先日休日出勤をしたので、平日に振替休日をとり、2013年4月26日にグランドオープンした大阪のグランフロントに行ってきました。
大半の人は買い物や食事でグランフロントを楽しむのでしょうが、服などに全く興味がない私の目的は、科学館のような展示がされているThe Lab.の見学と、iPhone・iPad関連商品を扱っているAppBank Storeに行くことだけ。
とにかくすごい人だと聞いていたので、休日に出かけるのは無謀だと考え、平日の朝一番に行くことにしたのです。
さすがに午前10時過ぎでは人が少なく、お目当てのナレッジキャピタルにある「The Lab.(ザ・ラボ)」をゆっくり見学出来ました。
グランフロントはJR大阪駅のすぐ北にあり、2階の渡り廊下で南館が大阪駅とつながっています。
建物は大きく分けて北館と南館があり、私が見たいと思っていたThe Lab.は北館の地下1階~地上3階にあります。
建物は大きく分けて北館と南館があり、私が見たいと思っていたThe Lab.は北館の地下1階~地上3階にあります。
大規模な建物は中に入ると迷ってしまうので、JR大阪駅から道路に出て北へ行き、目的の北館へ入ることにしました。
1階のThe Lab.はカフェ。
2階と3階が最新技術の展示(無料)、地下1階が「THE世界一展」と題した特設展示(有料。大人一人¥1,300)です。
2階と3階が最新技術の展示(無料)、地下1階が「THE世界一展」と題した特設展示(有料。大人一人¥1,300)です。
THE世界一展は11時からと看板に書かれていたので、まず2階と3階の展示を見に行くことに。
写真を何枚か撮りましたが、どれがどこの展示が記憶に残っていないので、写真と展示内容だけをいくつか紹介しておきます。
これは2階の展示だったと思いますが、入ってすぐ目に付いたのが真っ赤なスポーツカー。
ただ置いてあるだけですが、格好いいのでじろじろといろんな角度から見てしまいました。
ただ置いてあるだけですが、格好いいのでじろじろといろんな角度から見てしまいました。
▲グリーンロードモータース株式会社によるトミーカイラZZの電気自動車展示
デアゴスティーニ・ジャパンが発行する「週刊『ロビ』」で有名になったロビを作った会社、ヴイストン株式会社の展示ブースもありました。
ロビやかつて日清のキャンペーンでプレゼントとして使われたカップヌードル型のロボット、2万円で買える恐竜型ロボット(下の写真で右下に写っています)などが並んでいて、この恐竜型ロボット「PLEO」は実際に動いているものを自由に触れます。
PLEOは放っておくと一人でウロウロし、撫でてやると本物の犬や猫のように喜びます(気持ちよさそうな動きをする)。周囲の環境などによって性格が変化していくそうですが、こんなロボットがわずか2万円で買えるとは。。。
▲ヴイストン株式会社の展示ブース
凸版印刷の展示ブースでは、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」をテーマにした展示をしていました。
絵を元に女性の体型やテーブルの形状を分析し、部屋の中の様子を3Dプリンタで再現した模型を展示したり、室内を3Dで再現した映像をぐるぐる回しながら、いろんな視点で自由に見ることが出来るようにもなっていました。
その展示で使われていて面白かったのが3Dマウス。
「SpaceNavigator」と思われる製品で、展示内容がどうこうというより、このマウスの楽しさにはまってしまいました。
「SpaceNavigator」と思われる製品で、展示内容がどうこうというより、このマウスの楽しさにはまってしまいました。
他にも、桂米朝さんのアンドロイドがあったり(撮影禁止)、雨が傘に当たる感覚を疑似体験できる展示や、ロボットアーム、カメラに写った自分の姿に仮想の服の画像を重ねて試着できる(自分が動くと、ディスプレイに写っている服の画像データも変形して動きに追随する)機械などなど、興味深い展示がたくさん。
最後に見たのが、是非見たいと思っていた裸眼3Dディスプレイ。
これには感動しました。見に来たかいがありました。
これには感動しました。見に来たかいがありました。
このディスプレイは大がかりな仕組みが必要なので、The Lab.内ではなく、3階だったかな、The Lab.を出て右に進んだ突き当たり右側にありました。
▲情報通信研究機構(NICT)の裸眼3Dディスプレイ
どんなものかは、下のYouTube動画(私が撮影したものではありません)をご覧下さい。
静止画でしか立体投影できませんが、それでもすごい。
一通り見終わると11時を過ぎていたので、地下のTHE世界一展会場へ。
入場券は券売機で購入します。
入場券は券売機で購入します。
The Lab.もTHE世界一展も、「写真撮影禁止」「動画撮影禁止」などと表示があるもの以外は、基本的に撮影が可能です。
こちらは日本が世界に誇る技術の展示ということで、初期の電化製品や織物、電子部品、自動車関係の展示です。
黒四ダムの建設やハイブリッドカーのエンジンなど確かにすごい技術だというのは分かるのですが、私が個人的に感動したのは、外径1.5mmのボールベアリングや、ホコリにしか見えないサイズのバネの展示です。
現物の前にルーペが置いてあり、その精緻さを直に感じられます。
その後AppBank Storeに寄ってiPad miniのケースを買いましたが、この時点で12時頃。
グランフロントの中へは続々と人が入ってきて、レストラン街には行列。大阪駅とつながっている橋や出入り口はラッシュアワーの駅のような状態。平日でもこれだと、休日は恐ろしいことになっていそうです。
のんびりと楽しみたい方は、朝一で出かけることをお勧めします。