播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

第33回 殿のグルメ対談(M's cocox老松酒造)

本日は第33回 殿のグルメ対談に参加してきました。

9月の第32回対談は仕事の都合で行けませんでしたが、今日は日曜なので問題ないと思っていつも通り19:30を目標に会場に着いたら、開始時間がいつもよりも1時間早いということで、肝心の対談はほぼ終わっていました。。。
 
 日程 2013年10月27日(日)
 時間 18:30~20:30
 場所 納屋工房(姫路市本町68番地 大手前第一ビル4階)
 参加費 一人¥1,580
 
今回の対談ゲストは、JR宝殿駅前でカフェ&Bar M's cocoを経営されているミキマキさんと、宍粟市の酒蔵「老松酒造」の専務(社長の奥様)。
 
対談は聞けませんでしたが、M's cocoさんは時々仕事帰りに寄らせてもらっていますし、老松酒造さんは対談に2度目の登場。しかも、今年の5月に偶然蔵開きに遭遇した(

https://dfm92431.hatenablog.jp/entry/2013/05/03/224653)ご縁があります。

 
対談の内容は聞いていないので書けませんが、私が知っている範囲でお店の紹介をしておきます。
 
M's cocoさんはJR宝殿駅の北側へ出て西へ徒歩2分の場所(兵庫県高砂市神爪1-14-33)にあり、昨年9月にオープンして先月1周年を迎えたお店。
 
以前このブログで紹介した宝殿駅前のケーキ屋さん「パティスリー ラビ」さん(https://dfm92431.hatenablog.jp/entry/2012/09/23/202418)の少し西側です。
 
M's cocoさんの食べログページ:http://tabelog.com/hyogo/A2804/A280402/28035994/
M's cocoさんのFacebookページ:https://www.facebook.com/mscoco0925
 
入ってすぐ右には4人掛けテーブル席、右奥には4人掛けのソファー席があって、左側にはミキマキさんとおしゃべりができるカウンターがあります。
 
落ち着けるし料理が美味しいので時々寄らせてもらっていますが、店内が落ち着けるのは、少し照明を落としているから。一人で静かに、あるいはミキマキさんとおしゃべりをしたり、少人数でゆっくり楽しめる雰囲気です。
 
バーですが、食べ物が比較的充実しているので、飲むだけではなくて晩ご飯を食べるお店として私は行かせてもらってます。
 
おつまみ的なメニューの他にパスタやピザ、前菜の盛り合わせがありますし、本日の対談後のQ&Aコーナーで知ったのですが、可能な範囲でリクエストにも応えて頂けるそうです。
 
食べ物も美味しいですが、デザートがまたいいんです。
個人的には、ここのパフェが好物。食事とお酒を頂いた後、私はパフェを食べます(私はお酒も辛い食べ物も甘い食べ物もいけるんです)。
 
続いて老松酒造さんですが、こちらは創業245年、現在の社長さんが11代目という老舗の酒蔵。
社長さんは寡黙な方ですが、一方奥様(専務)は明るくて元気でおしゃべり好き。結婚前には日本酒なんて飲まなかったのに、酒蔵に嫁いで日本酒の良さに惹かれて熱燗好きになってしまったそうです。
 
こんな対談ゲストが提供してくれる試食・試飲メニューは、以下の品々。
 
M's cocoさん
・特製チーズを乗せたクラッカー
・生カボチャが入ったサラダ
・手作りソーセージ
・豆乳のスープ
 
老松酒造さん
・古酒「善次郎」(5年もの)
・熱燗のお酒(商品名を失念)
 
対談には間に合いませんでしたが、試食・試飲にはちょうど良いタイミングでの到着でした。
 
まずはM's cocoさん提供のクラッカーをあてに、老松酒造さんの古酒「善次郎」を冷やで頂きます。
 
 
▲クラッカーと古酒「善次郎」
 
古酒「善次郎」について
アルコール分:
 18度
原材料: 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
日本酒度: -1
酸度: 1.6
貯蔵年数: 5年
精米歩合: 70%
 
クラッカーに乗っているのは単なるチーズではありません。
わさび醤油やにんにく醤油、ブルーベリー、ナッツ、味噌などが混ぜ込んであって、単に濃厚なチーズの味がするのではなく、お皿毎に違う味が楽しめます。
 
古酒「善次郎」が日本酒らしくない味わいなので、チーズが違和感なく合ってお酒はぐいぐい飲んでしまいますし、クラッカーにもついつい手が伸びてしまいます。
 
続いて出てきたのは、M's cocoさんのサラダ。それも生カボチャ入り。
カボチャは生で食べられるものだという認識はありませんでしたが、食べてみると案外美味しい。薄く切ってあるので、野菜チップスのような感じでシャクシャクという歯ごたえが楽しめます。
 
 
▲生カボチャ入りサラダ
 
次々に食べ物が登場しますが、今度はソーセージ。しかも手作り!
 
 
▲手作りソーセージ
 
鶏肉で出来ているそうですが、こんなものまで手作りされているとは。
美味しいので、あっという間にお皿から消えてしまいました。
 
豆乳で作った野菜スープで試食メニューは終了。
 
 
▲野菜スープ
 
甘くて野菜は柔らかいし、体が温まります。野菜嫌いの子供でも、これならいけるでしょうね。
 
試食の後半では、M's cocoさんの試食メニューをつまみながら、老松酒造の専務が温めた熱燗のお酒(商品名は失念)を何杯も頂いてしまいました。
 
専務は厨房でお酒を燗しながら、温まり具合を見るためにちょっとやそっとではないくらいお酒を飲んだらしく、試食前よりずっと元気になっていました。
 
熱燗になっていたお酒は、商品名は分かりませんでしたが、熱燗特有の、口元におちょこを持ってきたときの「うっ」となる匂いが少ない美味しいお酒でした。
 
19:30~20:30まで試食と試飲が続きました。
 
 
▲試食・試飲の様子
 
20:35
グルメ対談参加者がゲストの2人に質問をするQ&Aコーナーが始まりました。
 
M's cocoさんへの質問

質問1 お店に日本酒は置いてもらえますか?
回答1 はい。
 
質問2 裏メニューはありますか?
回答2 日によって違いますが、おでんがある場合もあります。裏メニューというより、リクエストがあれば、可能な範囲で対応します。メニューにはありませんが、焼きめしを注文されたこともあります。
 
質問3 生のカボチャを出されていましたが、どこで仕入れられたものですか?
回答3 ヤマダストアです(笑)
 
質問4 スープの野菜が非常に柔らかかったですが、よほど長時間煮込んでいますか?
回答4 うちは圧力鍋を活用して、短時間で調理しています。
 
 
▲Q&Aコーナーの様子(左は老松酒造の専務、右はM's cocoのミキマキさん)
 
老松酒造さんへの質問

質問1 熱燗向きのお酒はどのようなもの?
回答1 本醸造や上撰のお酒がおすすめです。純米吟醸は向いていません。燗酒は体に良いですし、昔は侍の楽しみでもありました。この文化を是非守りたいです。
 
質問2 熱燗に合うおつまみは何がありますか?
回答2 (M's cocoさんが代わって回答)鶏の胸肉を塩麹で炊いたものは美味しいですよ。
 
質問3 日本酒好きの男性はうんちくが好きです。この善次郎についてのうんちくは何かありますか?
回答3 作り方に関しては企業秘密なので、ワインのようなお酒で、洋食に合うことくらいしか。。。
 (殿による補足)クセが無くて日本酒嫌いでも飲めます。このお酒は、古酒として飲むために作られたお酒です。
 
質問4 古酒を熱燗にしたら美味しいですか?
回答4 古酒はぬる燗くらいなら飲めると思います。熱燗はお勧めしません。
 
質問5 特定の地域で商品を広めるためのアドバイスを下さい。
回答5 営業力だけでは商品が1度売れておしまい。商品力が必要です。商品力があれば、繰り返し買ってもらえます。ただ、商品を知ってもらうためには、営業力も必要になります。商売で「大事なモノ」とは何か、買った人に幸せを感じてもらえるようにするにはどうすれば良いかを考えて下さい。
 (殿による補足)営業力というより人柄。「この人から買いたい」と思われるように努力しないといけない。商品が気に入られれば、その後もリピートしてもらえる。
 
老松酒造さんのお話 日本酒には人と人のつながりを強める力があります。日本酒を飲めるお店では、お客さん同士が気軽に仲良くなったりできるでしょう?そんな日本酒の良さを多くの人に広めたいです。
  ちなみに、老松酒造のお酒は、基本的に宍粟市内で売られていますが、姫路だと駅前のPioleでも売られています。
 
21:25
グルメ対談が終了しました。