播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。原則として更新は週に1回です。広告は表示しません!

耐久性の高いペーパータオル:スコット・ショップ・タオル

概要

自動車やバイク、自転車などの乗り物の整備に使用するためのペーパータオルです。
 
一般的には、乗り物の整備作業ではウエスと呼ばれるボロ布を使いますが、私が昔アルバイト時代に使っていたのは、本当に服の切れ端のようなものが袋に詰められて「ウエス」として売られていたもの。
どれもこれも大きさがバラバラで、よく汚れが取れる端切れもあれば、使いづらいものもありました。
 
そのため、私はウエスにあまり良いイメージをもっておらず、作業時の汚れ取りにはペーパータオルやコストコのマイクロファイバータオルを使っていました。
 
ただ、ペーパータオルはすぐに破れるし、毛羽だってホコリが出るし、マイクロファイバータオルは気軽に使い捨てるにはもったいないし、あれは素手で扱うと手がカサカサになってしまいます。
 
このScott Shop Towels Original(スコット・ショップ・タオル・オリジナル)は、ペーパータオルのように気軽に使い捨てられる値段なのに、水分や油分をグングン吸い取るし、ペーパータオルのように簡単に破れたりホコリを出したりせず、使い勝手が非常に優れています。

購入の経緯

コストコの店内をぶらついていてたまたま目に留まり、「自転車の整備や、山歩きの際に食器を拭うのに便利そうだな」と思ったので購入してみました。

仕様

 
▲外装パッケージ
 
製品名: Scott Shop Towels Original(スコット・ショップ・タオル・オリジナル)
メーカー: Kimberly-Clark Professional(アメリカ)
サイズ: 1枚あたり27.9cm×26.4cm(カタログ値)
内容量: 550枚(1巻あたり55枚×10巻)
生産国: アメリカ合衆国
購入価格: ¥2,298(2017年4月時点)
購入先: コストコホールセール神戸倉庫店(神戸市垂水区)

外観

ペーパータオルのロールと同じようなサイズのものが10本入っているので、パッケージは巨大です。
 
 
▲外装パッケージとトイレットペーパー(12ロール)のパッケージとのサイズ比較
 
巨大な外装パッケージを破ると、中からは個包装されたScott Shop Towels Original(以下ショップタオルと表記)が出てきます。
 
 
▲個包装されたショップタオル
 
個包装を開封すると、水色のキッチンペーパーのようなロールが出てきますが、キッチンペーパーとは質感が全く違います。
 
 
▲ショップタオルの外観

使い勝手

機械類の整備作業の際に油汚れなどを拭き取るのが、ショップタオルの本来の使い道。というのも、この場合「ショップ」とは英語で「作業場」の意味だからです。
 
▲Youtubeにアップロードされているメーカー公式チャンネルの動画
 
しかし、作業場だけで使うにはもったいないほどの性能。
ショップタオルが何に使えるのかを一言で表現すると、「雑巾を使う作業全般」です。
 
素材は紙のはずなんですが、とても紙とは思えないほどの耐久性を持ち、使った後の台所のシンク周りを綺麗に拭くのに、ショップタオルが1~2枚あれば十分。
 
不織布と同様、拭いた後にホコリが残らないので、鏡や窓を拭くのにも使えます。

注意事項

ショップタオルは食品衛生関連のテストを受けていませんし、メーカーサイトでも機械整備以外の利用については一切触れられていません。
 
したがって、揚げ物の下に敷いたり、使用前の食器を拭うといった使い方は避けてください。

最後に

コストコで1パック買うと10本も入っており、使い切るのは大変ですし、かさばるので保管も大変。
 
しかし、安価で気軽に使い捨てができるペーパータオルと、液体をたくさん吸い取ってくれる雑巾の良いところを組み合わせたような製品なので、掃除好きの方には喜ばれると思います。
 
友人やご近所さんにお裾分けすれば、保管に必要な空間が減りますし、あなたの評判もきっと上がる…はず。