播磨の山々

兵庫県姫路市周辺の山歩きと山道具の紹介をしています。2019年5月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。

姫路市香寺町でホタル見物

今日は周囲から「個人的に」依頼されている仕事を片付けていますが、それだけで一日が終わりつつあります。
土曜の昼間は大抵出かけられないし、山道具の記事のストックもないので、昨日もブログを更新していません。
 
この週末だけ更新なしというのも寂しいので、昨日の夜に出かけたホタル見物の写真を今週の更新にします。
 
場所は姫路市香寺町須加院(すかいん)の須加院川。
 
ホタルで有名な場所らしく、川沿いはあちこちに車が止まっていて、真っ暗な中を歩いている人がたくさんいました。
 
私はライト好きなのでライトを色々と持っていますが、ホタル見物の場でライトなんか点灯させるとホタルを驚かせてしまいますし、長時間露光でホタルの写真を撮っている人たちの写真が台無しになってしまいます。というわけで、ライトは車の周囲で使うためだけに用意し、移動中は闇に慣れた肉眼と暗視装置(今年初めての活躍)で安全を確保。
 
あらかじめインターネットで蛍の撮り方なるものを調べて、明るいうちから撮影ポイントを決めてピント合わせもしていましたが、人が集まってくるにつれて私のいた場所が撮影に不適とわかり、人がいない場所へ移動。
すでに暗くなっていたのでピント合わせができませんでした。
 
で、なんとか撮れた写真がこちら。
 
 
▲田川神社近くで撮影したホタルの写真(F1.8、15秒、ISO1000で10枚撮影し、Photoshopの「比較(明)」で合成)
 
上の写真は15秒間シャッターを開けて写した写真を10枚重ねたもの、つまり、2分半の間にこの場所で光ったホタルの光がすべて1枚に納まっているというわけです。一度にこれだけのホタルが飛び回っているわけではないので、ご了承下さい。
 
ホタル見物をしている人たちは、マナーを守ってほぼ全員ライトも何も持たずに見物していますが、中には(数えるほどしかいませんでしたが)、思いっきりライトで河原を照らすカップルや、コンデジのフラッシュを光らせる人もいました。これはホタルどころか人間の方もびっくりしますよ(ライトもフラッシュも私の顔の真横で光らされたので、強烈でした)。
 
スマホや携帯のカメラ、コンデジではホタルを写真に収めるのはほとんど不可能と分かっているためか、一部のカメラ好き以外の方は、スマホも何も持たず、純粋にホタルの光を楽しんでいる様子でしたし、子供がホタルを捕まえて父親に怒られたりといった、ほほえましい光景もありました。
 
何とかホタルの光る様子を動画に撮りたかったんですが、ビデオカメラのスイッチを入れると、カバーは開いているのに「レンズカバーが閉まっています」と表示されてしまうほどの暗さなので、何にも撮れません。
 
暗視装置にアダプターを付けてビデオカメラで撮れば良かったのかも知れませんが、そこまで頭が回らず、アダプタは家に置いたままでした。
 
次に見に行く機会があれば、ホタルの動画撮影(暗視装置越し)に挑戦してみます。