」ではなく「SanDisk」のロゴが入った市販品のmicroSDがセットで届く可能性もあります。
▲Insta360のロゴが入ったmicroSDカード(64GB)
外観
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2本体は、片面に丸い液晶ディスプレイが付いています。こちらを「正面」と呼ぶことにします。
Insta360 ONE X2の正面に向かって右側の側面に、電源ボタンがあります。
カメラを右手で持った際、親指で押しやすい位置です。
▲Insta360 ONE X2右側面の様子(レンズを保護するため、専用保護ポーチをレンズの下に敷いています)
正面に向かって左側の側面には、いかにも開きそうな、蓋のような部品が目立っています。
大きい方の“蓋”はバッテリー本体で、小さい方の“蓋”はUSB Type-Cポートを保護する蓋です。
▲Insta360 ONE X2左側面の様子(レンズを保護するため、専用保護ポーチをレンズの下に敷いています)
最近のデジタル機器ではバッテリーが交換不可という製品が多い中、バッテリーの着脱が可能というのはありがたいです。
バッテリーを交換することで長時間の利用が可能になりますし、「バッテリーがへたったから機器自体を買い換え」という必要がなくなります。
▲バッテリーを抜いた様子
▲USB Type-Cポートの蓋を開けた様子
これらの“蓋”にはロック用の留め具が付いており、閉め方が不十分だと下の画像の様に橙色が見えるようになっています。
▲留め具が正しくロック位置にない状態
なぜこのようになっているかというと、Insta360 ONE X2は単体で10m防水の性能を持っているからです。
蓋が完全に閉まっていないとそこから水が入ってきてしまうので、しっかりした留め具があり、さらに閉じ方が不十分だと目立つようになっているのです。
右側面と左側面の画像を見て頂くとお分かりの通り、カメラ本体の各面に1つずつ、合計4つのマイクが備わっています。
つまり、撮影時は周囲全体の音が記録されます。
音の方向も記録されますが、動画の向きと音声の向きを合わせた全天球動画を作る方法は分かりません。
microSDカードは、バッテリーが入っている空間内のスロットに差し込みます。
▲microSDカードの挿入位置
Insta360 ONE X2の外観でひときわ目立っているのが、丸いディスプレイ(タッチパネル)。
ここにはレンズに写っている全天球画像が表示されるのですが、全体が写るわけではありません。
まずは、ディスプレイがない面のレンズに映っている映像が表示されます。
この画面を上下左右にスワイプすることで、周囲全体をプレビューすることが可能なのです(ライブプレビュー)。
とりあえずInsta360 ONE X2を取り出して電源を入れると、「ここで撮影したらどんな風に写るんだろう」というのが、いちいちスマホを取り出さなくても確認できるわけです。
ディスプレイの輝度は高く、屋外でも問題なく見えます。
各種設定や動作モードの切り替えは基本的にスマホから行いますが、スマホを使わずこのタッチパネルで設定を変更することもできます。
なんでもスマホ頼りの機器が多い中、単体で各種設定が行えるのも素晴らしいと思います。
▲タッチパネルを表示させた様子(5.7K@30fpsの全天球動画撮影モードになっていることが、この表示から分かる。丸いディスプレイの3時の位置に、Insta360 ONE X2の向こうに置いてある乾電池が写っている。)
Insta360 ONE X2はレンズが両側に飛び出した構造なので、このままポケットに入れて持ち運ぶことはできません(レンズが傷ついても良ければ持ち運べますが…)。
レンズを保護するために、ネオプレン生地でできた専用の保護ポーチが付属しています。
これはInsta360 ONE X2のサイズにぴったりに作られており、少し出し入れしづらいですが、逆に鞄の中等で勝手にポーチからInsta360 ONE X2が飛び出す心配はありません。
▲専用保護ポーチにInsta360 ONE X2を入れた状態(底部の三脚穴が見えている)
保護ポーチはパッケージ内に二つ折りの状態で収められていたので、開封直後はくっきり折り目が入っていました。
しかし、Insta360 ONE X2を中に入れてしばらく経つと、その折り目は消えてくれます。
専用自撮り棒
専用自撮り棒は、先端に1/4インチのネジが付いており、持ち手側には1/4インチのネジ穴が開いています。
持ち手側のネジ穴は、小型の三脚を差し込んで自撮り棒を一脚として使うためのもの。
▲自撮り棒先端のネジ
▲持ち手側のネジ穴
収納時は27.5cmしかないのに、伸ばすと120cmにもなります。
重量も比較的軽く、扱いやすいです。
ただ、個体差があるのかも知れませんが、私の自撮り棒はちょっとガタツキが気になります。
持ち手も含めると5段の伸縮構造になっていますが、伸縮のロックは任意の位置で可能。
反時計方向にねじると伸縮のロックが解除され、時計方向にねじるとロックされます。
使う時は一方の手で「持ち手」を、もう一方の手で先端を持って先端を反時計回りにねじってから伸ばし、希望の長さになったところで時計回りにねじるという使い方になります。
▲自撮り棒の長さ(最短時と最長時の比較)
この自撮り棒用のケースに使えそうなものを探して手持ちのポーチやケース類で実験したところ、米軍が使用する信号弾の収納ケース「POP FLARE POUCH SINGLE UP」(NSN:8415-01-519-5188)にギリギリ収まることが分かりました。
ただし、軍用品は若干の寸法のバラツキがあるため、全てのPOP FLARE POUCHに収まることは保証できません。
▲米軍のPOP FLARE POUCH SINGLE UPに自撮り棒を収納した様子
▲自撮り棒はPOP FLARE POUCH SINGLE UPにギリギリ収まる長さ
レンズキャップ
シリコンラバーでできており、Insta360 ONE X2のレンズ部に覆い被さる構造です。
素材自体の摩擦でカメラ本体上に留まります。
▲レンズキャップをInsta360 ONE X2に被せた様子
保護ポーチはInsta360 ONE X2の底面以外全体を保護してくれますが、レンズキャップは名前の通りレンズ部分しか守ってくれません。
その代わり、脱着は保護ポーチよりも楽です。
撮影される静止画について
静止画は「.insp」形式のファイルとして保存され、専用アプリの出力機能を使ってJPG形式に変換できます。
「insp」は「Insta360」の「Photo(写真)」という意味だと思います。
静止画の画質は、リコーのTHETA Z1の方が上です。
THETA Z1は1インチのセンサーを搭載していますし(Insta360 ONE X2のセンサーサイズは非公表。先代のInsta360 ONE Xは1/2.3インチ。)、解像度もInsta360 ONE X2より高いので当然といえば当然ですが。
ただ、Insta360 ONE X2の価格は5万円台、THETA Z1は10万円を越えることを考えると、Insta360 ONE X2はかなり健闘していると思います。
画質の違いについては、以下の全天球パノラマで比較してみてください。
上がInsta360 ONE X2、下がTHETA Z1を使い、比較のため同じ場所で同じ時間帯に撮影したものです*2。
Insta360 ONE X2の静止画解像度:6,080×3,040ピクセル
THETA Z1の静止画解像度:6,720×3,360ピクセル
https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/insta360onex2-1/virtualtour.html
▲Insta360 ONE X2で撮影した全天球パノラマ画像
https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/insta360onex2-2/virtualtour.html
▲THETA Z1で撮影した全天球パノラマ画像
撮影される動画について
動画は「.insv」形式のファイルとして保存され、専用アプリの出力機能を使ってMP4形式で保存が可能。
「insv」は「Insta360」の「Video(動画)」という意味だと思います。
Insta360 ONE X2のような全天球カメラは、バイクや自転車、スノースポーツ、マリンスポーツのように動き(あるいは周囲の風景の変化)の激しい場面で使用するのに適しているため、そういったジャンルのブロガーさんやYouTuberさんが使うことが多いようです。
周囲全体を撮影しているため後で任意の画角の動画を切り出せる点が、そういった使い道に適しているわけです。
下の動画は、実際にスノーボードでInsta360 ONE X2を使った撮影事例を紹介した物で、360度全てが撮影されることの利点がよく分かります。
【新製品レビューInsta360ONE X2】360度カメラ買う前にこれ見て スノーボードで360度カメラを2シーズン使ってわかったことを語ります
上の動画はカメラマンがInsta360 ONE X2を持って撮影した動画でしたが、滑る本人が自撮りをするだけでも、下のような動画が撮影できます。
【スノボーの自撮りはこれがベスト?】試行錯誤の末 かなり普通に近い滑りができるようになったよ♪ Insta360 ONE X2 360度カメラ キロロリゾート 北海道 KIRORO HOKKAIDO
動画は、メーカーが出している専用アプリ(スマホ用、Windows用、Mac用とも無料)で比較的簡単に編集できます。
全天球動画のファイルサイズが大きいので、高性能なスマホやパソコンを使う方が良いでしょう。
Insta360 ONE X2の動画性能については、以下のYouTube動画が分かりやすいと思います。
ご本人が一切しゃべらず、字幕と動画だけで説明されているため、音を出せない環境でも視聴できます(音の比較の部分に関しては、音を出して頂く必要があります。)。
Insta360 ONE X2レビュー良い所と悪い所、モトブログでの使用感
ビジネスシーンでの利用
最近は、仕事の打ち合わせや商談をZoomやTeamsといったオンライン会議システムで行うことが増えてきました。
Insta360 ONE X2はWebカメラとして使える*3ため、オンライン会議にも活用できます。
例えば5~6人が会議机を囲んで座っている中央に、真上から見て下図のように機材を設置したとします。
ノートPCでZoomやTeamsの画面を表示し、それと同じ画面を対面の人に見てもらえるよう、液晶ディスプレイを設置している様子を示しています。
▲会議机を真上から見た時の機材の設置位置(中央の赤いものがInsta360 ONE X2)
横から見ると以下のような状態です。
ノートパソコンと液晶ディスプレイを背中合わせに設置し、その間に適当な高さの台を置いてInsta360 ONE X2を立てます(小型の三脚などを使う)。
▲液晶ディスプレイとノートPCを背中合わせに設置し、その間にInsta360 ONE X2を置く
こうすると、相手側の画面には下図のように全員が表示されます。
ノートPCのWebカメラでは2名が一度に写るのが限界ですが、Insta360 ONE X2を使えば、普段通りに会議机に座った5~6人全員が自然に写るわけです。
しかも、Insta360 ONE X2のマイクが全員の声を拾ってくれます。
▲相手側の画面には、2段で全員が一つの画面に表示される
ただし、WebカメラとしてInsta360 ONE X2を使う時には死角があることに注意が必要です。レンズをA~C、D~Fの方向に向けた場合、いわゆる「お誕生日席」に座った人は画面に映りません。
▲お誕生日席(「G」と「H」の位置)は死角になる
一人1台ノートパソコンを使ってオンライン会議に参加すれば良いのですが、ご存じの通り、同じ部屋でマイクとスピーカーを有効にした複数のパソコンが同じWeb会議に参加すると、ハウリングが発生してしまいます。
ハウリングを防ぐには、同じ部屋にいる参加者がヘッドセット(またはマイク付きイヤホン)を使わないといけません。ヘッドセットを使うと耳の周辺が暑くて汗をかきますし、長時間装着していると耳が痛くなる上、相手に妙な威圧感を与えてしまいます。
スマホのハンズフリー通話に使うようなマイク付きイヤホンだと、顔の向きが変わってマイクと口の距離が変わる度に声の大きさが変化し、相手にとって聞き取りづらくなります。
そういった不便を解消し、少人数であれば従来の会議に近い雰囲気でオンライン会議を実施できる点が便利だと思います。
ただし、多拠点でオンライン会議をするときは、下図のように小さく表示されてしまうため要注意です。
Insta360 ONE X2をWebカメラとして使う時は、会議室同士をつなぐなど、接続拠点数を減らした方が良いかも。
▲多拠点で接続して参加者を一覧表示すると、このように小さく表示されてしまう
ノートパソコンのスピーカーの出力が低い場合は、別途デスクトップスピーカーを用意することをお勧めします。
重要:Insta 360 ONE X2は、全天球撮影ができるアクションカメラであり、Webカメラ機能はオマケのようなものです。
長時間の連続使用に耐えられるかどうかや、マイクの集音性能については、過剰な期待はできません。
最近は、Web会議専用のパノラマカメラも登場しています。
そちらは会議用として設計されているだけあって、マイクとスピーカーの性能がInsta 360 ONE X2より遥かに優れていますし、何時間にもおよぶ会議で使用しても、何ら問題は起こりません。
業務でも使える会議用360度Webカメラを探している方は、下のリンク先にあるような専用品の方が良いと思います。
最後に
Insta360 ONE X2の真価は、撮影される動画の品質の高さと編集ソフトの面白さにあります。
私は面倒なので動画撮影をほとんどしませんが、360度全天球動画を撮影したい方には、Insta360 ONE X2を強くお勧めします。
私は動画なんてほとんど撮影しないのに物欲の強さのせいでこれを買ってしまいましたが、今のところオンライン会議では活用できているので、棚の奥で眠ることはなさそう。
長所
- 撮影される全天球動画は画質が高く、専用アプリと組み合わせると簡単に面白い映像が作れる。
- YouTubeが全天球動画に対応しているため、作った動画の公開が簡単。
- 防水ケースを使わなくても10mまでの防水性能を持っている。
- バッテリーが交換可能。
短所
- ぱっと見は良いが、よく見ると外観の各所に安っぽさがある。
- 5.7Kで撮影した動画ファイルは、短時間のものでもファイルサイズが巨大。したがって、それを編集するスマホやパソコンは高性能な物が必要。
- 撮影のため自撮り棒の先にInsta360 ONE X2を付けて街中を歩くには、勇気が必要。人がいない(少ない)場所でしか使えないと思った方が良い。