播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

神河町の桜華園

今日の神戸新聞で神河町の桜華園が紹介されていたのを読み、以前から気になっていたこともあり、午後から出かけてきました。


▲桜華園と駐車場の位置(対応する地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図「粟賀町」)

13:20
姫路市街の自宅を車で出発。
国道312号線を北上し、「福本東」交差点(播但道の神崎南ランプの東にある)を左折します。

播但道の高架をくぐってすぐの「東柏尾」交差点を右折してしばらく走ると、右側に桜華園の駐車場へ案内する標識があるので、それに従ってグラウンドのような駐車場へ入りました。

下のURLをクリックすると、Googleマップで桜華園の駐車場入口の場所が表示されます。

14:30
桜華園の駐車場に到着。
係員さんの指示に従い、空いている枠に駐車しました。


▲駐車場から桜華園を見る

桜華園の入口は駐車場の西側、道路を渡ったところの笠森稲荷神社の鳥居脇にあります。


▲桜華園の入口

入園券は、おとな(中学生以上)一人¥300。小学生は一人¥100。
駐車料金は、乗用車1台につき¥300。バスは1台¥1,000です。

開園期間は春分の日から5月上旬までで、時間は午前9:30から午後4:30(入園は4:00まで)。

私は今回一人で行ったので、入園料と駐車料金の合計¥600を入口で支払い、入園券と駐車料金領収証、パンフレットを受け取りました。

稲荷神社の鳥居が並ぶ左側の舗装道路を登って行くと、道の両側に屋台が現れました。


▲鳥居が並ぶ横を上る


▲桜華園入口近くの屋台

何やら音楽が聞こえていましたが、屋台の間を通り抜けるとその正体が判明しました。
屋台の先には野外ステージがあり、そこでバンドが演奏していたのでした(地図中「野外ステージ」)。


▲屋外ステージの様子

ここから先は、入口でもらったパンフレットの地図を見ながら自由に散策します。

道は山の斜面に張りめぐらされていて、パンフレットの地図がないと思い通りに移動するのは困難。

私は地形図の実線道を登って行きましたが、地図で「通行止め」と示した場所にはシャッターがあり、それ以上は進めないようになっていました。

2015/4/15追記
他の方の記事を読むと、シャッター左側のボタン操作で、シャッターは開閉可能だそうです。
ここからさらに進むと、大嶽山へ登れます。ただし、桜華園の閉園期間中にここを通れるかどうかは不明です。
追記ここまで


▲実線道の通行止め地点の様子

引き返して園内を北東へ進み、2つあるあずまやの内、大きなあずまや(大嶽庵)へ向かいました。

あずまやでパノラマを撮ろうかと思いましたが、あずまや自体が展望の邪魔になりそうだったので、その途中の見晴らしの良い場所で全天球パノラマを撮影することに(地図中「パノラマ撮影地点」)。

桜華園で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2015年4月11日)

https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/oukaen20150411/virtualtour.html

綾部山の梅林が一面の梅の花で覆われるように、桜華園全体が桜の花で覆い尽くされるほど咲き乱れているのかと思っていましたが、咲く時期が異なる桜が多数(240品種3000本)植えられており、時期によって桜の花が咲いている場所が変わるようです。

つまり、一度に楽しめる桜の花はそれほど多くありませんが、長く桜を楽しめるというわけです。

私はセンスがない(一部を切り取ることが出来ないので、すべてを写せるパノラマ写真にはまっているのです)ので記録写真的なものしか撮れませんし、他の方が綺麗な写真を公開されているので、この記事では桜の写真は載せていません。

が、ちょっと変わった桜があったので、それだけ紹介しておきます。


▲大嶽庵横にある桜

何の変哲もない桜ですが、何が変わっているかというと、オーナーが堀ちえみさんなのです。
「痛快エブリデー」という番組でここに来られたらしく、桜の横の杭に堀ちえみさんの名前と番組名が書かれていました。

桜を愛でる他に、桜華園には別の楽しみ方があります。
それはわらび採り。

コンビニの袋一杯にワラビをとっている人がいて、「勝手に採って良いのかな」と思っていましたが、全く問題ないどころか、それも「桜華園の楽しみ方」だそうです。

15:50
駐車場に戻ってきました。