播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

恒屋城跡に植樹された桜を見てきました

2018年12月3日の神戸新聞の記事で、「中世の山城・恒屋城跡、住民の手で復活へ 姫路」というものがありました。
内容は、恒屋城跡に住民が桜を植樹したというもの。
 
この新聞記事にも紹介されている方々と今年2月に恒屋城(つねやじょう)跡を歩いたこともあり(参考:https://dfm92431.hatenablog.jp/entry/2018/02/18/181106)、どこにどんな風に桜が植えられたのか興味がわいて見に行くことにしました。
 
恒屋城跡に登るのは、通算5回目。
 
歩いたルートは2017年に私が歩いたときと全く同じ(時間もほぼ同じ)なので、駐車場や登山ルート、城跡の様子については、以下の記事をご覧下さい。
兵庫県姫路市香寺町の恒屋城跡(2017年11月26日(日))

https://dfm92431.hatenablog.jp/entry/2017/11/26/183933 

この記事では、植樹された桜の様子を主に紹介します。
 
▲恒屋城跡の登山口には「千本桜植樹」の幟が立っていた
 
恒屋城跡に桜が植えられた場所は、前城(まえじろ)と呼ばれている城域の南端部分周辺です。
 
▲植樹された桜(赤矢印で示した)は、この画像で数えたところお堂周辺と畝状竪堀に12本、三の郭南端に5本の合計17本(見落としや見間違いがあるかも)(ドローンで撮影)
 
▲桜はエドヒガン桜という種類で、動物による食害から守るため筒で保護されている
 
そこには恒屋氏を祀るお堂が建っており、その前には畝状竪堀(うねじょうたてぼり)、背後には高い切岸(きりぎし)の上に三の郭(くるわ)と呼ばれる削平地があって山城跡らしい地形になっているだけでなく、麓からよく見えるのです。
 
▲三の郭南端の様子(植樹された桜の幼木が並んでいる)
 
せっかくなので主郭(本丸)跡まで登って昼食。
寒い山頂でアツアツの豚まんをほおばる幸せといったら、例えようがありません。
 
▲恒屋城主郭跡(ドローンで撮影)
 
▲本日の昼食は、蓬莱の豚まん(メスティンで蒸した)
 
最後に、山城跡が好きな方のために、恒屋城跡から見える周辺の山城跡を紹介します。
 
▲東に見える小谷城跡
 
▲東南東に見える春日山城跡(飯盛山)
 
▲南東に見える善防山城跡