ワイシャツから透けて見えない：エアリズムシームレスVネックTシャツ

本格的に暑くなる夏場は、仕事の時にスーツの上着なんて着ていられません。

しかしワイシャツだけでいると、下着のシャツの輪郭がはっきりくっきり透けて見えて、なんだかみっともない。

 

私の仕事の取引先におられる欧州出身の方は、夏場にお会いしたときは素肌にワイシャツでした。
たまに日本人サラリーマンが素肌にワイシャツを着ているのを見かけますが、外国の方が本国と同様のことをしているのは良いとして、ワイシャツを素肌に着ることが現実的ではない日本の気候を知っているはずの日本人が、ヨーロッパの真似をするのはおかしな話です。

 

ヨーロッパの人たちのように素肌にワイシャツを着ると、日本の蒸し暑さではワイシャツが汗でビチャビチャになり、乳首が透けて見えたりしておぞましいことになります。下手をすればセクハラと言われかねません。

 

何とかならないものかと思っていたら、仕事帰りにふらっと立ち寄ったユニクロで面白そうなシャツを見つけ、とりあえず3枚購入しました（洗濯して1週間毎日着るには、3枚は必要なので）。

 

翌日からさっそく着用しましたが、輪郭がワイシャツ越しに透けて見えないだけでなく、山歩きの時に着ている高機能Tシャツのような快適な着心地に驚きました。

 

というわけで、後日もう一度ユニクロに行って2枚を追加で購入。合計5枚体制で毎日着ています。

それが今回紹介するエアリズムシームレスVネックTシャツ。

 

 

▲エアリズムシームレスVネックTシャツ（パッケージ表面と裏面）

 

製品名：　エアリズムシームレスVネックTシャツ
メーカー：　株式会社ユニクロ（日本）
サイズ：　XS・S・M・L・XL・XXL・3XL・4XL（S・M・L・XL以外は通販専用）
素材：　84% ナイロン、16% ポリウレタン
カラー：　白・黒・ベージュ・ネイビー（この記事の画像はベージュ）
取扱い：　洗濯機・ネット使用
定価：　￥1,500（税別）
購入価格：　同上
購入先：　ユニクロ　ピオレ姫路店（兵庫県姫路市）

外観

▲エアリズムシームレスVネックTシャツ（ベージュ）

 

いかにも“おっさん”といった雰囲気の下着です。

 

ワイシャツの下の下着が透けるのは、肌の色とのコントラストが大きすぎるからなので、肌の色に近い色の下着を着用すれば透けにくくなります。
そのため、ベージュを選択しました。

 

シームレス（縫い目がない）という名前から、継ぎ目のない筒状の生地で出来たシャツを想像されるかも知れませんが、そうではありません。

シャツの両脇と裾、袖の付け根、袖の下端、両肩には縫い目があります。

 

 

▲肩と袖の連結部分にある縫い目

 

縫い目がないのは襟と袖口。

これらの場所に縫い目がないため、着用していても“まるで何も着ていない”ような着心地です。

 

まだ使い始めて時間が経っていないので、裁断されただけの生地の縁がどれほどの耐久性を持っているのか分かりませんが、縫い目がないだけでこれほど着心地が良くなるのかと驚かされます。

 

首の後ろによくあるタグが付いていないのも、着心地の向上に役立っています。

 

 

▲襟元の様子

使用感

生地が軽く、適度なフィット感があり、普通なら存在感が大きい襟と袖の縫い目がなく、それらの部分が柔らかいため、着ているのを忘れるほど快適です。

 

通勤時は電車やバスが混雑していて蒸し暑く、背中に汗が流れることもありますが、山歩き用の高機能Tシャツの様に速乾性が高いため、今のところ下着が濡れたままになって体が冷えるということがありません（私はお腹を通しやすく、綿で出来た普通の下着を着ていた時は、汗で濡れたシャツが乾かず、それが原因でお腹が冷えてトイレへ急行ということが時々ありました）。

 

ただ、生地が薄いためか吸収できる汗の量はさほど多くないようで、脇には汗染みが出来やすいです。

最後に

インナーのシャツが見えないということは、ワイシャツを素肌に着用していると誤解される（欧州では素肌に直接ワイシャツを着るので、外国かぶれとか、汗でシャツが貼り付くイメージから不潔だと思われる。）可能性を心配されるかも知れません。

 

しかし、全く透けて見えないわけでは無く、状況によってはうっすらとインナーシャツの輪郭が透けるので、下着の透け方を気にしている（だらしなくない）人だと好意的に捉えてもらえる可能性もあります。

 

もう普通の綿素材のインナーシャツには戻れそうにありません。

 

※この記事は、私の個人的な感想を書いたものです。着用者の体型や汗のかきやすさ、お住まいの地域の気候など様々な要因で着心地は異なると思います。