今日はゆめさきの森公園を歩き(クリックで当該記事が開きます)、下山後に「日本一の布袋さん」がある弥勒寺を見学しました。
▲弥勒寺(兵庫県姫路市夢前町寺1051)の位置(詳細な位置は、下のURLからご覧下さい)
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お寺の道を挟んだすぐ東に専用駐車場があります。
道路から石橋を渡り、塀に挟まれた参道を数十メートル進んだ所に山門があります。
弥勒寺 長保2年(1000年頃)性空上人が草庵をいとなまれたのが始まりです。今の本堂は天授6年(1380年)赤松義則が諸堂を再建したもので、細部意匠に赤松氏の紋所二引及び巴紋が使用されています。昭和25年、国の重要文化財に指定されています。本堂にある弥勒菩薩は一本造りの、結跏趺坐(けっかふざ)という座像で円満な相を表しているといわれています。国の重要文化財の指定をうけています。兵庫県・姫路市(出典:現地の看板)
立派な龍の彫刻がある山門をくぐると、目の前に本堂、右側に鐘楼、左上には山王社があります。
弥勒寺本堂(国指定重要文化財)この本堂は康暦2年(1380)赤松義則の再興である。建築様式は南北朝時代の典型的な様式をそなえている。特に蟇股彫刻、本堂内天井は見事である。弥勒仏、両脇侍仏(国指定重要文化財)本尊弥勒仏は長保元年(999)10月5日の造像銘をもつ仏像である。造像銘をもつ仏像では兵庫県域最古の仏像である。石幢(姫路市指定重要文化財)第四面に元弘2年(1332)壬申卯月日の造立銘がある。昭和62年山内墓地より本堂内に移動する。平成23年3月 姫路市教育委員会 姫路市文化財保護協会(出典:現地の看板)
本堂に向かって左上の山王社も見に行ってみました。
山王社から本堂前へ戻り、本堂の左側から奥へ進むと、護法堂と開山堂があります。
護法堂2棟梁行 90センチ 桁行 90センチ弥勒寺護法堂乙若両天童子を安置する。護法とは、仏法を守護し又三宝作持の為に行者を擁護し又は、霊地を守護するという。弥勒寺護法堂は、規模は小さいが建築物の細工は繊細である。建築年代は不詳姫路市指定文化財(出典:現地の看板)
開山堂建築様式 方形造り 1棟梁行 4メートル50センチ 桁行 4メートル50センチ弥勒寺開山堂は、弥勒寺開基性空上人を安置する。性空上人を安置する厨子に奉寄進皇太神宮権大僧都法印祐園阿闍梨、三千日の行者慶長16年12月2日とある。しかるに開山堂の建立は慶長16年(1611年)前後の建立とみられる。開山堂厨子性空上人を安置する厨子で、四方の金具に慶長16年12月12日銘三千日の行者権大僧都法第祐園阿闍梨銘有。兵庫県指定重要有形文化財姫路市指定文化財(出典:現地の看板)
開山堂と護法堂の間には、鎌倉時代に建立された性空上人供養塔がありました。
開山堂の右から奥へ進むと、巨大な布袋さんに出迎えられます。
高さは5メートル、重さ130トン。
高さは5メートル、重さ130トン。
これだけ大きいと、迫力に負けて信仰心のない私でも賽銭を入れて合掌してしまいました。
夢前七福神の中では最もインパクトがあって、御利益もありそうな神様です。