播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

簡単に使えるバリカン:メンズヘアーカッター ER-GC50

丸坊主だと髪の手入れが楽になるし、帽子をかぶったり、自転車用ヘルメットをかぶっても髪型を気にしなくてもかまわない等、色々と楽になるので、私は何年か前から丸坊主にしています。
 
特に山歩きの際は頭が蒸れる感じが少なくなり、汗だくになってもタオルで一拭きでさっぱり。
汗で髪が額に貼り付くことも無く、蜘蛛の巣を頭で突き破っても頭をこすればすぐに蜘蛛の巣は取れます。
 
私にとっては何かと便利な坊主頭ですが、丸坊主にすると髪が伸びるのが非常に目立つため、数週間に1度は散髪しないと見苦しくなるという欠点もあります。
 
私は子供の頃から通っている散髪屋と、職場近くの散髪屋の2店舗を利用しており、どうせお金を使うならなじみのお店で使うのが良いと考えているので、格安の散髪屋には行っていません。
なじみのお店だと、散髪1回の費用は1,500~2,500円。1回当たりの金額はたいしたことがなくても、頻繁に行くと馬鹿になりません。
 
何とか出費を減らそうということで、自分で簡単に坊主頭の手入れができるバリカンを買ってみました。
 
これを買ったことで散髪屋さんに行かなくなったわけでもありません。
バリカンでは切れない産毛を剃ってもらったり、襟足やもみあげを整えてもらうために、1~2回自分で切った後は散髪屋さんに行き、その次の1~2回は自分で切るというサイクルになっています。
 
 
▲パッケージ
 
製品名: メンズヘアーカッター ER-GC50
メーカー: パナソニック株式会社(日本)
寸法: 高さ18.5×幅5×奥行4.8cm
重量: 約190g
電源: 8時間充電・交流式
動作時間: フル充電で約40分
生産国: 中国
定価: オープンプライス
購入価格: 失念(5,000円台)
購入先: ケーズデンキ姫路東店
 
以上、数値はすべてカタログ値です。
 
パッケージには、バリカン本体と髪の長さを調整するためのアタッチメントが2つ(1つは本体に取り付け済み)、充電用ACアダプタ、手入れ用ブラシとオイル、そして説明書が入っています。
 
 
▲パッケージ内容
 
充電用の端子は、本体下端についています。
水洗いが出来る製品ですが、特に防水性を考慮したような形状にはなっていません。
 
(注意)交流式なので、バッテリーが切れてもコンセントにACアダプタをつないで使用できますが、その場合は感電・漏電・ショートの危険があるので、浴室等では使用できません。
 
 
▲充電用端子
 
使い方は簡単で、大きなダイヤルを回して残したい髪の長さを設定し(1mmから25mmまで、1mm刻みで調整可能。ただし、設定したい髪の長さに応じてアタッチメントを付け替える必要はある)、スイッチを入れて頭の周囲からてっぺんに向かってバリカンを滑らせるだけ。
 
動作音は静かで、音が反響しやすい浴室内でも全くうるさくありません。
 
 
▲大きなダイヤルで髪の長さを設定する
 
ダイヤルを回すとバリカンの先にあるアタッチメントがスライドし、刃と頭の間のすき間が調整される仕組みになっているため、誤って切りすぎたり、刃が頭に当たって痛い思いをする心配はありません。
 
後頭部の髪を切るときは、鏡にも写らないので、いつも適当にバリカンを動かしていますが、髪が刃に挟まって痛いとか、バリカンの尖った部分が頭に当たって痛いということは全くなく、初めて使ったときは「こんなに簡単にできるのか」と感動しました。
 
 
▲アタッチメントを横から見た様子
 
私の場合は、休日、入浴する際にこのバリカンを使っています。
髪が濡れていると上手く切れないため、浴室内の湿度が低い一番風呂のタイミングで、風呂場に入ってすぐに髪を切ります。
 
ある程度全体を切ったら、乾いた手で髪を触って切り残しがないかを確認し、あればその部分にバリカンを数回往復させます。
これを何度か繰り返せば、きれいな坊主頭の出来上がり。

シャワーで全身の毛くずを流し、入浴します。
 
慣れるまでは、鏡がないと難しいかも知れません。
 
ここで注意点を一つ。
私は散髪が終わってバリカンのスイッチを切ると、ダイヤルを元の位置(1mm)に戻すクセがついています。そのため、「さて、毛くずを流して体を洗おう」と思ってバリカンを置いた後に切り残しを見つけた時、ダイヤルを確認せずにそのままスイッチを入れて髪を切ってしまうという失敗を何度かやらかしました。
 
使用中にダイヤルが勝手に回って長さが変わる可能性は低いですが、一旦電源を切ってから再び髪を切るときは、念のためダイヤルを確認することをお勧めします。
 
風呂から上がったら、バリカンの手入れを行いましょう。
まずはアタッチメントをはずし、アタッチメント自体と本体の外側についた毛くずをブラシで落とします。
 
 
▲アタッチメントを外した状態
 
続いて刃を取り外します。ロック機構はないので、刃先を押すだけで刃は取れるようになっています。
 
 
▲刃を取り外した状態
 
刃だけで無く本体内にも大量の毛くずが入り込んでいるので、ブラシで丹念に毛くずを取り除いてやらないといけません。
 
最後は刃にオイルを何滴かたらしてから元通りに組み立てます。
 
水洗いが出来る製品ですが、私はブラシで毛くずを取って注油しているだけで、それ以上の手入れはしたことがありません。
 
何も考えなくても、アタッチメントの形に合わせてバリカンを頭に当てるだけで、一定の長さを残して綺麗に髪を切れるのは非常に便利。

バリカンの手入れもそれほど面倒では無く、10分もかかりません。
 
(私は髭を伸ばしていないので関係ありませんが)髪だけでなく髭のスタイリングにも使えるそうです。
 
値段も安いし、使いやすいし、自分で坊主頭のメンテナンスをするのが初めての方にはおすすめできる製品だと思います。