播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

兵庫県宍粟市の播州山崎花菖蒲園と波賀歴史伝承の家

重要
ここで紹介している播州山崎花菖蒲園の2014年の営業は、6月30日で終了しています。
 
今日は天気予報によると午後は降水確率が少し高め。
山に行くと雨に降られるかも知れませんし、何せ暑い。とてもじゃありませんが、山に行く気がわきません。
 
どこに行こうかと考えていたら、播州山崎花菖蒲園の今年の開園期間が今月いっぱいだったことを思い出し、花菖蒲園を見に行くことにしました。
 
ついでに波賀まで足を伸ばし、波賀歴史伝承の家も見学することにします。
 
姫路市街の自宅を出発し、国道29号線で山崎へ。

途中、揖保川を渡る直前の「山崎大橋東詰」交差点を右折。
中国自動車道の下をくぐって北上すると、2kmも行かないうちに、道の右側に「花菖蒲園」の看板が立っているのに出会うので、そこを右折。
後は坂道を登っていくと、花菖蒲園にたどり着きます。
 
姫路市中心部の我が家を出てから約70分かかりました。
 
播州山崎花菖蒲園は、100万本の花菖蒲と四季折々の花々、約1,200品種を鑑賞できる回遊式の花庭園です。
約9haの広大な敷地内に、4月は水仙・ツツジ、5月はシャクナゲ・アヤメ、6月は花菖蒲・アジサイが順次開花し、季節ごとに表情違う花庭園をお楽しみいただけます。お年寄りやお子様など体力に自信の無い方でも、園内に売店や休憩所(6カ所)が設けられているため、ゆっくりと園内を見てまわれます。
所在地: 兵庫県宍粟市山崎町高所621
開園期間: 4/1~5/31 水仙・ツツジ・石楠花
      6/1~6/30 花菖蒲
営業時間: 9:00~18:00(最終入場17:00まで)
入園料: シャクナゲ園:おとな¥500、こども¥250
     花菖蒲園:おとな¥800、こども¥400
(出典:播州山崎花菖蒲園の三つ折りパンフレット)
 
 
下のリンクをクリックすると、Googleマップが開いて播州山崎花菖蒲園の位置が表示されます。
 
花菖蒲園の駐車場は複数あるようですが、入口に近い駐車場に十分な余裕があったので、警備員さんにそちらへ誘導されました。
 
 
▲花菖蒲園の駐車場
 
未舗装の駐車場に車を止め、入口で大人一人¥800を支払い、チケットを受け取って園内へ。
 
ここでは提携企業のカード類を持っていると、入園料が1割引になる制度があります。
提携カードの種類がかなり多いです(JAFの会員証や神姫バスのNiCoPa等)。何かカードをお持ちの場合は、とりあえず一式持ってくれば良いと思います。
 
もう花菖蒲の時期は終わってしまったようで、花が少なくなっているとのことでした。そのお詫びのためか、本日の見学者は、帰り際に一人一本まで、花菖蒲の苗を自由に持ち帰れるようになっていました。
 
 
▲花菖蒲園の入口(左側の建物。右は出口を兼ねた売店)
 
入口を入ったらアスファルトの坂道を下ると、すぐに視界が開け、花菖蒲が植えられた谷間が現れます。
 
 
▲入口近くから見下ろした花菖蒲園園内の様子
 
確かに花は少ないですが、場所によってはそこそこ残っていますし、見学者の数がさほど多くないこともあって、のんびりと過ごすことが出来ました。
 
山の上から見る雄大な景色にはかないませんが、目の前に広がるのどかな花畑の風景もいいものです。
 
 
▲花菖蒲園の様子
 
木陰の岩に腰掛けてコンビニおにぎりと売店のカレーコロッケを食べ、デザート代わりに売店のかき氷を頂いて満腹になりました。
 
腹ごなしにゆっくり園内を歩き、駐車場へ。
 
続いて同じ宍粟市内の波賀歴史伝承の家へ向かいました。
 
花菖蒲園を出たら揖保川を渡って国道29号線に入り、北上します。
20kmほど北へ進むと、千種へ抜ける国道429号線とつながる「斉木口」交差点があります。

これを直進してまもなく、「波賀市民局前」交差点を右折。正面の山の斜面に宝殿神社が見えますが、宝殿神社の下で二股に分かれている道路を右に進みます。
左手にグラウンドを見ながら坂道を上り、下り始めてすぐ右側に波賀公園の駐車場があるので、そこに駐車しました。
 
花菖蒲園からは約40分の距離。
 
 
▲波賀公園の駐車場
 
波賀歴史伝承の家は、駐車場から道を挟んだ向かい側にあります。
 
 
▲波賀歴史伝承の家
 
施設名称: 波賀歴史伝承の家
所在地: 兵庫県宍粟市波賀町上野2-99
開館時間: 9:00~17:00
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・祝日・年末年始
 
 
以下のリンクをクリックすると、Googleマップが開いて波賀歴史伝承の家の位置が表示されます。
 
築300年以上の古民家の中に、古い家具や生活用品が展示されています。
特に詳しい解説パネルがあるわけでもないですが、古民家の雰囲気がたまりません。
 
壁に掛かっている電話機も、私にとっては漫画でしか見たことの無いタイプ(パノラマに写っています)。
 
 
▲波賀歴史伝承の家の内部(客間周辺)の様子
 
 
▲波賀歴史伝承の家の内部(囲炉裏周辺)の様子
 
 
▲屋根の構造(見やすくするためにライトアップされていた)
 
下に全天球パノラマを掲載します。
 
波賀歴史伝承の家で撮影した全天球パノラマ(撮影日:2014年6月29日)

https://shimiken1206.sakura.ne.jp/panorama/shiso20140629/virtualtour.html
 
パノラマ画像内左上のリストから、客間、土間、縁側の3か所のパノラマを切り替えて表示できます。
 
風が通って涼しい縁側に座ってのどかな風景を楽しみ、帰路に就きました。