2016年5月6日、神戸港に練習帆船「日本丸」が入港しました。
ということで、本日は帆船の美しい姿を一目見ようと神戸港へ出かけてきました。
注:日本丸が神戸港に停泊するのは2016年5月6日10時~5月12日10時、5月30日10時~6月4日10時の期間のみです。
神戸港に行くついでに、以前から興味があった「カワサキワールド」や神戸市立博物館も見学することにします。
私が住む姫路から神戸港に行くには、JRの新快速電車で神戸駅へ行き、そこから普通または快速電車に乗り換えて元町駅へ。元町駅からは徒歩で神戸港に行くのが、私にとっては経済的(職場のある神戸市内までJRの定期券があるため)。
日本丸が停泊している神戸港の第一突堤へJR元町駅から行く道順は、次の通りです。
JR元町駅の南東、交番のある交差点(名前はない)から南へ進み、国道2号線との交差点(「メリケン波止場前」交差点)で左折。
今度は「京橋」交差点を右折して南へ進むと、第一突堤へたどり着きます。
第一突堤には、最近新しくホテルがオープンしました。
そのホテルの建物があるため、日本丸の姿は道路からマストがちらっと見えている程度だったのですが、ホテルの西側へ回り込むようにして突堤に入ると、ロープだらけのマストと、思ったより背の低い船体が視界に飛び込んできます(地図中「日本丸」)。
そのホテルの建物があるため、日本丸の姿は道路からマストがちらっと見えている程度だったのですが、ホテルの西側へ回り込むようにして突堤に入ると、ロープだらけのマストと、思ったより背の低い船体が視界に飛び込んできます(地図中「日本丸」)。
仕様船名: 日本丸航行区域: 遠洋船種: 帆船建造場所: 住重浦賀船番: 1115起工年月日: 昭和58年(1983)4月11日進水年月日: 昭和59年(1984)2月15日竣工年月日: 昭和59年(1984)9月12日総トン数: 2570載貨重量トン数: 1456.20満載排水トン数: 4,729.90全長: 110.09m幅: 13.8m(フィン張出時)主機関: ダイハツ6DSMB-28NS ディーゼル×2基最大速力: 14.33ノット最大搭載人員: 190(実習生定員:120)(出典:海技教育機構のWebサイト)
予想に反して突堤にあまり人はおらず、ウロウロして色んな角度から日本丸の美しい姿を見ることが出来ました。
船内の見学はできません。
外観を楽しむだけなので、あまり長居はしませんでした。
外観を楽しむだけなので、あまり長居はしませんでした。
続いて、カワサキワールドのある対岸のメリケンパークへ徒歩で移動。
メリケンパークには、神戸がテレビで紹介されるときには必ず映る「ポートタワー」「神戸海洋博物館/川崎ワールド」、そしてかまぼこ形の「オリエンタルホテル」があります。
もう一つ忘れてはいけないのが、阪神・淡路大震災で被災した時の状態がそのまま保存されている「神戸港震災メモリアルパーク」(地図中「神戸港震災メモリアルパーク」)。
崩壊した岸壁は、当時の姿を維持できるよう補強されています。
メリケン波止場の保存方法阪神・淡路大震災で、メリケン波止場の岸壁は海側に大きく傾き、陸地のコンクリート舗装が陥没するなど、甚大な被害を受けました。その被災した岸壁の前面に鋼管を帯状に打ち込み、石材で間詰めして岸壁の倒壊を防ぎ、崩壊部分や傾いた照明灯をできる限りそのままの状態で固定して、被害状況を目に見える形で残しました。(出典:現地の看板)
続いてカワサキワールドへ(地図中「カワサキワールド」)。
カワサキワールドは神戸海洋博物館に併設されている施設で、Webサイトによると川崎重工グループの製品を見て、触れて技術のすばらしさを実感するための施設です。
神戸海洋博物館の建物は南側に出入り口があり、そこで大人一人¥600のチケットを購入して入館。
カワサキワールドは、船舶の模型が大量に並ぶ海洋博物館の展示室を抜けた左奥にあります。
海洋博物館の中は写真撮影禁止ですが、カワサキワールドは撮影がOK。
カワサキワールドに入ってすぐの所は、川崎重工グループの創業者と会社の歴史を紹介するコーナーです。
ヒストリーコーナーを抜けると、大きなスクリーンのあるカワサキワールドシアター。
ここでは川崎重工グループの製品を紹介する動画が上映されていました。
ここでは川崎重工グループの製品を紹介する動画が上映されていました。
その先にあるのは、モーターサイクルギャラリー。
カワサキの歴代のバイクがずらりと並んでいます。
カワサキの歴代のバイクがずらりと並んでいます。
モーターサイクルギャラリーの次が、私にとってはお楽しみの陸・海・空の各ゾーン。
陸のゾーンには0系新幹線の実物先頭車両が展示されています。
もちろん0系新幹線は中に入れますし、運転席に座ることも可能。
子供も大人も大はしゃぎしていました。
子供も大人も大はしゃぎしていました。
海のゾーンはあまり興味がなかったので素通りしましたが、大きなタンカーの船首の模型の中にある「ものづくりシアター」では、船の建造の様子、新幹線の建造の様子、航空機(ボーイング787)の製造工程(各10分)をじっくり楽しみました。
最後は空のゾーン。
ここには大型ヘリ「バートルKV-107 II型ヘリコプター」の実物が展示されています。
ここには大型ヘリ「バートルKV-107 II型ヘリコプター」の実物が展示されています。
もう一つ、地球環境コーナーというのがあり、そこには「SWIMO(スイモ)」と呼ばれる低床電池駆動路面電車の実物大模型が展示されています。
2006年に開発。大型ニッケル水素電池「ギガセル」を搭載し、架線がなくても一定区間を走ることができる超低床の省エネ車両で、人と環境にやさしい次世代路面電車(LRV)。(実車サイズ)全長:15m 全幅:2.4m 全高:3.8m 重量:30t(出典:現地の看板)
カワサキワールドは館内の展示だけでなく、建物の外側にも面白いものが飾られています。
それらも紹介していきましょう。
それらも紹介していきましょう。
まずは「超電導電磁推進船ヤマト1」。
“ヤマト1”は、「超伝導」による強力な電磁石を利用した電磁力で航行する、超電導電磁推進船です。船の進行方向に対して直角に磁場を発生させ、それと直角に電流を流すと船尾方向に電磁力が働きます。超電導電磁推進装置のダクト(海水管)の海水は、この磁場と電流によって生じた電磁力によって後方に押し出され、その抗力によって進むため、スクリューもなく海を汚すこともありません。1992年6月16日に、神戸港で世界初の航行に成功しました。“ヤマト1”主要要目全長: 約30m幅: 10.4m深さ: 2.5m計画満載喫水: 1.5m総トン数: 約166トン最大速度: 約8ノット定員: 乗員3名、その他7名(合計10名)(出典:現地の看板)
もう一隻、船が屋外に展示されています。
それは「テクノスーパーライナー 疾風(はやて)」。
それは「テクノスーパーライナー 疾風(はやて)」。
「TSL-F(揚力式複合支持船型)実海域模型船」だそうです。
他にも、魚雷のような自律型無人潜水機も展示されています。
カワサキワールドの見学後は、神戸市立博物館(地図中「神戸市立博物館」)で特別展を堪能しました。
さて、元町駅へ帰ろうとおもってブラブラ歩いていたら、私の大好きなアウトドアブランド「アークテリクス」のショールームを発見してしまいました。
店名: アークテリクス 神戸ブランドストア
オープン日: 2016年4月27日(水)
住所: 兵庫県神戸市中央区海岸通 9-2
オープン日: 2016年4月27日(水)
住所: 兵庫県神戸市中央区海岸通 9-2
大阪のE-MA(イーマ)にあるお店には行ったことがありますが、そこよりもずっと広く、展示されている商品数はかなりのもの。
私が使っているバックパックのような軍や警察向けの特殊な商品はありませんが、一般販売されている商品は一通りそろっていそうです。
以前から雑誌の広告で気になっていたアークテリクスのシューズも壁にたくさん並んでいて、店を出るときにはしっかりその中の一つを買っていました。
フラフラと駅へ向かっていると、今度はテンピュールのショールームを発見。
お店の方によると、このゴールデンウィーク初日の4月29日にオープンしたばかりとのこと。
お店の方によると、このゴールデンウィーク初日の4月29日にオープンしたばかりとのこと。
店名: テンピュール神戸ショールーム
オープン日: 2016年4月29日(金)
住所: 神戸市中央区海岸通1-2-19 東洋ビルディング1階
テンピュールの製品なら何でも揃っていそうな雰囲気だったので、色んな枕を試用させてもらいました。
そうこうしているうちに、我が家の枕がかなりへたっていることに気づいてしまい、やはり店を出るときには新しい枕が入った大きな紙袋を手にしていました。
そうこうしているうちに、我が家の枕がかなりへたっていることに気づいてしまい、やはり店を出るときには新しい枕が入った大きな紙袋を手にしていました。
本当なら、カワサキワールドの入館料と神戸市立博物館の入館料だけの出費で済むはずだったのに。。。
我ながら自分の物欲が恐ろしくなります。
我ながら自分の物欲が恐ろしくなります。
ともかく、美しい帆船の姿を間近で眺められて、カワサキワールドも思う存分楽しめましたし、出来たばかりのお店を2軒、偶然に発見することが出来て、それぞれのお店では専門のスタッフさんと色々お話ができ、充実した一日でした。