播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

歯間の掃除はこれがベスト:ドルツのジェットウォッシャー

私の歯並びはとんでもなく悪いため、食事後に歯磨きをしてもまったくすっきりせず、思わぬ時に口の中にネギやゴマが出現(どこかのすき間に詰まっていたのが脱出)することがありました。
 
何か良いモノはないかなと電気店の電動歯ブラシコーナーをぶらついていたときに発見し、購入したのが今回紹介するジェットウォッシャーです。

かれこれ、もう5年以上使っています。(ずいぶん前に生産中止になってしまいました)
 
強い圧力で水を噴き出し、歯の周辺の食べかすを掃除するための製品です。
 
私のは何年も使っていて汚いため、写真はわざとぼかしています。
 
 
▲本体(汚いので意図的にぼかしています)
 
製品名: ドルツ・ジェットウォッシャー EW1211P(生産終了)
メーカー: パナソニック株式会社(日本)
製造国: タイ
サイズ: 高さ29.7×幅9.3×奥行9.8cm(カタログ値)
重量: 約300g(カタログ値)
電源: 内蔵ニッケル水素充電池(無接点充電方式)
定格電圧: AC100-120V 50-60Hz
消費電力: 約2W(充電時)
振動数: 約1,400回/分
水圧: ジェット水流 約59×10^4 Pa(約6.0kgf/平方cm)
    空気入りジェット水流(ノーマル)約39×10^4 Pa(約4.0kgf/平方cm)
    空気入りジェット水流(ソフト)約20×10^4 Pa(約2.0kgf/平方cm)
連続使用時間: 約15分
タンク容量: 約130ml(約35秒使用可)
定価: オープン価格
購入価格: 5年ほど前のことで記録も残っていないので不明
購入先: 5年ほど前のことで記録も残っていないので不明
 
タンクに水を入れ、口の中にノズルを入れてからスイッチを入れると、かなりの強さで水が噴き出します。
 
この水流を歯の隙間や歯の付け根に当てながらゆっくり本体の向きを変え、歯の全体を洗います。
途中で水がなくなるので、一旦スイッチを切って水を補充して再開。
 
冬は水道水が冷たいので、ぬるま湯をタンクに入れて使っています。
 
口からあふれ出た水の中には食べかすがわんさか入っていて、初めて使ったときには感動しましたが、食べかすと一緒に流れてきたのは血液。
 
歯茎に強い刺激が加わるので、状態が悪かった当時の私の歯茎はあっという間に血まみれ。
圧力を最低レベルに下げて徐々に慣らしていきました。
 
慣れると出血することもなく、食べかすが面白いように取れます。
 
ジェットウォッシャーを使ったことがない方は、是非挑戦してみてください。
 
「今まで歯を磨いていた意味はあったのか?」と衝撃を受けますよ(歯並びが綺麗な方が試してどうなるかは分かりませんが)。
 
私の使っている製品はとうの昔に生産が終了していますが、後継機種として今はジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ40が販売されています。
 
EW-DJ10という製品もありますが、こちらは乾電池式。
電池の扱いが面倒なので(私はDJ10も持ってますが、電池交換が面倒で使わなくなり、またEW1211Pを使っているのです)、充電式のEW-DJ40をお勧めします。
 
水の補充が面倒という方で、洗面台に広いスペースがある場合は、EW1250Pがいいかもしれません。

大容量(約2分もつ)タンクが据え置き型になっていて、そこからホースが伸びた先に噴射口がついているというものです。
しかも、水圧の調整は無段階で可能。
 
さて、ジェットウォッシャーには交換用のノズルが用意されています。

歯ブラシなら定期的に交換するのが自然ですが、なぜ水が噴き出すだけのノズルが交換式になっているのか分かりませんでした。
 
家族で共用する場合に、衛生上の理由で交換するだけだと思っていたので、私一人しか使わないEW1211Pには、同じノズルを付けっぱなしにしていました。
 
ある日のこと、EW1211Pのスイッチを入れても水が噴き出しません。でも、中でポンプが苦しそうに動いている音はします。
 
「ノズルに何かが詰まった?」と思ったとたん、ポンプからけたたましい音が鳴り、ノズルの付け根のすき間から水がぴゅーっと漏れ出しました。
慌ててスイッチを切り、ノズルを新品に交換しましたが、時既に遅し。
 
ノズル内部の穴は直径が細いので、例えば水道水に含まれるカルシウム等のミネラル分が蓄積して詰まったりするのでしょうか。
理由は分かりませんが、定期的にノズルは交換すべきでした。

私のEW1211Pはポンプ周辺の部品が壊れたのか、動作時に電動ドリル以上の騒音が発生するようになってしまいましたが、幸いなことに、噴き出す水流の圧力は(たぶん)以前のまま。
 
でも、ポンプがおかしいまま使い続けるのもなぁ、ということでEW-DJ10を購入した(そのお店にはEW-DJ40がなかった)のですが、電池の交換が面倒になり、結局やかましいEW1211Pを使い続けています。
 
このジェットウォッシャーですが、歯の周辺を綺麗に出来るだけではありません。
 
あるとき「ジェットウォッシャーって小型の高圧洗浄機みたいなものだよな」と思いつき、それ以来腕時計の細かい部分につまった汚れを取るのにも使っています(言うまでもありませんが、防水性の高い腕時計に対してしか使えない洗い方です)。

ただ、汚れを含んだ水が派手に飛び散るので、間違っても洗面台で腕時計を洗わないで下さい。