「ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館」 は、いよいよ2015年1月10日で閉館してしまいます。
夏頃に一度展示替えがあったそうですが、それ以降見に行っていないので、無料開放期間中の今日、3回目の見学に行ってきました。
名称: ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館
期間: 平成26年1月12日~平成27年1月10日
場所: 家老屋敷跡公園内※仮設構造物(平屋建て)約500㎡
期間: 平成26年1月12日~平成27年1月10日
場所: 家老屋敷跡公園内※仮設構造物(平屋建て)約500㎡
こちらをクリックするとGoogleマップが開きます。
時間: 9:00~17:00(最終入館16:30)
▲ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館
2015年1月1日~1月3日の3日間だけは、無料で見学出来ます。
通常は、ドラマ館のみで大人一人¥500、姫路城とセットで大人一人¥700です。
展示替えがあったということですが、違いはほとんど分かりませんでした。
登場人物の紹介パネルが増えていたくらいかな。
ドラマ館の内容については、2014年1月13日の拙ブログをご覧下さい。
ところで、このひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館が立っている広場は、姫路藩の家老屋敷跡です。
姫路藩酒井家家老 高須隼人屋敷跡
高須家は、酒井家家中で家老職を勤める家柄です。江戸時代末期には三千石の知行があり、当主は代々「隼人」を名乗りました。
高須家の屋敷地は、中ノ門から大手門に向かう大手門筋と大名町の通りが交差する個所の北西角に位置します。
屋敷地は東西約135m・南北約75mの広さがありました。大手門筋は屋敷のところで鉤の手状に曲っているため、中ノ門から大手門筋を城に向かうと、正面に高須家の長屋門が目に入ります。
この門は史料から推測すると、敷地の東端から西端におよぶ長大な建物で、石積基壇の上に建てられていました。その外観は、瓦葺の漆喰塗籠です。また、他の絵図には東西の建物が3棟、南北の建物が1棟描写され、表書院や奥向きの書院をもつ屋敷だったことが想像できます。さらに、立派な庭木が描かれていますので、庭園も備えた屋敷であったことがうかがえます。
高須家の屋敷は、明治維新後撤去され、付近一帯は「城南練兵場」として第二次世界大戦が終わるまで使用していました。そして戦後は、引揚者住宅等が建設されました。
このたび公園整備に伴う発掘調査で、建物の礎石・井戸等を確認し、屋敷の遺構が良好に残されていることが判明しました。
寄贈:姫路ライオンズクラブ
(出典:現地の看板)
ドラマ館の出口に姫路城グランドオープンのチラシと、書写山の特別展のチラシがあり、そちらの方が私には興味深かったので、内容を簡単に紹介しておきます。
美しき白鷺の城目覚める。 世界文化遺産・国宝 姫路城
2015.3.27 Fri GRAND OPEN
平成27年3月27日(金)から大天守の一般公開がはじまります。
大天守の建築構造などを、AR機能によりお楽しみいただけます!
専用のアプリをダウンロードして、城内のポイントでタブレット端末やスマートフォンをかざすと、AR技術を活用して、今では現存しない建造物の再現CGや城兵の様子の再現映像、城内にある防御の仕組みの解説などをお楽しみいただけます。
また、グランドオープン後は城内で、Wi-Fiの運用を開始しますのでご利用ください。
入城料が変わります。
新料金
大人(18歳以上) 個人料金(30人未満)¥1,000、団体料金(30人以上)¥800
小人(小学生・中学生・高校生) 個人料金(30人未満)¥300、団体料金(30人以上)¥240
※小学校就学前は、無料です。
※18歳で高校生の場合は、小人料金が適用となります。
混雑状況をリアルタイムでお知らせします!
姫路城のグランドオープン後しばらくの間は、大変な混雑が予想されます。
お越しいただいた皆様に、より快適に姫路城をご覧いただくために、リアルタイムの混雑状況を専用Webサイトでお知らせします。
書写山圓教寺×黒田官兵衛 特別展
平成26年1月12日~平成27年3月31日
官兵衛が見た風景を歩く。
書写山圓教寺食堂内・十池坊跡周辺
黒田官兵衛とゆかりのある品や官兵衛と圓教寺の関係を紹介する解説パネルを展示。
また、官兵衛が陣を張ったとされる十地坊池跡では、官兵衛と同じ視点から当時の風景を体感していただけます。